ラスト・トライアル



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初公開日(参考)2021年01月
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長編小説

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ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)

2021年01月04日 ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)

大好評胸アツ法廷エンタメシリーズ第3弾! 突然の事故で父親を失った相棒リックが一時的に「マクマートリー&ドレイク法律事務所」を離れ、一人で弁護士業務を請け負うことになったトム。そんな最中、事務所に一人の少女が現れ、殺人事件の容疑者として逮捕された母親の弁護をトムに依頼する。被害者はトムとリックにとって宿敵の男。そして容疑をかけられた母親は、あの因縁の人物だった‐‐。自身に忍び寄る「影」に不安を抱きながら、「まさか」の男たちを相手に、誰が見ても負けと思われる「最後の裁判」に挑むトム。彼と、彼を全力で支える者たち、そして全力で立ち向かう者たちを描く、大好評胸アツ法廷シリーズ、待望の第3弾!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

ラスト・トライアルの総合評価:9.11/10点レビュー 9件。Bランク


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(8pt)

さらに深みを増した第3作。絶対に第1作から読むべし!

老弁護士「トム・マクマートリー」シリーズの第3作。前2作同様というか、更に更に胸を熱くするリーガル・サスペンスの傑作である。
アラバマ州タスカルーサの川岸で射殺死体で発見された男性は、トムとリックたちと因縁深い(第1作)元運送会社経営者のジャック・ウィリストーンだった。さらに、容疑者として逮捕されたのは、ウィリストーンの裁判で最後に証言を翻してトムたちを苦境に追い込んだ元ストリッパーのウィルマだった。パートナーのリックが父親を亡くし、残された母親のために故郷に帰っていたため一人で事務所を預かっていたトムは、「母の弁護をして欲しい」と依頼して来た14歳の少女ローリー・アンがウィルマの娘だと知って驚愕する。しかも、法廷で戦うことになるのが古くからの友人のコンラッド検事、リッチー捜査官であり、さまざまな証拠もウィルマの犯行を示唆するものばかりだった。トム自身に体調不安があり、しかも圧倒的に不利な状況だけに、周囲は弁護を引受けることに反対するのだが、ローリー・アンの情にほだされたトムは、最後の法廷に臨む決意でチャレンジすることにした・・・。
前2作も圧倒的に不利な状況からの逆転劇がカタルシスを呼ぶ情熱的なストーリーだったが、本作はさらにトムの癌の進行などもあり、さらにさらに老弁護士の不屈の精神が強調されている。また、謎解きミステリーとしても最後まで犯人が分からず、終盤のどんでん返しには驚かされる。加えて、これまでトムの周囲に登場した人物たちが再登場し、重要な役割りを果たしているのもシリーズ物としての読みどころである。しかも、第1作で中途半端な印象を残したエピソードが、実は伏線であり本作でしっかり回収されているのにも驚かされる。
リーガル・ミステリーのファン、情熱的なヒューマン・ストーリーのファンには絶対の自信を持ってオススメ。なお、第1作、第2作を引き継ぐエピソードが多いため、絶対にシリーズの順に読むことをオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(4pt)

映画的な盛り上げ方だよね

冒頭のシーンも、目撃者のシーンも、そして、リックの登場も極めて映像的。作品内でもいろいろな映画が引き合いに出されるところからも、ロバート・ベイリーは浮かぶ映像を文字に置き換えていくタイプの作家じゃななかろうかと推測。
それにしても、検察側にパウエルを持ってくるところが、にくい演出。優秀なかつての教え子であり、前作まで協力関係にあった気骨のある男をある種の敵役に持ってくるところ。読者に与えるハラハラ感や何とかしてくれと願うような気持ちにさせるのは、やはり、作者の力量なんだろうな? 更に、作者のあとがきでトムが戻ってくると予告されると、これはまるで、”James Bond will return"と同じ。ああ、ここでも映画的であったww
ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)Amazon書評・レビュー:ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)より
4094068201
No.7:
(4pt)

中盤までは○、ラストの盛り上がりに欠ける

前作までと比較してラストの盛り上がりにやや欠ける印象。もっと敵にギャフンと言わせる感じにしてほしかった…
次作が最終作品とのことで抑え気味なのかも?
ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)Amazon書評・レビュー:ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)より
4094068201
No.6:
(5pt)

買うべし

シリーズ三冊目で早速購入しました。シリーズ通して楽しく読み印象に残る読後感を味わいました。
ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)Amazon書評・レビュー:ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)より
4094068201
No.5:
(5pt)

著者の人柄が滲み出た作品

このシリーズ、個人的に老教授をはじめとする登場人物の描き方がとてもいいなあと思っていたのですが、今回、著者あとがきと謝辞を読んで納得。著者の思いが反映された作品なんですね。
第一作目のヒューマンドラマ要素と第二作目のミステリー要素のどちらもが存分に楽しめるのが、この第三作目だと思います。
題名を見て、悲しい予感がしたのですが、なんと第四作目があるとのこと。
老教授はまだまだ健在だと知って希望をもちました。
どんなクライマックスを迎えるのか今から楽しみにしています!
ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)Amazon書評・レビュー:ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)より
4094068201
No.4:
(4pt)

シリーズファンは読みやすい

前作、前々作品を読んでいれば本作品は非常に読みやすい。過去の公判内容は物語が進むところで概要を説明してくれるし、記憶力の悪い私の様な人間には助かります。一方で1冊に綺麗にまとまっている分、読みごたえは1作品目や2作品目に比べると物足りなさを感じました。二転三転して絶体絶命!?という感じは今回はあまりなく、落ち着くところに落ち着いた、そんな内容です。リーガルもの、というよりもシリーズが進むにつれて人間ドラマのほうに力が向いているような気がします。それはそれで面白いのですが、クライム、リーガルみたいな本格ミステリ派には物足りなさを感じるのかもしれませんね。
ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)Amazon書評・レビュー:ラスト・トライアル (小学館文庫 ヘ 2-3)より
4094068201



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