過ぎ去りし世界



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    6.50pt (10max) / 2件

    6.50pt (10max) / 2件

    Amazon平均点

    4.67pt ( 5max) / 6件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    2pt
    サイト内ランク []C総合:1614位
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    56.00pt

    33.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2016年04月
    分類

    長編小説

    閲覧回数2,653回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数3

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    2018年12月04日 過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    巨匠ルヘインが20世紀を駆け抜ける男たちを描く3部作、完結篇。 1943年、第二次世界大戦下のフロリダ州タンパ。一度は裏社会の頂点にまでのぼり詰めたジョー・コグリンは、抗争の巻き添えで最愛の妻を失い、そのことがきっかけでギャング稼業から足を洗った。現在は実業家として、また一人息子を育てる父親として、日々を送っている。 ある日ジョーの耳に、誰かが彼を暗殺しようと企んでいるという噂が届く。息子との平穏な暮らしを守るためには、噂の真偽を明らかにせねばならない。ライバル組織や同盟組織のボス、ヒットマン、旧友……誰を信じるべきなのか。疑いと抗争の果てに彼が見る景色とは。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

    過ぎ去りし世界の総合評価:8.63/10点レビュー 8件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (5pt)

    何がしたかったんだろう???

    ミスティックリバーが好きだったので、(きっと面白いだろう)と期待を膨らませながら読みはじめたのですが・・・・

    はっきり言って、ルヘインには(こういう小説)は無理だと思います。
    路線的には「ジェイムズエルロイ」
    でも、エルロイのような徹底的に「潰す」ようなことはしない。
    読み手が「そこまでしなくても!」と思うほど非情でもない。

    彼は映画の「スタンドバイミー」みたいな?少年を主人公にした小説を書いて欲しい。
    (ミスティックリバー路線の)

    (本題から外れますが)
    改めてジェイムズエルロイの凄さ?容赦ない筆致に改めて感心ですわ。




    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (8pt)

    ギャングに成功者はいない?

    「運命の日」、「夜に生きる」に続く三部作(アメリカでは「コグリン・シリーズ」と呼ばれているらしい)の完結編。一作目の「運命の日」とはほとんど関連が無いが、前作「夜に生きる」の続編である。
    前作から約10年が経過した、第二次世界大戦時のフロリダ州タンパでギャングファミリーの実権を親友のディオンに譲り、自らは顧問として裏稼業からは距離を置き、表のビジネスでも成功し、9歳の息子の良き父として生活していたジョー・コグリンだが、彼の命を狙う計画が進められているという噂を耳にする。自分のファミリーだけでなく、全米の同業者に利益をもたらしているはずのジョーが、なぜ狙われるのか? 根拠の無い噂と否定しつつも、ジョーは疑心暗鬼に陥っていく。時を同じくして、平穏だったタンパの街でジョーのファミリーと、友好的だった黒人ギャングとの間で抗争が勃発。ジョーは個人の問題だけでなく、組織の問題でも頭を悩ますことになった。
    時代とともに変わってゆくファミリーの論理や人間関係に戸惑いながらも、持ち前の知恵と度胸で難局を乗り切ろうとするジョーの非情で孤独な戦いが、本書のメインテーマ。血で血を洗う暴力シーンに直面しながらも「善き父親」であろうとするジョーの息子への思いが、主要なサブテーマとなっている。その部分が前作と違い、ノワール小説でありながらハードボイルドのテイストが強く感じられる。
    三部作ではあるが、「夜に生きる」を読んでいれば、「運命の日」が未読でも十分に理解できるだろう。サスペンス、ノワールのファンはもちろん、「父と息子」系のハードボイルドが好きな方には絶対のオススメだ。

    iisan
    927253Y1
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.6:
    (5pt)

    期待通りに読むことが出来た。

    ストーリーに臨場感があった。若干の荒唐無稽的描写があり現実味が損なわれる部分もあるが、全体的には良く出来た作品だと思う。
    過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)Amazon書評・レビュー:過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)より
    4150019061
    No.5:
    (4pt)

    運命の日から一気読み

    3部作で、私にとっては2作目の「夜に生きる」が一番良かったかな。
     ゴッドファーザーで、アルパチーノがあとを継いだのと同じように、パート2からまさかのジョーが主人公になっていくのですが、1作目は長すぎた上に賃上げ闘争と人種差別と野球と恋愛をむりに結び付けてちょっと退屈しました。
     2作目は成り上がっていく過程を描くジェットコースターストーリーで、絶体絶命からの起死回生が繰り返され、ゆるみどころがありませんでした。
     3作目の本作も、2作目を継承したドンパチ&頭脳戦で素晴らしいのですが、ピークから成り下がっていく過程を描くストーリーの必然で、哀愁の度合いが濃すぎました。それにしても、ジョーは兄二人には何の経済的支援もしなかったのかな。兄弟間の情愛ももう少し書き込んでほしかったです。
    過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)Amazon書評・レビュー:過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)より
    4150019061
    No.4:
    (4pt)

    三部作の中では一番でした

    物語の展開がスピーディーで分かりやすく面白かった。
     それゆえ前作まで読んでいなくても楽しめると思う。
     個人的には三部作の中では一番よかった。
    過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)Amazon書評・レビュー:過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)より
    4150019061
    No.3:
    (5pt)

    コグリン3部作、ひとまず完結

    夜を生きるの続編。ジョーに関しては終わりになったのですが、多分また、続きがあるのでしょう。
    過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)Amazon書評・レビュー:過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)より
    4150019061
    No.2:
    (5pt)

    1930年代のアメリカ、タンバを舞台としたギャングたちの非情な世界観。惹きつけられた。

    哀しい調べのベースがずっと聞こえているような中で読み終えた。
    1930年代のアメリカ、タンバを舞台としたギャングたちの非情な世界観。
    惹きつけられた。
    コグリン三部作の、三部作目。

    生きていくために殺し、だまし、裏切り、死んでいく。
    ひとつの美なんだろうか。

    かっこいいとか言っていいのかわからないが、映画化されるんだろうなあと思いつつすっかりはまってしまった。
    過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)Amazon書評・レビュー:過ぎ去りし世界 (ハヤカワ・ミステリ1906)より
    4150019061



    その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク