罪の水際
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| 読むスピードが落とせない素晴らしい展開。十分楽しめるが、納得がいかない点が数点残る。まあそんな事は気にしないで楽しめる作品。 | ||||
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| 男性作家なのに、女性作家のような感覚。 主人公のアレックスは予感?直感?が大きく働く休職中の刑事だが、そんななかで起こる事件解決に手を貸す設定だがスリルやスピード感は全くなく全体的になよなよした作風。 次の作品には手が出ない。 | ||||
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| 面白かった。他の作品も読みたい。 | ||||
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| この小説は秀逸だと思いました。 舞台は現代、英国ケント州の、英仏海峡を臨む海辺のまちダンジェネス。 英国ではここだけという砂漠が広がる荒涼としたエリアらしいです。 (表紙のイラストがよくその様子を表しているかと) ここに母娘で暮らす女性警官アレックスの物語です。 彼女は現役の警官として多くの悲惨な殺人現場などに触れてきたため、 現在は、PTSDと言う略語で知られる「心的外傷後ストレス障害」をかかえ、自宅療養を上司から言い渡されています。 しかし、地元である夫婦が謎の陰惨な死を遂げて、彼女も事件の推理・解決に自然に向かいます。 しかし、療養中なので、もちろん犯罪捜査の担当ではないわけです。 警察の同僚は、それを阻止しようとします。彼女のPTSDが重篤になる可能性が大きいからです。 それを心配する一人娘のゾーイ、そして地元の友人たち、近所の知人など。 アレックスはそれら周りの人の配慮を知ってるものの、地元で起きたこの不可解な事件にのめり込みます。 そして、担当警察官ではないからこそできる自由奔放でいささかアウトロー的なアプローチで 真犯人に気が付き、たった一人で追い詰めていきます。 その過程で、件の夫婦の謎の死は、過去の別の未確認の行方不明者の事件につながり、さらには新たな死人も出て・・・。 アレックスの身も何度か危険にさらされ、まさかの展開が物語中盤から何度か繰り返されます。 この小説は、設定がとても魅力的で、ダンジェネスの海辺の荒涼なシーンや、 深夜の夜空を息絶えた人の魂が昇天していく様子、 小さな列車の中での花嫁と花嫁(レズビアン)を祝福する結婚パーティーのシーン そして、フェリーで海峡を越えて、フランスの港町のレストランでのアレックスと男とのひとときなど。 もういきなり冒頭から名場面続きなのですね。 一つ一つの場面が目に浮かぶそうなシーンばかりです。 そして、それぞれ情感を感じさえてくれます。 ウイリアム・ショーの小説で和訳されたのはこの物語がはじめてですが、 アレックスシリーズとしてすでにこの物語含め5冊出ているとのことです。 これは、翻訳されるのが待ち焦がれる作者になりそうです。 ちなみに、玉木亨さんという訳者の訳もとてもよかった。 平易でありながらも、情景や心理がよくわかる、上質な日本語のチョイスがそこかしこで見られます。 真にご機嫌な小説でしした☆彡 | ||||
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| 英国ならではの推理小説だが、いわゆる本格ではなく限られた空間の人間関係を解きほぐしていくタイプのストーリー。あっと驚く真相とかはほとんどないが、舞台となる街の空気やキャラクターを楽しむ小説です。 このタイプのミステリ、確かに色々な関係性を知りたくて一定程度は読ませるのだが、パズルをはめる絵図(犯人、真相)が割と固定化されてしまい、読んでる時に予想外の裏切りを感じることはないように思う。 ※「主人公がいい感じになる相手が○○」みたいな 予定調和がある上で楽しめるかどうかはキャラクターと舞台設定、そして文章力にかかってくるわけだが、本作はそのどれもが70点くらい。 特に主人公はある意味ではスーパーマン的な推理力を持つ一方でトラウマを抱えている(これもよくある設定だ)のだが、カウンセラーとの対話など何の伏線にもならない、感情移入もしづらい部分が多すぎる。 決して悪くはないんだけど何だかつかみどころのない小説だなあというのが正直なところ。これを翻訳七福神の人たちが複数推していたけど単なる不作なのでは?とも思った。 | ||||
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