恐怖を失った男
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この作家さん好きで、ワシントン・ポーのシリーズは全部読んでいます。 なので期待してこの作品も手に取りましたが、なんか違う。 舞台がイギリスじゃないからですかね。 ハリウッドで映像化したいのかな?という感想です。 おとなしくワシントン・ポーの新作を待ちます。 | ||||
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中盤からの髪型もあり、どこかジェイソン・ステイサムを思わせる饒舌でふてぶてしい主人公のキャラや、荒唐無稽ギリギリのストーリーは嫌いではない。 でも、以下の要因などから、読後、一定の満足感を得るまでには至らなかった。 主人公が、冒頭から最後まで、自分がいかに強いかを過剰に読者にアピールするが、それを証明する場面はあまりなく、逆に、二度も背後から攻撃されその都度あっけなく気絶する。 進路に行き詰まると、都合の良い助っ人が現れる。 主人公の計画や行動が大雑把で、それが原因で罪のない善良な人物が何人も残酷に殺される。 主人公の、恐怖を感じない、という設定がうまく生かされていない。 一般的にアクションものの主人公は大抵これくらい無謀な人物だし、これがなくてもストーリーには特に影響しない。 それどころか、どんなにピンチな状況でも主人公が常に冷静なので、全体的に緊迫感が薄くなってしまっている。 著者は、本作のタイトルを発表以前に何度も変えていて、「恐怖を失った(fearless)」という文言は以前のものにはないので、あらゆる場面で無茶な行動をとるキャラに、わずかでも説得力を持たせるための後付けの設定なのではないだろうか。 もちろん断定はできないが。 作中では、著者が若い頃から親しんで来たであろう「ジョーズ」や「007」などの、有名なエンタメ系の名作映画が多く引用されている。 これは「この小説はこれらの作品と同系列の明快な娯楽小説である」という、著者の意思表明でもある。 確かに、ひとつの章が短く登場人物も少ないので、とても読みやすい。 他方、それらの娯楽に徹した名作たちとは違い、本作には終盤以外にアクションや盛り上がる場面がほとんどないので、退屈に感じる時間が長く続いた。 ページ数が多いぶん大味感も強い。 こういうジャンルの小説は好きだし、最近の海外ミステリは、女性作家はともかく男性作家も女性主人公の作品が多く、本作のように、アクションものではなくても、いわゆる男っぽい男性主人公の小説がもっと増えてほしいとは思う。 やはり自分は男性なので。 だからこそ、作家としての実力は折り紙つきの著者には、 趣味で書いた作品とはいえ商品として世に出す以上は、もう少し緻密で、全編にわたりエンタメ度の高いものを望みたかった。 | ||||
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どうしても、MWクレイヴンということで、ワシントン・ポーと比較してしまう。 作者もそれを意識してか、舞台をアメリカ、それもテキサスと言う正反対のロケーションを設定。さらに端々にアメリカの法執行機関の描写や、銃描写、さらにはアメリカの風俗描写が挟み込んである。 知らなければ、ジャック・リューチャ―シリーズに似ていると思って読むかも。 また、リューチャ―は作者も明確に想定しており、途中にキャラ比較のような描写もある。 独立した作品として読んだとき、テンポのよいアクション・ハードボイルト作品として十分に楽しめる。 しかもクレイヴンらしく、話の構図も十分に練り込まれているし、主人公らのキャラもよく立っている。 是非、シリーズ化して欲しい。 …でも、どこか偏屈な辺りポーに似ている! | ||||
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ワシントン・ポーのシリーズは日本語が読みづらいが、この作品は読み易かった。翻訳者の大切さをしみじみ感じた。話は大変面白くて、厚い本だがあっという間に読んでしまった。このシリーズの次回作が楽しみだ。 | ||||
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約700Pの大作。その分読む時間は掛かっているのだけどページを捲る手は止まらないほどのめり込んだ。そのせいで実態と体感で時間経過のズレを味わった。相対性理論を体感できるアクション小説だね。 | ||||
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