女子大生・小野ミユキが誘拐された。犯人の指示で、父親の敬介が身代金二億円を携えて上野発のカシオペアに乗り込んだ。

能登の古墳で若い女性の惨殺死体が発見された。

片山津温泉の旅館で東京のカメラマン、湯浅が射殺体で発見された。

新庄行き山形新幹線のグリーン車に幾度も乗車する美女。彼女はなぜか毎回違う男と一緒だった。

警視庁に次々と送りつけられる白骨。

代議士をめった刺しにした男が出所した。12年間動機について黙秘を貫いた男が向かったのは故郷・会津若松。

「タスケテ トウキョウ ウミノソバ ナオミ」―お台場の海で見つかった謎の手紙。同じ頃、連続射殺事件が発生する。

沖縄で起きた写真家殺害事件を捜査する十津川警部。失踪した女友達の行方を追うカメラマンの田村。

犯人一人あたり二百万円を強奪する、妙な事件が連続した。十津川は、若い男女七人のグループ「ロマンの残党」の存在をつかむ。

都内で陰惨な連続殺人事件が発生。

「祇園祭を爆破する」―。手紙は十津川警部を陥れる罠だった。

高校時代の友人で画家の本山に誘われて熱海を訪れた十津川。

十津川警部は田中啓子から夫・伸彦の葬儀参列への招請を受け、仙台へ向かった。

殺人罪で六年の刑期を終えた小早川が出所し、熱海の町に帰ってきた。小早川の出所により、平穏な温泉町に緊張が走る。

部下の田中刑事が十津川警部に突如辞表を提出、失踪した。

焼き鳥店の二階で、鬼の面をつけ、なまはげの扮装をした死体が発見された!店主の野田かと思われたが、別人と判明。

十津川警部宛に届いた一通の手紙。差出人は井岡さつきという女性。

北海道、東北、山陰と舞台を変えて、“望郷の殺人者”を追う十津川警部班の捜査行に終わりはない。

一年間で使ってこい――有名アパレル企業社長の父親から一億円を渡され、京都へ人間修業に来た平松青年。

警視庁捜査一課のベテラン刑事、木村は定年を機に故郷の小樽へ帰郷するという。

昭和19年の夏、海軍の関谷中佐は密命を帯びてヨーロッパに渡った。しかし協力者の駐在武官矢部は、謎の死を遂げていた。

新宿23時09分発新潟行き快速「ムーンライトえちご」。

湘南に住む30代でエリート五人の男たちに、一夜同棲契約という奇妙な提案をする女性、小早川恵が現れた。

韓国新幹線「KTX」を舞台にした、日本側特使の「暗殺計画」を阻止するために、十津川と亀井は、韓国に飛んだ。

胸に刺さったサバイバルナイフと死体の顔に描かれた赤い小さな二重丸。

平成元年、和倉温泉往きお座敷列車で若い女が不審死した。

作家・鳥部林太郎は、行方不明になった知人の手がかりを求めて、好事家として名高い桐嶋男爵の邸を訪れる。

田舎屋敷で催し物として犯人探しゲームが行なわれることになった。

ハロウィーンの夜、少女が殺された。彼女は死の直前、殺人を見たことがあると嘯いていた。

甥のレイモンドを筆頭に、前警視総監や画家などさまざまな職業の人々がミス・マープルの家に集っていた。

その朝、新聞の広告欄を目にした町の人々は驚きの声を上げた。「殺人お知らせ申しあげます。

ロンドン発の列車の座席でふと目をさましたミセス・マギリカディは窓から見えた風景に、あっと驚いた。

穏やかなセント・メアリ・ミードの村にも、都会化の波が押し寄せてきた。新興住宅が作られ、新しい住人がやってくる。

転地療養のため西インド諸島を訪れたマープル。一週間は何事もなく穏やかに過ぎていった。

マープルは、かつてともに事件を解決した富豪の死を知る。

お金をもうけよう―ひさかたぶりに再会した幼なじみのトミーとタペンスは、青年冒険家商会なるものをつくった。

【オールタイム不可能犯罪ミステリ・ランキング第1位! 】 ロンドンの町に静かに雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを、コートと帽子で身を包み、仮面をつけた長身の謎の男が訪れる。

