スパイたちの遺灰



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初公開日(参考)2025年07月
分類

長編小説

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スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)

2025年07月25日 スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)

ある日、冴えない諜報史の准教授マックスのもとに1枚の名刺が届く。スカーレット・キング――MI6の伝説のエージェントが、半世紀にわたる諜報活動を綴った手記を出版したいと言うのだ。イギリス政府が隠蔽してきた作戦が表に出れば、世界が注目する。マックスは浮き足立つが、直後にスカーレットが殺害され、MI5に追われる身に。窮地を脱するため手記の原本を捜すうち、歴史の裏に隠された真実が浮かび――。(「BOOK」データベースより)




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スパイたちの遺灰の総合評価:8.75/10点レビュー 8件。Bランク


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(8pt)

冷戦期のスパイものを現代的エンタメに仕上げた傑作!

大学で諜報史を研究してきたという若き俊英の長編三作目。冷戦時代のイギリス、ロシア、アメリカ、MI6、MI5が入り乱れる諜報戦を生き抜いた伝説のエージェントが書いた暴露文書の出版を巡るスパイ・サスペンスである。
冴えない諜報史学者のマックスのもとに、MI6伝説のエージェントであるスカーレット・キングから手記の執筆の依頼が届く。もし本物であればイギリス政府はもちろん、アメリカをも巻き込んだ大変な話題作となり、映画化もされるだろう。期待に胸膨らませたマックスだが、学者として手記の真贋に疑問を持ち調査を始めた。するとマーガレットが殺害され、マックスは犯人としてMI5に追われることになる…。
とにかくストーリー展開が秀逸。第二次大戦末期から現代に至るまでのイギリス情報部の極秘作戦が圧倒的な知識で裏付けされたリアルなエピソードで明らかにされる。かつてのスパイ小説の王道を行くル・カレ、グレアム・グリーンと同じ迫真性で、しかも徹底的に良いやすさとエンタメ作品にこだわっているのだから面白くない訳がない。
古くからのスパイ小説ファンはもちろん、スパイ小説は難しくて苦手という人にこそオススメしたい傑作である。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7:
(5pt)

期待通りの内容

期待通りの内容。
スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)より
4302100036
No.6:
(4pt)

長いけど面白いです。

やられました。久々に面白いスパイ小説です。前半「?」「展開が遅い?」と感じたのは間違いで・・そう来ましたか。
書いた人、頭いいんだろうなぁ。
スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)より
4302100036
No.5:
(4pt)

スパイになれないやつはスパイの本を書く

大卒の新規採用でMI-6から落とされたことを積年のトラウマとして持ち続けるさえない大学助教授。謀略史学を専門とするが公私ともに完全にスランプ状態で、妻からは離婚を突き付けられたうえ、経済的にも借金だらけ。父親との関係も破綻しており、なんとかイギリス、ソ連、アメリカのスパイたちの裏面史を上梓することで一発逆転を狙うものの当然さまざまな妨害が入り一筋縄ではいかない。

「突然(半)素人巻込まれ系」ではあるが背景があまりに複雑で途中からは「全員嘘つき」に陥り誰も信じられなくなる。これだけ長い話をまとめきった作者の剛腕にひたすら驚かされるが、やはり饒舌すぎる感じも残らざるを得ない。
スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)より
4302100036
No.4:
(5pt)

スパイのことがわからなくても大丈夫

最後までどうなるかわからなくて面白かった
スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)より
4302100036
No.3:
(3pt)

スパイ同人?なろう系?

有名なスパイものの名前や知識が散りばめられていて、これをファンサービスと見るか、ただのスパイオタクの自己満足と見るかで評価が変わるのかもしれない。私はサブくて受け入れられなかった。ごめんなさい。
しかも描写が軽い、動機も陳腐(予想できる)でエンタメ感が強すぎる。アクションスリラーには期待通りのいい意味の陳腐さは必要だと思うけど、スパイ小説というのは一筋縄ではいかない読後感を求めたい。
…と、ルカレやフリーマントルで育った古いスパイ小説オタクは思ったのであった。
スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:スパイたちの遺灰 (ハーパーBOOKS)より
4302100036



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