偽りの楽園



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    初公開日(参考)2015年08月
    分類

    長編小説

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    偽りの楽園(上) (新潮文庫)

    2015年08月28日 偽りの楽園(上) (新潮文庫)

    両親はスウェーデンで幸せな老後を送っていると思っていたダニエルに、父から電話がはいる。「お母さんは病気だ。精神病院に入院したが脱走した」。その直後、今度は母からの電話。「私は狂ってなんかいない。お父さんは悪事に手を染めているの。警察に連絡しないと」。両親のどちらを信じればいいのか途方に暮れるダニエル。そんな彼の前に、やがて様々な秘密、犯罪、陰謀が明らかに。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

    偽りの楽園の総合評価:6.45/10点レビュー 33件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全3件 1~3 1/1ページ
    No.3:
    (8pt)

    面白かった。

    この作家は好きです。

    わたろう
    0BCEGGR4
    No.2:
    (4pt)

    彼に「ファミリー」は求めない

    旧ソ連の殺伐とした小説から一転家族の小説でした。
    家族を題材にする小説は他にも沢山あるし(この小説よりも優れた作品は数多くあるし)
    彼には彼しか題材に出来ない小説を書いて欲しかった。

    彼自身、いま低調期なのかな~というのが、読後の(読んでる最中も度々感じはしたが)率直な感想です。

    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:
    (7pt)

    心理サスペンス愛好家にはオススメ

    レオ・デミトフ三部作で人気を確立したトム・ロブ・スミスの最新作。三部作とはガラッと変わって、アクション無し、政治的陰謀なしの徹底した心理サスペンス作品である。
    30歳を目前にしながら売れないガーデンデザイナーとして暮らすダニエルは、半年前に、スウェーデンの農場で老後を過ごすためイギリスでの生活をたたんで移住した両親とは徐々に疎遠になってきていた。そんなある日、父親が「お母さんは病気だ。精神病院から脱走した」と泣きながら電話してきたので驚愕した。さらに、今度は母親から「私は狂ってなんかいない。お父さんが言うことは全部嘘よ。お父さんは悪いことに加担している。警察に相談するためにロンドンに行く」という電話があった。正反対のことを告げる両親のどちらを信じればいいのか? ヒースロー空港を母を出迎えたダニエルは、思いもかけなかった話を聞かされる。しかも、母が取り出したさまざまな証拠の品は、とんでもない悪事の存在を物語っていた・・・。
    物語のほとんどは、ダニエルと母との会話、というより、母の熱を帯びた語りで展開される。それは、スウェーデンの田舎の保守的な風土が生み出す、悪意に満ちた差別的な事件である。しかし、それがもし母の妄想でしかないとしたら? 読者は読み進むうちに、どこまで信じればいいのか不安に陥れられる。この心理的な緊張感が、本作の真骨頂である。
    スウェーデンに向かったダニエルによって解き明かされる真相もショッキングではあるが、これは過去いくつもの作品に登場してきたテーマであり、格別目新しくはない。家族の間で、誰を、どこまで信じればいいのかという葛藤が生み出す恐さが、読者の心を打つ。謎解きの面白さもあるが、心理サスペンスを楽しむ一冊と言える。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.30:
    (3pt)

    引っ張りすぎ

    レオデミドフ3部作を読んだ後で同じ作者の作品を読みたいと思い手に取った。
    物語の舞台はソ連秘密警察の陰謀とは遠い、リタイアした両親が生活する自然豊かな北欧の農村。
    ロンドンで気儘に暮らす一人息子のところへ病院から逃げ出した母が突然やって来て父と地域の有力者達が共謀して犯罪を犯し告発しようとする彼女を社会的に抹殺しようとしてると仄めかす。
    のどかな田舎町で一体何が起こったのか?
    上巻はほぼ母の語りで地域社会につきもののよそ者への嫌がらせや、自分達の土地を取り上げようと画策する地域社会の名士の悪行が語られるが、犯罪と呼べる核心はなくどこまで本当の話か分からないモヤモヤのうちに終わる。
    下巻で自ら現地に乗り込んだ息子により事実が明らかにされるが、誰が語る何処までの話が本当なのか分からないままエンディングへ。
    小説としては良く出来た作品だと思うし、レオデミドフ譚を彷彿させる緊迫感もあるが、このエンディングならここまでの冒険譚を語る必要があったのかという感は否めない。
    ここまで引っ張るのなら歴史的な陰謀とかが暴かれた方がスッキリしたなと言うのが正直な感想。
    読めば読んだなりに面白いとは思うが。
    偽りの楽園(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:偽りの楽園(上) (新潮文庫)より
    4102169377
    No.29:
    (5pt)

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    偽りの楽園(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:偽りの楽園(下) (新潮文庫)より
    4102169385
    No.28:
    (3pt)

    お母さん暴走気味で息子がちょっとかわいそう(ややネタバレ有)

    前半の母の思わせぶりな口調からどんな事件が潜んでいるのかとおもいきや・・・

    いや驚愕の事実であることには変わらないんだけどさぁ~・・・ソレ?それなの?みたいなかんじです。
    あと主人公の母がミアに肩入れしすぎてて見ていて苦痛でした。これちょっと息子の立場ないよなー
    このお母さんに息子ではなく娘とかいたらもうちょっとマシだったんでしょうかね。息子のダニエルはダメなやつですがイイ奴なんですけどね。

    それで一番ずこーときたのは悪者ぽく書かれてた人が全然悪くなかったり
    ひどい目にあったんじゃないの?て思われてる娘のミアのほうがむしろオイオイおまえちょっとな・・・てところ後半あったので
    全然感情移入もできませんでした。ほんとホーカンが言ってた通りただの甘やかされた子だよ。結局全部お金だしちゃってパパも甘々なんだよなあ
    娘と父、息子と母、の親子関係を描いた作品として読めばちょっとは面白いかも?ただ事件小説として読むんだとしたらパンチは弱いし面白い事件も
    ないんで駄作になっちゃうかも。人間関係がそこまで嫌な感じじゃなかったので読後感は悪くはない作品です。
    偽りの楽園(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:偽りの楽園(下) (新潮文庫)より
    4102169385
    No.27:
    (1pt)

    愚作である。

    星一つは褒め過ぎ。マイナス★だろう。
    トム・ロブ・スミスの新作で、どこかの三味線書評者が「傑作」というから大いに期待して読んだが、見事に裏切られた。
    狂人に繰り言を延々と語らせる冗長極まる上巻。やっつけ仕事の下巻。
    プロの作家とは思えない。
    トム・ロブ・スミスは、才能が枯渇したのだろう。
    久々の「読んで損した本」。
    偽りの楽園(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:偽りの楽園(上) (新潮文庫)より
    4102169377
    No.26:
    (3pt)

    上下巻にする必要がない。

    延々とダニエルの母親の筋の通らない話を読まされたの少し苦痛だった。
     別に悪のたくらみがあったわけでもなく、母親の過去がカギを握っていた。
     あと、分量的に上下巻にする必要はなかったと思う。
     映画化は監督のうでのみせどころですなあ、低予算で済みそうだし頑張ってね。
    偽りの楽園(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:偽りの楽園(下) (新潮文庫)より
    4102169385



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