グレイラットの殺人



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初公開日(参考)2023年09月
分類

長編小説

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グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

2023年09月20日 グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。ポーは3年前の強盗殺人事件との関連を疑い……(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

グレイラットの殺人の総合評価:8.63/10点レビュー 19件。Aランク


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No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

さらにスケールアップした、警察ミステリーの大傑作

一作ごとに評価が高まる「ワシントン・ポー」シリーズの第4作。部長刑事ポーと分析官ティリーのコンビの殺人事件捜査にMI-5とFBIが絡んでくるという、国際謀略小説のテイストが加味された本格警察ミステリーである。
貸金庫を襲った強盗団は何も盗らず、仲間の死体とネズミの置物を置いて立ち去った。その3年後、先進国首脳会議が行われる町の場末の売春宿で、首脳の搬送を委託されているヘリコプター会社の経営者が殺害され、政治的テロを警戒した英国政府はMI-5を通じポーに捜査を命じた。首脳会議が始まるまでに解決することを要求されたポーたちはMI-5やFBIが口を挟む、難しい捜査を強いられて苦戦するのだが、売春宿の現場にもネズミの置物があり、誰かが持ち去ったことを発見、そこから捜査はアフガニスタン戦争にまで遡る戦争謀略を背景にした壮大なスケールの犯罪に直面することになる…。
貸金庫強盗と売春宿での殺人、無関係に見える二つの事件がネズミの置物から繋がって驚くべき真相が明らかになる。舞台と展開の華やかさは007ばりのスパイ・冒険小説だが、ミステリーとしての核心はデータ分析を主体とした王道の警察小説で、ポーの直感と行動力、ティリーの恐るべきITスキルが遺憾なく発揮される。フーダニット、ワイダニットは壮大かつ破綻がない構成で、クライマックスへの持っていき方も上手い。今回、フリン警部はお休みだが、ポーとティリーの奇妙なバディ関係は健在で、シリーズとしての円熟度はますます高まっている。
700ページを超える長編だが、中だるみなく読み進められる傑作であり、シリーズ愛読者はもちろん、警察小説ファンに自信を持ってオススメする。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.18:
(1pt)

捜査権がだんだん大きくなる ネタバレ

本シリーズのいつもの様に軽快なストーリーと見事なトリック巾木がちりばめられており、あっという間に読み切ってしまいました。ただ前作から物語の構成がパターン化しているの残念です。つまりティーリーと一緒にした操作や操作が結局犯人が仕組んだシナリオ通りで ポーたちが気づくことを前提に仕組まれていたこと

また 気になるのは前作も含めてポー自身が法を超えて人をさばいてしまうことです。今回もある意味共犯ののルーシーの罪状を善意によるものだからと見て見ぬふりしてまいましたがどうもここに違和感を感じます。ポーはかなり魅力的な人物ですが、この点で理想とする探偵像ではない。
グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151842543
No.17:
(5pt)

シリーズを未読の方は、まずは1~3作目を先に読む事をおススメ。そのうえでこのミステリーサスペンスの世界をじっくり堪能!

シリーズ4作目。
ポーシリーズは毎回水準が高く全くハズレがないのは驚異。
このレベルの作品シリーズは日本・海外を問わずごくごく少数。
今回もいきなりオープニングからのエッジとユーモアの効いた強奪シーン~そして事件の展開、とあっという間に物語に導かれていく。

700ページ超えなのに、テンションは全く落ちない。
無駄な文章は全くなく、全ての文章が状況を的確に表現し、話を進め、キャラを表し、ときおり強烈なユーモアがほとばしる。

今回はじっくり謎を解くというより、ポーらと一緒に全力疾走していくようで、次々に登場するキャスト、舞台転換の早さはシリーズ随一では?
ただし、過去作品のキャストも多少絡んでくるから、シリーズを順番に読んでいた方がこの緻密な物語をより一層楽しめる。
グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.16:
(5pt)

ポーとティリーが好き

発売日に購入して厚さにビビり積読にしていたが、ふとポーとティリーの世界に浸りたくなり重い腰を上げて読み始めた。700ページほどあるけれど面白くて1日で読んだ。早く次の作品が読みたくてうずうずドキドキ、、、
『ボタニストの殺人』8/21発売らしい。楽しみだ♪
グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.15:
(5pt)

ひたすら難解

犯人が解き明かされる2ページ前ぐらいに解ったけど、とても難解。
ここから最後に向かっておとぎ話になって行くよ。
あーーー楽しい時間だったわ
グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
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No.14:
(4pt)

況んやわが国をや

相変わらず二転三転して充分楽しめました。さらっと読めてこれでお終いかと思ったら、最終章のロックとの対話が「況やわが国をや」って感じでちょっとだけ心に残るものがあって、そこは良かったです。
グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:グレイラットの殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151842543



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