死はすぐそばに
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
死はすぐそばにの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホーソーン警部とホロヴィッツシリース第五弾。すべて大ヒットし、多くの賞と称賛を受けてきているこのシリーズ。 アガサ・クリスティへのオマージュのような伝統的な舞台劇推理小説を基本として読者には犯人と真実探し で十分頭を捻らせてくれることは本書も変わりないが、今回は過去にない試みがされている。 推理小説を描くパートナーとはいえ、ホーソーンの秘密主義から2人の関係には常になにがしかの緊張感が ある。ホロヴィッツはこのストーリーの中で一歩踏み込んでホーソーンの秘密を一枚ずつはがしていくのだが、 このストーリーと、本流であるストーリー高級住宅街で起きたヘッジファンドマネージャー殺人事件とが結末で 驚くような絡み方をしてくる。作家がある物語を文章にしていくという作業を敢えて平面的作業と 呼ぶなら、その作家自身がその書いている物語に絡んでくるという立体的な作業という次元の 異なる作品。ネタバレになるのでこんな抽象的な表現しか出来ず申し訳ないが、あっと言わせる 結末にたどり着くとう本来の目的のための手段の違いと言えばそれまで。さすが、アンソニー・ホロヴィッツ 只者ではないなと何度も首肯させる傑作である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は、アンソニーの一人称ではなく、他の人物たちの三人称で話は幕をあげる。 「え、なになに?読むシリーズ間違えた?」と慌てて本の題名を確認したが、やはり、ホーソーン&ホロヴィッツ•シリーズだった。 混乱したまま読み進めると、やっと同じみの2人組が登場する。 今回はホーソーンが関わった過去の事件について、アンソニーが取り上げることとなる。 現在の視点からは、ホーソーンがあまり登場しないので、今回は私にとってはあまり喜ばしいストーリーではなかった。 それでも、このシリーズの一番の謎である、ホーソーンという人物の人となりを垣間見ることができる。 シリーズが進むにつれ明かされるであろう、ホーソーンという謎を、次の本が出るのを楽しみに 待ちたいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
年1冊ペースでリリースしてくださり、かつ毎作品安定のクオリティ。 家族の毎年の楽しみになっています。 筆者自身が主人公かつ語り手、物語はフィクションという大変入り組んだ構成ですが、よくもまあこんなに器用かつ斬新に作れるものだなと感心させられます。 自分にとってはストーリーはアイデアフル、かつ軽快でありながら多彩な文章表現も魅力です。この辺は訳者様の仕事ぶりも素晴らしいのでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いくつかの死は途方もない計画からもたらされていた。でも最後の死の謎は・・・そうだったのか! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アガサ・クリスティーや、エラリー・クイーン風味のある今作品。ホーソーンシリーズ中、1番のお気に入りになりました! ロンドン・リッチモンドのテムズ川近くの区画限定高級住宅地、「リヴァービュークロース」。新しい住人ジャイルズ・ケンワージー一家のせいで、それまで仲良くやっていた住人たちが多大な迷惑をこうむっている。そのなかで、殺人事件が起きる。これは5年前の出来事で、すでに犯人もわかっている。今回は3人称語りでいくのかと思いきや、現在のホーソーンとホロヴィッツの会話も入る。謎めいたホーソーンの実像がまた小出しにされた。ホーソーンって優しい人だということがわかって嬉しい。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 24件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|