窓辺の老人
- 老人 (21)
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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英国四代女流ミステリ作家のひとりマージェリー・アリンガムの、キャビオン氏の事件簿Ⅰと銘打った一冊です。古典を読むと内容はともかくとして、現代と余りにもかけ離れた環境や習慣などに | ||||
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内容的には良いのだが、もう一つのれない。 | ||||
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著者のマージェリー・アリンガムは、クリスティやセイヤーズなどと並び、イギリスの4大女流本格ミステリ作家と称されているが、最近まで日本ではあまり知られていなかったそうです。私も本書が初です。 「キャンピオン氏の事件簿(1)」ということで、シリーズものの1作目のようなのですが、読んでみたら短編集でした。「キャンピオン氏」が何者なのか、予備知識なしに読んだため、最初はかなりとっつきにくかった。読み終えても今一つわかりませんでした。 作風は、クリスティやセイヤーズや、コナン・ドイルなどをほうふつとさせる感じで、「古き良きイギリス」って感じです。ハラハラドキドキはなく、ひねりの聞いたユーモラスなトリックが多くて、登場人物も静かで上品、物語も淡々と進みます。落ち着いて読めます。 解説を読むと、シリーズものらしく登場人物のドラマもいろいろ展開があるようです。 こういうの好きなので、続巻も読むと思います。 | ||||
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好きな人も多いのだと思いますが、私には地味すぎて楽しめませんでした。 謎解きとしては謎に魅力が無く、サスペンスとしてははらはらする要素は無く、キャラクターものとしては人物に個性が感じられない、そんな感じでした。 古ぼけたりんごを食べたような読後感が残りました。 | ||||
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マージェリー・アリンガムによるキャンピオン氏ものの日本独自に編まれた短編集。 「ボーダーライン事件」「窓辺の老人」「懐かしの我が家」「怪盗<疑問符>」「未亡人」「行動の意味」「犬の日」の7篇+「我が友、キャンピオン氏」が収められている。 ちょっとしたウィットのある小気味よい作品が多い。トリックがずばぬけてすごいというのではないが、ひとひねりあり、満足できる。 「窓辺の老人」は老俳優の執念がすごい。 「怪盗<疑問符>」は意外な共通点に驚かされる。 「犬の日」はユーモア小説というべきものだが、ラストで思わずニヤリとさせられる。 | ||||
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英国四大女流ミステリ作家のひとりだそうです。 7つの作品が収録されています。他エッセイ1作品。 必ずしも殺人が起こるわけではなく、詐欺や泥棒などいろいろです。 そして私たちが考える古きよき英国が舞台。 紳士たちのクラブ、銀食器店、田舎のお屋敷。紳士淑女が登場します。 クリスティと並ぶかというと、うーん、かなり難しいと思います。 正直、これが四大女流作家の一人?という気がします。 古臭さを感じるだけで、それが魅力になっていない。 また作品中いくつかは結末の予想がついたりしました。 これは予想できなかったのですが、1作品目の結末はかなりがっくりきましたね。 悪い意味で予想が裏切られました。 ふと思い出しましたが、昔、日本人作家の作品で似たようなの読んだことがある気が。 (「新青年」とかの掲載作品のアンソロジーかな?あれってこれのパクリ?) これってユーモア小説ていうわけでもないですよね。 ちょっと軽めで、飄々とした主人公。 ジーヴスの事件簿みたいな感じで読み継がれているのかな? だとしてもあちらほどは笑えないし、魅力的でもないな。 クリスティの作品ってやっぱりすごいんだなと改めて実感できました。 | ||||
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