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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2014年に発表された弁護士出身の新進作家のデビュー作。今、アメリカで人気を読んでいる法廷サスペンスシリーズの第一作である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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話の展開に読むのが止まらなくなります。 | ||||
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胸熱リーガル小説 ‼︎「無為に時を過ごすことはしないよ、老いぼれにもまだ少しガソリンが残っているさ。」・・・来るよねー。 | ||||
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前から気になっていた作品です。アマゾンで購入後に読み耽ってしまった。筋書きは単純で、敵味方が峻別(しゅべつ)され、次の章の展開が容易に推測できます。この作品は、翻訳者の吉野弘人氏の「あとがき」によると、広義のミステリーに該当するものの、厳密にはスリラーに分類されるそうです。作品は、途中で「ハラハラ」-「どきどき」させますが、最後は感動させる法廷劇に仕上がっています。また、エピローグでは心を揺さぶられました。 エピローグで語られる、「ムッソ」は、主人公のトーマス・マクマートリー教授の愛犬です。「ムッソ」は、白いイングリッシュ・ブルドックの老犬で、正式の姓名は「ジョニー・ムッソ・マクマートリー」と名付けられています。涎(よだれ)を垂らして寝そべっていることを専らとする老犬ですが、教授はエピローグで「ムッソ」の勇気ある行動について語ります。印象的でしたので、作者のロバート・ベイリー氏のホーム・ページを訪問しました。 ホーム・ページでは、キャリアの黄昏を迎えた老教授が、不当な扱いを受けながらも、決して諦めず、あらゆる困難を乗り越えて復帰するストーリーだ、としています。その復帰には老犬の「ムッソ」の、ある行動が重要な契機となりました。 日本語訳の文章で気になった箇所は、以下のページと表現です。 P.142で、「・・・ポットにコーヒーを作った」。 P.194で、「・・・ポットにコーヒーを作り、・・・」。 ポットを用いて珈琲をいれるという意味かと思いますが、一般的には、「ポットでコーヒーを作った」と縮めて表現するかと思います。ただ、この場合、よく分からない点があります。珈琲の淹れ方は、①ポットに水と珈琲の粉末を入れて煮出す、②パーコレーターを使う、③ポットで沸かした湯でペーパー・ドリップを用いて珈琲を淹れる、④マグカップにインスタント・コーヒーを入れて、ポットから沸かした湯を注ぐ、⑤電動コーヒー・メーカーを使う、という、何れかの所作(しょさ)があります。文脈からは①③④の可能性を考えます。 ですが、作者は他のシーンで珈琲の香りが漂う雰囲気に拘っています。米国南部風に、浅煎りの中細挽きで、ペーパー・ドリップを用いてポットからサッと淹れたのではないかと想像します。フルーティーな珈琲の香りが漂う・・・と、勝手に想像します。 ところで、本作品の導入部で提示される事故事例は、痛ましい事故ですが、過失割合が10対0として、タンクローリーの運行会社に巨大な賠償を負わせるとの組み立てです。無理筋ではないかと、この事例をもう一度読み直して検証しましたが、やはり違和感を持ち、もやもやとした、気持ちが残ります。でも、とにかく、作者は運行会社のオーナーには、絶対悪のプレヤーとして、「かつての悪役の安部徹氏」のような役回りを徹頭徹尾に与えています。裁判の終了時に、読者は抑えていたマイナスの感情が一気に解放されて、気持ちがスッキリするという、カタルシスを味わいます。「悪を懲らしめた、スッキリした、胸アツ」という読後感に誘導されます。ただ、もやもやとした違和感は残りますが、まぁ、エンタメ法廷劇ですので、すべて諒(りょう)としましょう。 | ||||
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いわゆる法廷モノのミステリで、リーガルサスペンスなんて言われたりもします が、古くから小説や映画で人気があり個人的にも大好きなジャンルです。本書は そんな私が抱いた期待以上のクオリティで、十二分に楽しませてもらいました。 物語は単純明快、主人公たちと悪者たちが裁判で対決するという構造で、もちろ ん重要な証拠は灰となるし、証人も次々と潰されてしまい、手段を選ばず真実を 捻じ曲げようとしてくる連中に追い詰められて……といったお約束の展開です。 まず悪者の側に揃っているのが徹底的にクズでムカつく奴らなので、読者もたっ ぷりとイライラさせられます。そんなクズ共と対峙するのが、若き弁護士リック と今や伝説と呼ばれる老教授トムを中心とした、師弟関係で繋がるメンバーです。 リックとトムには過去に軋轢があり微妙な関係性であるところへ、仲間たちや悪 者たちの思惑も絡み合い、時にヤキモキハラハラしながらも目を離せず、いつし かこちらも熱い思いで彼らの勝利を願ってページをめくっている事に気付きます。 下手をすると、今さらこんなプロットも無いだろう……と白けてしまいそうなく らい完全に予定調和な展開なのに、のめり込んで読んでしまえるのがこの作家の 達者なところですね。ちなみにアメフトはそんなに関係ないです。お薦めです。 | ||||
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法廷もののドラマや映画が好きなので、この手の作品の展開はなんとなく予想がつきます。 ある程度評価されているものなら大丈夫と手に取ってみましたが、期待を上回るものではありませんでした。次回作もありますが読まないかなぁ。 | ||||
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