マーブル館殺人事件



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    初公開日(参考)2025年09月
    分類

    長編小説

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    マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)

    2025年09月11日 マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)

    ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきたわたし、スーザン・ライランド。フリーランスの編集者として働いていたところ、予想だにしない仕事が舞いこんできた。若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集を依頼されたのだ。途中までの原稿を読んだわたしは、作者が新作に自分の家族関係を反映しているのを感じる。ということはこの作品のように、現実世界でも不審な死が存在したのか? 『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』に続く傑作登場!(「BOOK」データベースより)




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    No.9:
    (1pt)

    なんでこんなのを語りてに据えるんだろう

    語り手スーザン・ライランドの性格と行動にうんざりする。スーザンのでてこない作中作の部分は面白く読める。カササギからずっとうんざりさせられていたのに忘れて3巻目まで買うなんてほんとにバカだった。2度とだまされない
    マーブル館殺人事件 下 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マーブル館殺人事件 下 (創元推理文庫)より
    4488265170
    No.8:
    (5pt)

    パズラーの<涅槃>へ連れて行って

    言い訳になりますが、旅行中に発売されたため取り掛かるのが遅くなりました。<ホーソーン&ホロヴィッツ>シリーズ「死はすぐそばに」を読んだのが、2024/9月。そして今回のホロヴィッツの新しい翻訳は、「カササギ・・・」、「ヨルガオ・・・」に続く<アティカス・ピント・シリーズ>最新作。
     いつものように現実の?本格探偵小説の中に架空の?本格探偵小説が入れ子になって埋め込まれています。
     クレタ島からロンドンに舞い戻った編集者、スーザン・ライランド。彼女は上司から<アティカス・ピント・シリーズ>を若手作家エリオット・クレイスが書き継ぐことになったためその編集を依頼されます。エリオットの祖母は児童文学作家、ミリアム・クレイス。代表作は「ちっちゃな家族」。ミリアムは、売上部数が十億部を超える世界的ベストセラー作家でした。
     途中まで書かれたエリオットの原稿は、南フランスの館シャトー・ベルマールに暮らす一族に纏わるミステリですが、作中で殺害されるレディ・マーガレット・チャルフォントが明らかにミリアム・クレイスがモデルであることにスーザンは気づきます。
     架空のパズラーに於いていかにレディ・マーガレットは殺害され、犯人は一体誰なのか?現実の?パズラーに於いて殺害されたと思しきミリアムはいかに殺害され、犯人は一体誰なのか?そのエッシャー絵画のようにうねり、繋がるストーリーはおそらく私たちをパズラーの<涅槃>へと連れて行ってくれます。その二転三転するストーリーを追跡する際の<酩酊感>こそがホロヴィッツを読むということなのでしょう。勿論、パズラーの詳細をここで明かすつもりはありません。
     途中、エルキュール・ポアロを思い、トマス・ハリスを想起させるシークェンスに至っては一瞬作風を変えたのかとすら思いましたが(笑)、しかしその反転し続けるストーリーは、ビアンコ・カララの如きマーブルの輝きを煌めかせながら大団円へと爆進していきます。
     「そうでしょう?モナミ」(笑)。
    ▫️「マーブル館殺人事件 上・下 "Marble Hall Murders"」(アンソニー・ホロヴィッツ 創元推理文庫) 2025/9/28。
    マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)より
    4488265162
    No.7:
    (4pt)

    少々気になる部分も

    過去作品も全て読んでいる身としては今回もやはりホロヴィッツは素晴らしいストーリーテラーだと断言出来る。
    但し、今回はスーザンのあまりに強引な調査行為には少々行き過ぎ感を覚えた。
    確かに色々問題を抱えている人間ばかりだし、いつも体当たりで真実を掴み取って来る感があるので致し方ないのかもしれないが。
    また、警部が登場してすぐに彼女との未来の関係性がわかってしまったり、何度も語られているように出版業界の大半に背を向けられているにも関わらず最終的に仕事も上手くいくような流れは少し安易ではなかったか。
    本筋からは外れるが、裏切り者は誰かもすぐわかってしまったがこれは過去作からの流れを完結させるために必要だったのかもしれないとは思う。
    このシリーズ、最終話と思っていたのがまだ続くとのことなので今後の展開が気になるところだ。
    マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)より
    4488265162
    No.6:
    (5pt)

    一気読みはやめましょう

    みんな、もう読み終えてしまったのか。もったいなくないか。わたしはもったいなくてまだ上巻の初めのほうだぞ。今年いっぱいかけて楽しみながら読むこととしよう。
    マーブル館殺人事件 下 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マーブル館殺人事件 下 (創元推理文庫)より
    4488265170
    No.5:
    (5pt)

    できれば、過去作から読んだ方がいい。

    アンソニー・ホロヴィッツの人気シリーズ3作目。
    3部作完結編って聞いたけど、本当なのかな。
    もう、本当にホロヴィッツは天才。
    現代作家の中で、最上段にいる一人。

    まず、作品の中に作品があるというシリーズの手法が、
    奇をてらってるわけじゃなく、完全に成立している。
    つまり、本の中に別の作家(いや、ホロヴィッツが書いているんだろうけど)が書いた本がある。
    これは、訳者さんも含めてすごすぎる。
    文体や全く違う時代,舞台などを感じて、まさにそういう気分にさせられる。
    主人公のスーザンが編集者だから、読後(実際の読者としても)の感想での納得感。
    本の中の世界で成立している本(二層目)。
    そこに関連してくる現実(これは現実から数えると一層目の本)があって,
    それでいて、整理されている。

    どういう風に書いていくんだろうか。こんな本。
    もう一つのシリーズも,現実との境目を曖昧にするのが上手いけど,
    この作品は最高傑作かもしれない。

    最後の100ページに、読み返したい部分がたくさんある。
    これは全体に言えることだけど、「伏線」という言葉で言い切れない深みと罠があり、
    ページを戻っては、驚き、納得し、を繰り返す。
    一人で「あー、そういうことか」と何度も感嘆する。

    ぜひ、劇中作のアティカス・ピュントが主人公の小説も一つ、スピンオフで出してほしい。
    マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マーブル館殺人事件 上 (創元推理文庫)より
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