その裁きは死
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その裁きは死の総合評価:
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全3件 1~3 1/1ページ
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読みやすい。 | ||||
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ホロヴィッツ氏の小説は毎回ワクワクしながら読み始めて、そして最後は(良い意味での)ため息をつく。 | ||||
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前作(『メインテーマは殺人』)のレビューでちょっと褒め過ぎたかなあ? いえいえ、すっごく上手いと思ったのは本当ですし、今作も上手いし面白いです。本格謎解き物ファンの方々にはオススメの作家だと思います。 でも前作は、最後まで謎の部分が結構あって…ホーソンの私生活とかホロヴィッツの奥さんの名前とか…それが良い余韻を醸し出していたんですよね。 ところが今回はのっけから奥さんが登場してきて、しかも名前も職業も丸出し! 息子がいることまで分かってしまった! しかもホロヴィッツは事件だけ追っかけてればいいのに、ホーソンの自宅に押し掛けたり、ホーソンの友達にまで余計なことを言ったり…デリカシー無さすぎで、何かがっかりでした。 ホロヴィッツが尊敬するクリスティーは、もうちょっとデリカシーあったよねぇ? | ||||
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ホロヴィッツほどになっても仕事がなくなったり病気で仕事ができなくなるのが怖いようで作品内にも書かれていて出版社の方針でシリーズ物にして3作同時に発売する運びに物語の中でしてしまっている。コナンドイル、アガサクリスティーのオマージュはもちろんのことロンドンの街案内で字数稼ぐところはローラリップマンのテスモナハンシリーズのボルティモア案内の手法を思わせるし自虐的そしてブラックなユーモアはロアルドダール(チャーリーとチョコレート工場、007ロシアより愛をこめての脚本ほか)の影響も感じる。また刑事フォイルのロケでの苦労話も織り交ぜてこの作品をドラマ化してもほぼ現在なので背景セットに予算がかからないようにしているのも脚本家としての玄人感を感じさせる(そもそも彼のどの作品も登場人物は割と少なめでギャラの総額も意識しているような気がする)。「その裁きは死」 はこのホーソーン、ホロヴィッツシリーズのなかでもそしてカササギ、ヨルガオ含めた中でも一番の傑作だと思う。少し悪ノリしすぎじゃないかと思う瞬間もあるけどすべて綿密に計算されていて白人の登場人物は言いたい放題に表現するが有色人種、マイノリティーに関しては糾弾されないよう細心の注意をはらっているところはまさに商業作家の面目躍如で作中でもアキラアンノという日本人作家に「この商業文士が」と揶揄させているのが最高。この数年ドラマなどの脚本が途切れているが水面下では何かとてつもない企画が進行していると期待している。 | ||||
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前作にも増して面白かった。ハヤカワ・ミステリ文庫に比べると創元推理文庫は字が小さくてつらいのだが、読めば読むほどそんなことが気にならなくなっていく圧倒的な面白さである。翻訳も相変わらず素晴らしい。 二転三転する結末にも唸るけれど、ホロヴィッツはやっぱりストーリーテラーとして優れているのだと思う。早く続きが読みたくて仕方がなくなる本を指す「ページターナー」という表現が、まさにぴったりだ。小説としてのタイプは違うが、僕にはどことなく『ミレニアム』のときの興奮がよみがえる。 しかもこの人は、玄人好みというか通好みというか、つまり評論家受けのする作風なのである。ピーター・ウィムジイ卿という名前や、「ふたりで探偵を?」という章題など、わかってくれる人に向けてウインクしているような単語やエピソードが満載なのである。 今回はとりわけコナン・ドイルへのリスペクトがすごい。最後の「補遺」の部分については、控えめながら構成的に『緋色の研究』『四人の署名』『恐怖の谷』と同趣向だ。ちなみに作中の俳句はお世辞にもうまいとはいえない出来だが、それを補って余りあるほどミステリとしてのクオリティーは高い。 | ||||
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Audibleは声がくどくて、耳読はアレクサちゃんまかせが続いています 最近は、俳優ではなく声優が読まれる事が増え、一気に利用が増えました。 ホロヴィッツもカササギの4作は佐々木望さんで気持ちよく完読しました。 が、こちらのシリーズは読み手が代わり、かなりげっそり。 声色を使い、男のおばさん風声が苦手です。これを達者と思う人もいるでしょうが。(思わない) やっぱりアレクサにしようかな。 内容は、作者の実名登場で、本人ノリノリで書いているのでしょうが、楽しくないです。 イギリスミステリードラマファンには堪らないエピソード満載なので、ガマンガマン | ||||
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この作家の作品はこれで三作目ですが カササギは構成オチみたいな印象 メインテーマは面白いと思いました。 この2作はどちらも割と早い段階で犯人も謎の大筋もわかっていました。 本作も「これが伏線でこういうことなんだろうな」というのは割とわかりました。 奇想天外どんでん返し…ではありません。 注意深く読んでいればわかります。 それが自分の場合は真面目に読む気になる面白い要素です。 文章も軽妙で楽しいです。登場するキャラもイキイキしてて読んでて楽しいし、所々の表現のユーモアにはにっこりします。 追跡シーンは声をあげて笑いました。 | ||||
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