ザ・ボーダー
- 遺言 (82)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.50pt |
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『犬の力』から始まる、かつての義兄弟だった麻薬王アダン・バレーラと麻薬取締官アート・ケラーの因縁の物語最終章である。しかしアダン・バレーラは前作『ザ・カルテル』でセータ隊との最終決戦の場で命を喪い、既に退場している。 | ||||
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「犬の力」から始まったアート・ケラーの麻薬戦争三部作の完結編。総ページ数3800を超える超大作の終わりを飾るにふさわしい壮大な犯罪小説である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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つらすぎる現実 涙が止まらない でも読了することで得られるものが大きいのだと思う 下巻にも挑みます | ||||
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普通物語は過去形で語られるものだが、殆どが「〜いる」「〜する」等々演劇台本のト書のように書かれている。以前中村文則の小説でも同じような文体に出会った。違和感がありこうした部分は脳内で過去形に置き換えて読まざるを得なかった。この文体は原文のものか訳者のものか?物語は面白かった。ただ、唐突に場面が変わる事が多くあらすじを追いにくい。 | ||||
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多少 繰り返しの表現か | ||||
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『犬の力』『ザ・カルテル』に続く、3部作-3作目。…すごい、シリーズ・フィナーレにふさわしい内容だ。当初、上下巻でのこの分厚さにおじけづいたが、読みだしたら止まらず、9日間、この世界にどっぷりと引き込まれた。 「メキシコのカルテルがアメリカの政治を支配しようとしている」 小説の中のアメリカ大統領とその娘婿の汚職の影は、何人ものレビュアーが述べているようにトランプ前大統領にかなり近い印象を受ける。まあ、実際では息子も含まれそうだが。 日本では安倍元総理大臣が射殺された事件を発端に、2022年8月現在、宗教団体と政治家の怪しげな関係性についての報道が連日テレビをにぎわせている。政治と金は付きものだ。“メキシコの麻薬” と “韓国の邪悪な宗教”――他国の一般市民の生活や人生を崩壊させてしまうという点では繋がるところがあるなと読みながら感じた。そしてだらしないのは、日本では何ら有効的な対策がとられないことだ。 下巻P158「この世の善は聖人が成し遂げるんじゃない。妥協を知る人間が精一杯のことをして成し遂げるんだ」――文中でクソ上院議員が言ったセリフだが、あながち間違いではないなという印象をもつ。 ジャッキーやニコの弱さもまた然り、リアルだ。 ただ、他のレビュアーも記載しているが、下巻終盤でのケラーのセリフ「すべての麻薬の合法化」には私も賛同しかねる。作者の私見か。 個人的に、1作目『犬の力』以来のカランとノーラの再登場はうれしかった。 ラストに残った奴は殺されてほしかったが、まあ、こんなもんかも、とも。 とにかくとてつもない大作の一言に尽きる。 これだけのものを読んだ後はリセットが必要だ。次の小説を読み始めるまで数日空けなくては。 | ||||
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現実の事態激化への怒り、前作から完結まで更なる濃さは先日まで大統領だった男へのより激しい怒りの凝縮を示す。 | ||||
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