そしてミランダを殺す



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初公開日(参考)2018年02月
分類

長編小説

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そしてミランダを殺す (創元推理文庫)

2018年02月21日 そしてミランダを殺す (創元推理文庫)

空港のバーで離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻のミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し、協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の策略と攻防を描く傑作ミステリ!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.78pt

そしてミランダを殺すの総合評価:7.91/10点レビュー 65件。Aランク


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全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(8pt)

面白かった。

構成が良い。

わたろう
0BCEGGR4
No.8:
(7pt)

そしてミランダを殺すの感想


▼以下、ネタバレ感想

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松千代
5ZZMYCZT
No.7:
(6pt)

そしてミランダを殺すの感想


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りーり
9EDFH0HC
No.6:
(6pt)

そしてミランダを殺すの感想


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氣學師
S90TRJAH
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

そしてミランダを殺すの感想


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なおひろ
R1UV05YV
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

久々に面白いミステリーに出会えました!良かった!

タイトル良し!表紙も良し!
もちろんストーリーも抜群に良し!
通常なら「8点」といったところですが、今後に期待を込めて「9点」です。
これは映画化されてもいいと思うのですが、果たして話がそこまで進んでいるのでしょうか。
読者を惹きつけるものがあるので、映画になっても十分話題性があると思います。
「ゴーンガール」は映画化されましたが、それよりも「そしてミランダを殺す」の方が魅力的でした。

こういう作家さんにはもっと小説を書いて欲しいですね~。
先が楽しみです。要チェックですよ!

ももか
3UKDKR1P
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

そしてミランダを殺すの感想

本というのも趣味嗜好品なので、ここで私がおススメの高評価をつけてもあなたには何の価値もないかも知れません。しかし、同じアンテナを持っている人であれば必ず楽しんで貰えるはずです。
最近読んだ中では間違いなく面白かったと言えます。物語が始まる空港のバーでの二人の会話からも面白さを予感します。女は本を閉じ、バッグのそばに表を上にして置いた。『殺意の迷宮』パトリシア・ハイスミス。
フフフ、と頬が緩みました。スリリングな展開が続くストーリーですが、それをきちんと書き表して読者を引っ張っていく文章力が魅力です。交互に一人の人物による視点で書かれて物語は進みますが、漠然とした予想は第一部までです。
第二部からは予想外の展開が続きます。この先どうなっていくのかまるで読めません。最後の第三部から始まる刑事の視点で進むところも良いですね。緊張がどんどん高まります。この構成の上手さがこの物語を面白くしている
一番の要因でしょう。それと重要なのは無理がないということです。書く側に沿った独りよがりな言葉を並べて物語を進めるのではなく、素直な気分で人物に感情移入出来るように書き込まれているのです。危ないぞ、気を付けろ、用心しろよと人物に入り込んでのハラハラ感が続く第二部などは堪りません。あと、小道具の使い方も中々どうして。サラっと読んだ駐車違反の切符のくだりも・・・・・・ね( ´艸`)。展開に繋がっていくひとつのキーになっているんですから侮れません。  著者の経歴など詳しいところは分かりませんが、これからも書き続けてくれるようなので他の作品も楽しみたいと思います。
うん、とにかく予想外の美味しさと量も大盛りだったのでお腹がいっぱいになり充分に満足しました、ということですね。 !(^^)!                 
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
               



ニコラス刑事
25MT9OHA
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

そしてミランダを殺すの感想

先が気になる面白さというのはこういう本ですね。
構造は犯人視点の倒叙ミステリ+被害者視点で展開するミステリ。

妻の浮気に憤慨するテッド。空港のバーにて酔った勢いで見知らぬ女性リリーに妻を殺してやりたいと気持ちを溢すと協力を受けてもらえる事に。
この出会いのシーンから面白く、空港での一時の出会いの相手にとって、何を話してもどうせ覚えていないし冗談と思われるだろうという気持ちや、殺してやりたいなんていう殺伐な気持ちを溢したい心境がよく伝わってきます。
本書の魅力は登場人物達の語り口や内面を細かく描く心理描写。後日テッドとリリーが再開し、ミランダを殺害する計画を立てて準備をしていく犯行までの倒叙ミステリの面白さはもちろんの事、テッドやリリー、殺害ターゲットのミランダはどういう人物なのか?各人のエピソードを章区切りで交えて絡ませる飽きさせない作りが楽しめました。

仕掛けやトリックがある話ではないので、そういうのを求める人には不向き。サスペンス寄りで要素要素を述べるとごく普通の殺人事件です。ただ、それを構成や心理描写で巧く調理している為、小説としての面白さがあります。

お約束というか安心感というか、結末もしっかり締めており、満足な1冊でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

お見事! 構成の上手さが抜群

アメリカの新進作家の長編第二作。いわゆる「交換殺人」ものかと思わせておいて、どんどん違う方向に引っ張って行く、パワフルなサイコミステリーである。
ロンドンの空港でボストン行きの便を待っていたアメリカ人のIT長者テッドは、バーで隣り合わせた若い女性リリーに声をかけられた。旅先の気軽さと多少の飲み過ぎで口が軽くなったテッドは、一週間前に妻ミランダの浮気を知り、殺してやりたいと思っていると口走ってしまう。するとリリーは、ミランダは殺されても当然だと言い、テッドに協力すると言い出した。ボストンで殺人計画を練った二人が計画を実行しようとしたとき、思いがけない事態が発生し、事態は急展開することになった。果たして、二人の計画は成功するのだろうか?
殺人計画の立案、実行、後日談という三部構成で、ミランダに対する計画殺人がメインストーリー、主犯となるリリーの過去の犯罪がサブストーリーで展開される物語は、最初から最後までスリリング。第一部ではテッドとリリー、第二部ではミランダとリリー、第三部では刑事とリリーのそれぞれの視点で構成される章が入れ替わるごとに、物語の様相が変化し、サスペンスが高まって行く。ディーヴァーのようなどんでん返しではないが、想定外の連続、意表をつく展開で、全編、緩むこと無く楽しめる。
好みのジャンルを問わず、多くのミステリーファンにオススメしたい。

iisan
927253Y1
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