灰王家の怪人
- 集落ミステリ (51)
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とても綺麗な状態でした | ||||
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ミステリーという枠組みの中で許される非現実性を有効的に活用した一冊。人間性とか論理性とか現実性とかを重視したミステリーが好きな人には向かないですかね。 | ||||
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※※※ 真相に触れています ※※※ ・鳴女村の廃業した旅館「灰王館」の座敷牢で起きた十三年前のバラバラ密室殺人事件。自分の出生の謎を解くために灰王館を訪ねた主人公・鈴木慶四郎の前で再び惨劇が繰り返される。その上、密室殺人の謎を解いた主人公の親友である雪入までが殺されてしまい。 蜘蛛手シリーズとは別の独立したオリジナル作品。デビュー作「屍の命題」が良かったので、この作家さんの作品はすべて読んできています相変わらずのゴリゴリの本格系ミステリーで、その不可解で不気味な謎の多くは魅力的で先の展開が気になる内容。ただ、おどろおどろしい本格嗜好に拘りを感じるものの、正直回を重ねるごとに微妙な出来になっているのが残念。 今作も、真相や設定に無理や突っ込み所が散見されます。また意図的なのか、伏線の張り方や情報の出し方が親切(?)で、この手のミステリーが好きな読者なら、ある程度の真相がすぐに分かってしまうかも。私も序章の「両面宿難の鬼伝説」や主人公の記憶喪失と背中の大きな傷跡などから、座敷牢で殺害された隆一との関係や密室の謎に関してはだいたい分かってしまいましたし、主人公の「慶四郎」と探偵役の「雪入」の関係も思っていた通りのものでした。 他にも色々と突っ込み所が多く、隆一と秀臣が〇〇〇〇〇〇だったとしても、結果としてお互いが普通の一個人として独立して生きていけていたという事はさほど深刻な状態の〇〇ではなく、座敷牢などに閉じ込めずとも、もっと早くに手術をしていれば良かったはず(秘密裏に頼める医者もいたのだから)。まあそれを言ったら話になりませんが、やはりここは気になりました。 途中の「独白」は見事に引っ掛かりましたが、真相の後味の悪さにも好き嫌いが出るかも。 | ||||
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そもそもミステリーってのは、社会生活上あり得ないことを文章に認めているのだろうとは思うのでありますが、それにしてもこの作者のミステリはどれを取っても更に、あり得んだろう、と思わせられるものばかりであります。エラリー・クイーンとの関連性について語られることが巷間あるようですが、本作はプロット的にはその上を行っている感があると思う。 とはいえ、自分にとっては暴かれる事件がどれも凄惨過ぎるし、だいいち、くら~くなるような話の流れでありますので、☆3つと。 | ||||
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鮎川賞作家の門前氏の今のところの最新作で、以前の3作は共通の探偵キャラが登場していたが、今回は初の独立した長編であり、著者の専門フィールドである建築蘊蓄はなしの、屍の命題路線の王道本格推理路線である。 江戸川乱歩チックな雰囲気で、謎のたたみかけが抜群で一気に読ませる作品である。 事件の真相は気づく人は気づいてしまうような○○ネタだが、いまどきこれを堂々と使ってきたのはあっぱれである。 今までの建築師探偵が何故登場しないのかも、本書のネタ的には納得できるだろう。 | ||||
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