小さな町の菓子店で、何者かが商品に毒入りチョコレート・ボンボンを混入させ、死者が出るという惨事が発生した。

《名作ミステリ新訳プロジェクト》空襲が迫る1940年の英国。若き歴史学者は、スコットランドの妖気漂う古城ヘ旅立った。

パリの蝋人形館に消えた令嬢、そして発見された死体。

広大な敷地を所有するデスパード家の当主が急死。その夜、当主の寝室で目撃されたのは古風な衣装をまとった婦人の姿だった。

曰く付きの屋敷で夜を明かすことにした私が蝋燭の灯りで古の手紙を読み不気味な雰囲気に浸っていた時、突如鳴り響いた鐘―それが事件の幕開けだった。

ロンドン近郊の由緒ある屋敷〈白い僧院〉でハリウッドの人気女優マーシャ・テイトが殺害された。

女性作家マイナが催した、読心術師ペニイクを囲んでの夕食会。

処女作がいきなり大当たりしたモニカ・スタントンは、ロンドン近郊の撮影所へやってきた。

第二次大戦初期、エドワーディック号は英国の某港へ軍需品を輸送すべくニューヨークの埠頭に碇泊していた。

夫が殺人者であると知った若妻ヴィッキー。居候を決め込んでいる叔父もその件を嗅ぎつけた。

数学の教授だったアレックは六十、年の離れた妻リタと村はずれで平穏に暮らしていたが、バリーという若造の出現で状況は一変する。

第二次世界大戦下、連日空襲の脅威にさらされているロンドン。

密室で射殺された元判事の死体の傍らには、拳銃を握りしめた青年がたたずんでいた。

ブロードウェイで男たちを手玉に取りつづけてきた、カナリアというあだ名の美しいもと女優が、密室で無残に殺害される。

【創立70周年記念新訳出版】 ミステリ史に燦然と輝く 必読の名作が新訳で登場! グリーン一族を襲う惨劇に 探偵ファイロ・ヴァンスが挑む 【名作ミステリ新訳プロジェクト】発展を続けるニューヨークに孤絶して建つ、古色蒼然たるグリーン屋敷。

コック・ロビンを殺したのはたあれ。

劇的な出会いを果たしたハリエットとピーター卿はようやく結婚にこぎつけた。

犯罪王モリアーティ教授の組織にいる人物から届いた、暗号手紙。

新聞記者のぼく、マローンは取材で風変わりな動物学者のチャレンジャー教授と知りあった。

あのコナン・ドイルがのこした重大なるメッセージとは何か?科学的で、明快な心霊学入門書。

弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。

〈黒後家蜘蛛の会〉の会員たちは、毎月〈ミラノ・レストラン〉での晩餐会を楽しんでいた。

〈黒後家蜘蛛の会〉のお楽しみ――それは知性あふれる6名の会員たちによる丁々発止の会話、毎回のゲストが提供する謎かけの数々、そしてその難問を見事に解決する給仕ヘンリーの名推理である。

まずは美食と談論、そして推理合戦。

〈黒後家蜘蛛の会〉での謎解きの宵は、名給仕にして名探偵であるヘンリーのもてなしさながら、読む者に心地よいひと時をもたらす。

新聞記者のクィラランは、女性資産家の招待で、初めてピカックスを訪れた。

賞をとれるような面白い特集記事はないものか―思いついたのは、麻薬中毒者たちがたむろする街ジャンクタウンの取材だった。

花形事件記者が何の因果で美術記事など書くはめになったのか。しかも今度はインテリア雑誌の編集ときた。

どんな事件が起きても不思議はない険悪な空気が町に充満していた。

きっかけはマウス・ハウスでひらかれたディナー・パーティーだった。

ソ連のとある村が、軍隊によって焼は払われ、住人は収容所に入れられたという。英国情報局のカーク将軍が調査に乗り出す。

2年前に失踪して以来、行方の知れなかった女子高生バレリーから、両親に手紙が届いた。

教会の礼拝の最中に信者が刺殺され、つづいて礼拝をとりおこなった牧師も謎の死を遂げた。

モース警部がジェリコ街に住む女アンに出会ったのは、あるパーティの席上だった。

河からあがった死体の状態はあまりにひどかった。両手両足ばかりか首まで切断されていたのだ。

モース主任警部は不摂生がたたって入院生活を余儀なくされることになった。

病気療養中のモース主任警部のもとを上司のストレンジ主任警視が訪れ、一年前に起きた未解決事件の捜査を依頼してきた。

第四作品集に至っても、未だ驚異的なクオリティーを保ちつ<ブラウン神父>シリーズ。

美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。

資産家の人知れぬ楽しみが、取り返しのつかない悲劇を招く表題作。

犯人当てゲーム“トロピカル・ミステリー・ナイト”に参加するため、南の島のリゾートホテルを訪れた臨床犯罪学者・火村英生と推理作家・有栖川有栖。

「NIGHT PROWLER(夜、うろつく者)」と記された小さな紙片を、口の中に押し込まれ、次々と殺害される若い女。

旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。

劇団の看板女優・清水伶奈がストーキングされているという。

犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。

幻想を愛し、奇行で知られたシュール、リアリズムの巨人―サルバドール・ダリ。

町に須黒魔術団がやってきた。

「君がどういう理由で金を欲しがっているのか、私は知らない。知る必要もない。

夕暮れの薄闇が下りてくる黄昏の頃には、災いや魔物がこの世に現れるという。

鋼は、心の痛みを抱えながら、愛犬・ステラとともにひっそりとオルゴールを修復する日々を送っていた―ある女性と出会うまでは。

名古屋に暮らす高校生・甘栗晃は、突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることに。

倒産寸前の零細代理店・ユニバーサル広告社に大仕事が舞いこんだ。

レンタル家族派遣業というけったいなビジネスを営む花菱家は、元は大衆演劇の役者一家。

大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。

過労死続出の職場を辞め、Uターンしたのが9年前。啓一は田園都市の市役所勤務。

“根拠なしポジティブ”の現代のフリーターと、昭和19年の「海の若鷲」にあこがれる軍国青年が時空を超えて入れかわった!それぞれの境遇に順応しつつも、ふたりはなんとか元の時代に戻ろうとするが…。

牧村伸郎、43歳。元銀行員にして現在、タクシー運転手。

失業中サラリーマンの恵太が引っ越した先は、家賃3万3千円の超お得な格安アパート。

生まれてすぐに家族になるわけじゃない。一緒にいるから、家族になるのだ。

「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。

最新ロボットの研究者であり野心家の末永拓也は、勤務先の創業者令嬢・星子との結婚を目論んでいた。