ブルックリンの少女



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    初公開日(参考)2018年06月
    分類

    長編小説

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    ブルックリンの少女 (集英社文庫)

    2018年06月21日 ブルックリンの少女 (集英社文庫)

    人気小説家のラファエルは、婚約者のアンナと南フランスで休暇を楽しんでいた。なぜか過去をひた隠しにするアンナに彼が詰め寄ると、観念した彼女が差し出したのは衝撃的な光景の写真。そして直後にアンナは失踪。友人の元警部、マルクと共にラファエルが調査を進めると、かつて起きた不審な事件や事故が浮上する。彼女の秘められた半生とはいったい…。フランスの大ベストセラーミステリー。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    ブルックリンの少女の総合評価:7.32/10点レビュー 31件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    最後でちょっと失速

    フランスでいま最も人気がある作家の一人というミュッソの2016年の作品。失踪した婚約者を探しているうちに驚愕の事実に出会ってしまうというサスペンス・ミステリーである。
    4歳の息子を育てているシングルファーザーで小説家のラファエルは、結婚を間近にした婚約者アンナと南フランスでのバカンスに出かけたのだが、自分の過去をひた隠しにするアンナに過去を話すように詰め寄り、衝撃的な写真を見せられることになった。動転したラファエルはホテルを飛び出し、冷静になって戻ったのだが、部屋にはアンナの姿はなかった。アンナがパリに戻ったことを知ったラファエルはすぐにパリに戻り、同じアパートに住む友人で元警部のマルクの手助けを得ながらアンナの行方を探し始めたのだったが、アンナがかつて起きた連続少女拉致監禁事件と関わりがあることが分かってきた。さらに、アンナには秘められた過去が存在することも明らかになった・・・。
    失踪した婚約者探し、連続少女拉致監禁事件だけでなく、アンナの過去に関わる様々な事件が登場し、非常に複雑な構成のミステリーである。舞台もフランスからアメリカまで、時代も1990年代から2016年まで激しく動き回るのだが、作者のストーリーテラー能力が優れているので読んでいて混乱することはない。サイコ・サスペンス的な要素は含まれているが、主題は秘められた過去を解明するという謎解きミステリーでストーリー展開もスピーディーで楽しめる。ただ、最後に明かされるエピソードがちょっと拍子抜けなのが残念だ。
    読みやすく、話も面白いので多くのミステリーファンに安心してオススメしたい。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.30:
    (2pt)

    警察小説ほど定番プロットとは言わないまでも

    全て行き当たりばったりとは言わないまでも、優れたアイデアが中心にあるとは思えない。
    消えた妻、大金、過去の写真、過去の事件、現在の事件、妻の行方、とよくあるタイプのネタを、
    警察小説の形でなく話にしている所が多作作家の一作という面もあり売り出された受けたのだと思うが。
    作家は名前が売れて固定ファンがつけばどんどん翻訳して出版できるので。
    ただ同じフランス出身作家のピエール・ルメートルよりは一段下がる。
    少なくともこの作品だけを読んだ感想では。
    ブルックリンの少女 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルックリンの少女 (集英社文庫)より
    4087607518
    No.29:
    (5pt)

    文句なく面白い、久々の一気読み!!

    最近、あまり本屋に行くということをしてなかったが、珍しく昔のようにブラブラと歩き回ってる最中に発見。何の予備知識もなく、ただ本の題名に惹かれて購入した。
    見開きページの登場人物の多さに、怯んだものの、翻訳が上手いせいか、スラスラと読めた。
    コートダジュール・パリ・ニューヨークを舞台にするお洒落なサスペンスミステリーだ。
    読んでいて、各シーンの映像がグーッと立ち上がってくるのは作者の底力か。是非、映画化して欲しい。
    凡百の日本の作家には、追随出来ない、ダイナミックな展開と予想外のストーリー。日本でも評価の高い、ミステリー作家の本を読んだ直後だっただけに、その力量の差に言葉を失った。
    少し、都合良すぎる部分もあるが、そこはエンターテイメントと割り切って目を瞑ろう。この手の小説にパーフェクトを求める方が、おかしい。
    著者の多作品も読んでみたくなった。
    ブルックリンの少女 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルックリンの少女 (集英社文庫)より
    4087607518
    No.28:
    (4pt)

    エンタメです。

    確かに面白かったです。
    読ませる力もあり、一気に読みました。
    でも、中身は?と聞かれると ウーン です。時間潰しに、楽しく読めました。
    ブルックリンの少女 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルックリンの少女 (集英社文庫)より
    4087607518
    No.27:
    (3pt)

    ミュッソの賛否両論ラスト、健在

    一気読みと言うには途中で立ち止まってしまう何かがあった。個人的には、後半で嫌な予感がし、あとはそのネタばらしを待つ(なかなか来ないので忘れかけたほど)、という展開だったからか、終わり1/3ほどが長く感じた。

    そして肝心のラストも、好みが分かれることだろう。アフターストーリーを想像するのが好きな方には良いだろうし、ミステリ好きにはやや乱暴な伏線がクエスチョンマークとなって思い返されるかもしれない。正義感が強い人はモヤモヤするだろう。

    文化の違いもあるのかもしれないが、最初から最後まで「みんな、子供連れまわしすぎじゃない?!」というのはオマケの感想。
    しかし、ミュッソの描く子供は美しい。

    ミュッソお得意の古典その他からの引用は『パリのアパルトマン』のほうがハマっているように思うので、本作でミュッソそこまでかな、と感じられた方も(特にアート或いは愛すべき偏屈者がお好きな方なら)アパルトマンも読んでみていいかもしれない。
    ブルックリンの少女 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルックリンの少女 (集英社文庫)より
    4087607518
    No.26:
    (4pt)

    220 ~!!

    教科書に出してもいい様な、美しい日本語訳が楽しめます。これは原作の力もあるが、訳者も素晴らしいと思います。さて物語は、J・ディーヴァー氏も驚くドンデン返し+ヒックリ返しの、サービス過剰気味でこちらは少々白け気味。表現の美しさと展開の激しさがアンバランスなところは、私好みではありませんでした。
    ブルックリンの少女 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ブルックリンの少女 (集英社文庫)より
    4087607518



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