悪意の波紋



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    初公開日(参考)2015年03月
    分類

    長編小説

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    悪意の波紋 (集英社文庫)

    2015年03月20日 悪意の波紋 (集英社文庫)

    40年前の100万ドル強奪事件。当時犯行グループの一人だった老人のもとを記者の女性が訪れた。静かな余生も最早これまでか?他方、失恋で傷心中の青年イヴァンは、TVで元恋人が“元カレから届いたラブレター”を面白おかしく曝すのを見てショックを受ける。手紙を奪回すべく、彼女の実家へ赴くが…。因果の連鎖が波紋のように広がる群像劇、その陰に潜む人物とは?フランス推理小説界新星の話題作。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    悪意の波紋の総合評価:9.20/10点レビュー 5件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    悪意の波紋の感想

    数十年前にマフィアの親分宅から名画を奪取した犯人の一人。この男の前に事件を取材するためジャーナリストが訪ねてくる。
    一方レストランのウェイターは振られた恋人が忘れられない日々を送っていたが、ある日TV番組にこの元恋人が出演しているのを見る。
    接点がないはずの二人の話が、ある偶然から一気に展開しウェイターは不運に巻き込まれることになる。
    前半少し退屈な部分もあるが後半は一気読み。
    ただ偶然の要素が多いので推理小説としては物足らない部分もあり星2つ減。

    ジョニ黒
    CU5PBIFL
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.4:
    (5pt)

    面白かった!

    読みやすい文章のおかげでスラスラ読めました。翻訳物が苦手な方にもオススメです。わかりやすいストーリーなので、途中でこんがらがらずに最後まで読めました。非常に面白かったです。
    悪意の波紋 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の波紋 (集英社文庫)より
    408760702X
    No.3:
    (4pt)

    利点を4点ほど。

    ① 文庫廉価 ② 長くない ③ 一人称語り ④ 面白い ① 1,000円超えの翻訳ミステリが多くなってきた中で、760円(税別)は有り難い。 ② 特に翻訳ミステリ初心者なら、300頁余りの長さは妥当。 ③ 「イヴァン」と「ジャック」の章が交互に一人称語りで話が進み、何処かで交差するのが見所だと思っていたら、話はそれでおさまらない。 展開の妙がすごい。 ④ タイトルの意味が後半になって知らされてくる。 「波紋」か、なるほど。
    悪意の波紋 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の波紋 (集英社文庫)より
    408760702X
    No.2:
    (5pt)

    このクセの強さがフレンチ・ミステリなんですよね?

    なんと言えばいいのか、このクセの強さよ。
    映画にしろ小説にしろ、フランスの作品には概して洒脱でクセの強い印象を持っております。
    この本もまた、読み終えてひとこと「フレンチ・ミステリよのう!」と呟いたほど、個性が強いったら。
    この言い方はちょっと卑怯だけど、「大人の読み物」って感じでしょうか。
    タイトルの意味が解けるラスト、なんとも味わいがあります。
    悪意の波紋 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の波紋 (集英社文庫)より
    408760702X
    No.1:
    (5pt)

    終盤、一気の急展開!読後は爽快でした。

    全く関係無さそうな2つの話がドンドンと進んでいき、、どうなるんだろう、と、思っていたら、終盤での重なりにビックリ、一気に引き込まれました。
     
    話のひとつは、悪漢のジャックの「俺」の一人称で展開します。
    冒頭での絵画強奪、身代金奪取のシーンから、倒斜的な展開を思わせます。

    もう一つの話は気弱な若者イヴァンの「僕」の一人称での展開です。
    こちらの方は、ジャックの悪事との接点がなかなか見えないままですが、その分、このままで終るはずはないだろうと、不穏な雰囲気に満ちており、強い緊迫感を覚えました。
     
    終盤からラストにかけての、壁がガラガラと崩れ落ちるような、それまでの流れを一気にひっくり返す急展開、私としては「あり」だと思います。
    まさに「鮮やか」だったと思います。

    表紙の見た目は暗鬱な、ダークな雰囲気ですが、実際は、どんでん返しのあとのストーリの収束はなかなかスッキリしていて、読後は快さを覚えました。
    悪意の波紋 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:悪意の波紋 (集英社文庫)より
    408760702X



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