ガール・オン・ザ・トレイン



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初公開日(参考)2015年10月
分類

長編小説

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ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)

2015年10月15日 ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)

夫と離婚し、酒浸りの日々を送るレイチェル。彼女は通勤電車の窓から、一組の幸せそうな夫婦を見つけ、昔の自分の姿と重ね合わせていた。その夫婦の家は、かつての自宅に近接しており、元夫は当時の家で新しい妻子と暮らしているのだった。絶望と闇を抱える女性三人の独白で描く、サイコスリラーの傑作!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

ガール・オン・ザ・トレインの総合評価:7.48/10点レビュー 29件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

テンポの良いミステリー小説

テンポ良く物語が展開するので、アッという間に読めます。
でも、内容が軽め?なので、日頃重厚なミステリーを読んでいる人には物足りないかも。

読んでいる途中、ちょっと嫌気のさす場面もありましたが
表紙の女性で随分と癒やされました。
やっぱり表紙って大事なんですよね。
欲をいうと、タイトルは英語じゃなくて日本語で決めて欲しかった・・・。

日記風に細かく分かれているので、通勤列車で読むとちょうどいいのかも。

ももか
3UKDKR1P
No.1:
(7pt)

悩めるガールズ?の心理劇

イギリスの新人女性作家のデビュー作。アメリカでもベストセラーを記録した「サイコスリラーの傑作!」というのが売り文句だが、それほどのサイコものではない。
アルコール依存で離婚、失業し、今は友だちのフラットに間借りしているレイチェルは、失業中であることを隠すために毎日、同じ通勤電車でロンドンに通っていた。いつも電車が速度を落とす場所で、電車から見える一軒の家に暮らす幸せそうな夫婦(スコットとメガン)に自分の理想を託していたが、ある朝、メガンが不倫している現場を見てしまう。その直後にメガンが行方不明になったことを知ったレイチェルは、スコットに接触してメガンの不倫を知らせようとする。ところが、スコットとメガンの家のすぐそばに、かつてレイチェルが夫のトムと暮らしていた家があり、そこでは新しい妻のアナと赤ちゃんが暮らしており、レイチェルが家に近づくのを嫌っていた。しかも、酒浸りで飲めば記憶を失ってしまうレイチェルの話は、スコットをはじめ誰にも信用されなかった・・・。
メガンはなぜ失踪したのか? レイチェルは酔っぱらっていたときに何を見たのか? 赤ちゃんもできて幸せの絶頂のはずのアナが感じる黒い影は何なのか? 物語は、三人のガール(というにはちょっと抵抗がある、アラサーたちだが)の独白で進められ、徐々に悲劇の真相が明らかにされる。
犯行の動機も、犯人も、ミステリーを読み慣れた人なら割と容易に推察できるので、売り文句にあるような「サイコスリラー」や「驚愕の結末」というサスペンスや驚きは無い。どちらかといえば、同じような年齢や境遇の人が「うんうん、これはありそう」と共感を覚えながら読むのが、本作の一番幸せな読まれ方だろう。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.27:
(4pt)

静かに引き込まれる

読み進めていくうちに、あれ、これは短編集か、と感じ少しがっかりしましたが、視点を変えた展開で構成されており、さらに読み進むと引き込まれていきました。
静かにハラハラさせられて面白かった。
ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)より
4062932229
No.26:
(1pt)

単純なミステリー

どうしてこれが世界的ベストセラー?と思うくらい、ひねりもどんでん返しも何もない、至極単純なミステリーでした。上巻のおわり~下巻のはじめくらいで犯人がわかります。アルコール依存と神経症の女性2人の救いようのないおバカな人生の描写が延々と続く。まあ、作者が書きたかったのはそれだと思います
ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)より
4062932229
No.25:
(2pt)

う~ん

3人の女性の一人称で物語が構成されている面白さがあるものの、この3人の女性が皆魅力に欠け、感情移入がしにくい。共感すべきポイントもみつからず、イライラがつのる。
真相も予測がつくもので、下巻の浅い地点で真相がみえた。犯人はその人でなければ辻褄が合わなくなるからだ。
ヴァーヴァラ・ヴァインやカトリーヌ・アルレーの作品にあるような凄みはなくサラサラと物語が流れていく。ストーリーに入り込むことなく最後まで傍観者として遠くから眺めている……そんな感覚のまま終わってしまった。
ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)より
4062932229
No.24:
(5pt)

もちろん、下巻まで読んで………

良質の心理サスペンスだと思いました。
最初は、眉をひそめたくなる主人公「レイチェル」の言動。
段々とその事情が分かってきて、それでも、しっかりせんかい!と思ったりするのですが、最後(下巻)では、なるほどそうだったのか!と膝を打ちたくなる………
メガンの、強い刺激がないと生きていけないという理由や、セックスに依存する理由も分かり、切なくなります。
女性三人の目線だけで描かれたのは、もちろんトリック。
サスペンスという形式ではなく、小説としても面白い作品でした。
ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)より
4062932229
No.23:
(5pt)

女性作家だから描ける上質なスリラー

ロンドンへの通勤電車の車窓からレイチェルが見る風景は幸せそうな若い夫婦の日常生活。レイチェルが以前暮していた自宅のつい近所。
レイチェルは夫トムと離婚し、今は酒に溺れる自堕落な生活を送っている。トムは不倫相手であるアナと結婚し、今までレイチェルと暮して
いた家で子供も授かっている。そして、ある日レイチェルは車窓から衝撃的な場面を見てしまう。あの幸福そうだった若夫婦の
妻が違う男と懇ろにしている。何故か、何が起こっているのか。ここからこの上質なサイコスリラーが始まる。人格的にも破綻した
ストーカーと思われているレイチェルには社会的、人間的な信頼がない。深酒によるブラックアウト(記憶喪失)も起きている。だが、
幸福そうなそれぞれの家庭には皆悩みと過去がある。レイチェルを中心に、トムの新しい妻アン、そして車窓からレイチェルが見ていた
女性メガン、この3人を中心に、それぞれ3人の主格話法で話は展開する。先を読ませない一級スリラーとして当然高い評価を
付けるが、一方女性たちの深層心理に迫った女性作家ならではの筆力が素晴らしい。そのまま映画だけでなく舞台劇にでも
して欲しい作品だ。
ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ガール・オン・ザ・トレイン(上) (講談社文庫)より
4062932229



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