龍神池の小さな死体
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龍神池の小さな死体の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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梶龍雄さん初読了。母の遺した言葉「おまえの弟は殺されたんだよ」にショックを受けた主人公は弟が溺死した龍神池を訪れる。そこで不可解な事件に巻き込まれ……。物理トリック、中盤の佐川美緒によるアリバイ崩しと精緻な伏線回収、短いながらも濃厚な探偵小説でした。 | ||||
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全然驚愕ではない。 | ||||
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戦時疎開中の弟の事故死の謎。解明すべく飛び込んだ村に謎めいた状況で閉じ込められるミッドサマー的展開の前中盤までは楽しめる。伏線の張り方は見事だが、解明パートがかなりくどい。事件と並行する(推理とは関わらない)コンクリートクラックの論文説明も不要では。最後の後味もあまり爽やかではない。 | ||||
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「リア王」方から読んだが、どちらもよかった。戦後の一時期ならではの状況を、巧みに織り込んだ傑作だ。龍神は、少ない登場人物をうまく配した構成と伏線が効いている。この作家は、青春の甘酸っぱさをからめると、持ち味がさらに倍化するようだが、そうした他の傑作が現時点では読めないのが残念だ。しかし、トクマの特選シリーズが、これから掘り起こしてくれるとのことなので、楽しみにしている。 | ||||
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40年以上前に読んだ本で、探していた物が見つかって感動さえしました。 | ||||
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戦争中の疎開先での弟の変死という過去の事件を、数十年後の現在の主人公が再調査する物語。過去と現在を行きつ戻りつするなかで浮かびあがる、人間模様、戦時中という特殊な時代背景、独自の因習に縛られた村社会、いずれも丹念にリアリティを持って描き込まれ、しっかりとした小説づくりがなされている。そこに大小様々なトリックを散りばめ、巧みな伏線を縦横に張りめぐらせ、ミステリとしても堅牢緻密な出来映えを示しており、読みごたえのある秀作に仕上がっている。ただ人間ドラマとしての終幕が、あまりに救われない後味の悪さを残したため、☆5つを付けるのをためらわせた。 | ||||
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