ホテル1222
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ノルウェーの人気シリーズ「ハンネ警部シリーズ」の第8作は、アガサ・クリスティへのオマージュとして書かれた「雪の山荘もの」である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シチュエーションとしては紛れもなく「雪の山荘」もので、これはもう期待して読みます。今さらながらこの難しいジャンルに手をだそうという姿勢に感心します。が、しかし、本書はこういったジャンルにおいて成功例として認めるかと問われるとう~ん、と唸ってしまいます。あ、個人的にはってことですが。まず冗長だと思います。もっと切り詰めてサスペンス感を盛り上げるべきでしょう。犯人は意外でもなく何となくそうだろうなと読んでいて感じてしまいます。クリスティに対してのリスペクトでしょうが、すこし幅を広げ過ぎたのではないでしょうか。それよりもこのページにある外部リンク、アンネ・ホルト/枇谷玲子訳『ホテル1222』ここだけのあとがきWebミステリーズ!の方がよほど楽しめます。こちらをクリックしてぜひご覧になってください。なるほど『スターウォーズ』のねえ・・・・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
吹雪の中、列車事故が発生。近くのホテルに避難したものの、そこで殺人事件が発生する。外はマイナス20度の猛吹雪。作者のクリスティに捧げる意気込みや、シチュエーションが最高!と思って購入したのですが、個人的には期待外れの内容でした。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作者 予想以上に面白かったので、デビュー作に遡って購入し始めました。状態は特に問題なし。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
クローズドサークル、アームチェアディテクティブ、北欧の要素があり楽しめます。 シリーズ最終話(恐らく)です。単発でこれだけを読んで、面白くないと判断されてしまうのは残念です。ポワロで言えばカーテンだけ読んでしまったような物です。勿論ポワロは別格です。アガサと比べられるのは酷です。 主人公はシリーズのはじめでは、若く美しく溌剌としていて歩けます。シリーズとしては、刑事ものです。 何よりの欠点はシリーズ8作中の3作が日本語訳されていないということです。そして、それは主人公の人生においてかなり大事なところです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雪に閉ざされたホテル、クリスティーへのオマージュということから、勝手に女史の名作と同じような雰囲気を持ったパズラー的な作品を連想してしまうのであるが左にあらず。では北欧らしいドラマ性重視の作品かというとこれまた中途半端。作者も主人公も終始カオス状態で終わってしまったのではと思われる。以下の点でこの作品は評価できない、 1.人好きのしない意固地な元警視の女性主人公が、事件を解決したいのか、関わりたくないのか終始曖昧で、読み手が作品の中に入っていけない。 2.幾つかの謎を提示しているが、はっきりと説明しないまま終わってしまった謎がある。本件とは関係ないという事で明確にはしなかったと思われるが、ではそもそもなぜ提示したのか作品の構成に疑問が生じる。 3.ノルウェー社会の多様性を意図したのか、登場人物たちは多様性に富んでいるが、それがストーリーに全く活かされていない。ただ雑多な集団という印象でしかない。 4.ドラマを重視している割には全ての登場人物達の描き込みが足りず、被害者、加害者の人物像もよくわからず、ドラマとしてもミステリーとしても中途半端でしかない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
設定はいいがこれは買わせるためのもので、ストーリがあるのは序盤だけ。読み進むにつれこれでは小説でなく散文じゃないかと感じ始めた。訳文も文章の区切り方や句読点の位置に違和感を覚える箇所もしばしばあって日本語として練れていない。時間のムダを感じ3分の2あたりで読むのをやめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アンネ・ホルトの作品は好きで、読んできたが、今回のはやや、まとまりがなかったと思う。大雪と吹雪で閉ざされたホテルの中で、進んでいくが、 別棟の最上階の大物はいったいなんだったのか?必要な設定だったのか? ハンネの登場も、いきなり車いすの上で、しかも、元警察勤務。えっ、いつやめたの??いつ下半身不随に? 反骨精神旺盛で、独断的に突っ込んでいくところは、かわってないけど、車いすの上からだけで、しかも閉ざされた空間の中で、犯人を追いつめ 探していくのは、少し無理があるかなあと思った。 車いす探偵や、窓際探偵など、推理するだけの探偵はたくさんいるが、ハンネはそんなタイプじゃないと思う。 巻頭にある「クリスティに捧げた最高傑作!」 には、ううん・・・。でした。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 9件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|