死の命題



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初公開日(参考)1997年08月
分類

長編小説

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死の命題

1997年08月31日 死の命題

雪に閉ざされた山荘にいた全員が死体となって発見された。この難事件に建築&探偵事務所を営む風変わりな男、蜘蛛手がいどむ、本格推理小説。 (「BOOK」データベースより)




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死の命題の総合評価:6.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(2pt)

「まぼろしの処女作」のままが良かったかな

私が読んだのはハードカバー「屍の命題」でした。それと中身が同じだという前提でのレビューです。
もし、両者が違う物であれば、このレビューは当てはまりませんのであしからず。
 作者の門前氏は、「建築屍材」で鮎川哲也賞を受賞された人だ。氏がかつてデビュー前に自費出版した
のがこの作品。但し、その時は「死の命題」というタイトルだったらしい。その某自費出版系の会社が倒
産したためになかなか入手できず、一時期、古書に大変な高値が付いていた。しばらく復刊できなかった
のはその会社との版権の問題などがあったからだろうか。
 とにかく、そうして待望されて復刊された一冊だ。いわゆる「館もの」「閉ざされた雪の山荘」という、
本格推理では王道とも言える題材を扱った作品。ここアマゾンのレビューも評価が高く、私も期待して読
み始めた。だが……。
 感想を一言で言うと、「読んで損した」。
 復刊したのだから、過去の作品にあった瑕疵や誤謬は修正を受けているはずなのだが、アカマツが広葉
樹とか、冒頭からいきなりミスがあって意気消沈した(文庫版では直っているかな?)。
 また、最初の殺人が起きるまでに紙数の約半分を使い切るなど、前半が退屈で仕方がない。新人賞に応
募したら間違いなく一次選考で落とされる典型的な書き方だ。事件が起きてからの展開もこれと言ったも
のがない。本格ものでは最も大事と言えるトリックも、極めてまれにしか起きない偶然性に頼っている。
切断後の死体の挙動なども過去に例があると言うが、この作品で書いているようなことは先ずあり得ない。
その他、事象の起きたタイミングも整理されてなくてわかりにくいし、それを後で論理的に説明されても、
「うん、なるほど、そうだったのか」とうなずけるものではない。
 鮎川賞の受賞で人気が出たための復刊、そして文庫化なのだろうが、読んでしまった今としては、復刊
せずにいた方が、「幻の処女作」、「伝説」として語り継がれて良かったのではないかと思う。
死の命題Amazon書評・レビュー:死の命題より
4797403454
No.1:
(4pt)

稚気あふれるトリック小説

 正直に言って、鮎川哲也賞を受賞した『建築屍材』を数段上回る。大小さまざまなトリックが惜しげもなく詰め込まれ、小説としての完成度は高くないかもしれないが、それを補って余りある熱意を感じる。
 この作品から受けたインパクトは、読んでからの時間がたつほどに強くなり、決して薄れることがない。
死の命題Amazon書評・レビュー:死の命題より
4797403454



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