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悪意の波紋
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悪意の波紋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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読みやすい文章のおかげでスラスラ読めました。翻訳物が苦手な方にもオススメです。わかりやすいストーリーなので、途中でこんがらがらずに最後まで読めました。非常に面白かったです。 | ||||
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① 文庫廉価 ② 長くない ③ 一人称語り ④ 面白い ① 1,000円超えの翻訳ミステリが多くなってきた中で、760円(税別)は有り難い。 ② 特に翻訳ミステリ初心者なら、300頁余りの長さは妥当。 ③ 「イヴァン」と「ジャック」の章が交互に一人称語りで話が進み、何処かで交差するのが見所だと思っていたら、話はそれでおさまらない。 展開の妙がすごい。 ④ タイトルの意味が後半になって知らされてくる。 「波紋」か、なるほど。 | ||||
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なんと言えばいいのか、このクセの強さよ。 映画にしろ小説にしろ、フランスの作品には概して洒脱でクセの強い印象を持っております。 この本もまた、読み終えてひとこと「フレンチ・ミステリよのう!」と呟いたほど、個性が強いったら。 この言い方はちょっと卑怯だけど、「大人の読み物」って感じでしょうか。 タイトルの意味が解けるラスト、なんとも味わいがあります。 | ||||
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全く関係無さそうな2つの話がドンドンと進んでいき、、どうなるんだろう、と、思っていたら、終盤での重なりにビックリ、一気に引き込まれました。 話のひとつは、悪漢のジャックの「俺」の一人称で展開します。 冒頭での絵画強奪、身代金奪取のシーンから、倒斜的な展開を思わせます。 もう一つの話は気弱な若者イヴァンの「僕」の一人称での展開です。 こちらの方は、ジャックの悪事との接点がなかなか見えないままですが、その分、このままで終るはずはないだろうと、不穏な雰囲気に満ちており、強い緊迫感を覚えました。 終盤からラストにかけての、壁がガラガラと崩れ落ちるような、それまでの流れを一気にひっくり返す急展開、私としては「あり」だと思います。 まさに「鮮やか」だったと思います。 表紙の見た目は暗鬱な、ダークな雰囲気ですが、実際は、どんでん返しのあとのストーリの収束はなかなかスッキリしていて、読後は快さを覚えました。 | ||||
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