フランキー・マシーンの冬
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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前作『犬の力』は同じマフィアの話でも麻薬を軸にしたメキシコマフィアの話だったが、本作はアメリカの裏社会を題材にした小説の定番ともいうべきイタリアマフィアのお話。 | ||||
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2006年に発表された長編小説。サンディエゴを舞台に、引退したマフィアが「自分流の生き方」を貫くために闘う、老人が主役のクライム・アクション作品である。 | ||||
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面白い。。 | ||||
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すっごく良かったです!一遍の映画を見てるようで、大人の物語だなあと。 | ||||
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よかった、とてもよかった。やっぱりウィンズロウ作品は最高だ。 上巻の1/4越えまでは、主人公フランク・マシアーノの人間性や現在の生活ぶりが長々と描かれており、ちょっと退屈だと感じるが、そこでの内容は後々の人間関係や下巻終盤の展開に反映されている。 そしてこの後は退屈とは無縁の展開で、ページをめくる手が止まらなくなる。 物語の中では、彼の人間的魅力もさることながら、何と言ってもその銃さばきの見事さに魅せられる。 これが62歳だというところもいい。随時老齢期に突入したことを自覚しながらも、腕は衰えていない。 かっこいい。読んでいて爽快だ。 ただ、仲間のひとりが執拗なリンチを受け死亡したあと報復に出向き見事に仕留めるのだが、私としては物足りなく、もっと同じくらい長く苦しませればよかったのにと感じた。 登場人物が多くて整理するのがちょっとたいへんだったが、ストーリーとしてもよくできた内容だったと思う。 2024年現在、ウィンズロウは作家活動をやめると宣言しているようだが、絶対復帰してほしいと切に願う。 東江一紀氏の翻訳もすばらしい。故人となってしまったことは本当に残念だ。 本書は文字が大きく短い章で区切られていて、老齢期に入った私としてはたいへん読みやすかった。 | ||||
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フランキーの若かりしころの因縁から、命を狙われているのではという話になり、回想シーンが入ってきます。 これが中々面白いのだが、ちょっと現代と過去のバランスがぶれているような。 誰がなぜ、彼を消そうとしているのかの謎はあるものの、結構シンプルに話が進んでいくので、物足りなさはあります。 年を取っても、流石のフランキーマシーンっぷりは、読んでて気持ちがいいんですけどね。 でも、元マフィアだからなぁ。晩年いい人になったってのが、今一繋がって入ってこなかったです。なので、星は3つで。 | ||||
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上巻読み終わってのみのレビューです。 殺し屋から足を洗い、全うな人生を歩んでるフランク・マシアーノが、かつての繋がりから命を狙われて、さてどうなるかというお話。 一体誰が何のために命を狙うのか。フランキー・マシーン”と呼ばれていた時代に、何があったのか。その辺りが徐々に語られていきます。 足を洗ったとは言え、流石は伝説の殺し屋。反撃の仕方が鮮やかで、そこが逆に物足りないかも。突然の事態なのに準備が周到過ぎて、ハラハラドキドキが足りません。 しかし、上巻はまだ物語としては序章な感じです。下巻での盛り上がりに期待です。 | ||||
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かっこいいですねー、このじいさんマフィア。中身はなにもないけれど大変楽しく読ませていただきました。楽しけりゃいい・面白けりゃいいを地で行く小説ですね。何といっても出だしのフランクの日常の解説が素晴らしい。私はハチャメチャな「犬の力」よりこっちが好きだしお薦めします。 | ||||
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デビュー作のストリートキッズのさわやかな肩透かしにはズキュンとやられたし、犬の力は濃密なドラマドラマドラマ!のど傑作だったので評判のいいこの本も迷わず購入したのですが、思ったほどでもなかったですね。バカにしてるのかと思えるほどデカい文字、少ない情報量は昨今の翻訳書籍の価格高騰ぶりから仕方ないですけど、肝心の内容がアクション映画の脚本みたいにさっぱりしすぎて、重みが足りない。彼の作品にしては先が予測できすぎてる。映画で言うならボーンアイデンティティ、イコライザーや96時間(taken)に近いですかね。引退したむちゃくちゃ強い殺人マシーンを侮ってた皆さんが始末されるといった感じ。そこに謎解き等のサスペンス要素が加わっています。話自体は大好物ですけど、アクション系の話ならアクション描写に力を入れて欲しいところなんですが、簡潔すぎて迫力がない。さすがのドン・ウィンズロウでもアクションは苦手なのかなあ。 | ||||
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