あなたを愛してから



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    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2018年07月
    分類

    長編小説

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    あなたを愛してから (ハヤカワ・ミステリ1933)

    2018年07月05日 あなたを愛してから (ハヤカワ・ミステリ1933)

    その夜、レイチェルは夫を撃ち殺した……実父を知らないまま性格破綻の母に育てられた彼女は、母の死後に父を捜す。だがようやく捜し当てたのは残酷な真実だった。ジャーナリストとなり、結婚したが、そのすべてを失った。ようやくめぐりあった真の愛。しかしその裏にも罠が待ち受けていた! ミステリの巨匠が一人の女性の旅路を描きつつ、読者の予断を許さない展開で度肝を抜く、出色の最新サスペンス!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

    あなたを愛してからの総合評価:7.70/10点レビュー 10件。Bランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)

    期待していたものはなかった

    ルヘイン氏の小説は、メッチャはまるものと全く私の趣味ではないものとはっきり分かれるようです。
    「あなたを愛してから」は、後者の方でページ数の割には面白くなかった・・・というのが率直な感想です。

    今気づいたのですが、ルヘイン氏が男目線で書く小説は好みで、女目線で書くものは面白く感じない・・・のようです。

    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    まさに「予断を許さない」サスペンス

    2017年に発表された、ルヘインの最新作。邦題が示すように、一人の女性の視点から語られるアイデンティティ追及の物語であり、優れたサスペンスミステリーでもある。
    「ある五月の火曜日、三十五歳のレイチェルは夫を撃ち殺した」というプロローグから始まった物語は、レイチェルが見知らぬ父親を探す第一部、ジャーナリストとして成功し、結婚したレイチェルがすべてを失ってしまう第二部、隠されていた危険な真実に近づき、そこからサバイバルするために奮闘する第三部で構成されている。第一部と二部、三部はまるで別の作品のようにテイストが異なっているのだが、主人公であるレイチェルの人物像がしっかりしているので全く違和感はない。
    ネタバレ無しで解説するのが難しい作品で、とにかく「読者の予断を許さない展開で度肝を抜く」ことは間違いない。予備知識なしで読むことをオススメしたい、超一級のエンターテイメント作品である。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.8:
    (5pt)

    文句なく夢中にさせられた

    余計なことは何もいう必要はない。とにかく物語の世界に入り込んだら、出てくるまでずっと夢中になって活字を追いかけていた。デニス・ルヘインの邦訳書はほとんど読んでいるが、これは未読だった。あーあ、はやくデニスの次の本が読みたい。加賀山卓朗さんの訳も、とても素晴らしくて文句なし。読後、U-TUBE で Buddy Johnson 作詞作曲の Since I Fell for You を、Lenny Welchの歌で何度も聴いてしまった。
    あなたを愛してから (ハヤカワ・ミステリ1933)Amazon書評・レビュー:あなたを愛してから (ハヤカワ・ミステリ1933)より
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    No.7:
    (1pt)

    マカロニウエスタンではどもならん

    329ページ、全く意味が分かりません。そして、ここから最後に至るまでは、まさにマカロニウエスタンそのもの。そこに何がしかの価値を見出すのは小生にとってははなはだ無理。この小説、2017年に書かれたというがホンマかいな。時間を浪費した後悔の念以外、何も残りませんな。
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    No.6:
    (5pt)

    その後が気になる

    主人公レイチェルが夫を撃ったとの衝撃的な幕開けから、彼女の生い立ちへと話は移り、ずっとこの夫殺しは
    彼女の父親探しの旅の途中で起こるのだろうとつけていた目星は大きく外れ、思わぬノワール展開に。

    「ミスティックリバー」映画版がとても重たく、胃に応えたのでずっと未読だったルヘイン。
    これは珍しく女性視点のミステリーとの事で手に取ったら、やめられなくなった。

    母親の仕打ちのせいで自己肯定感が低く、実の父親を見つけられたら自分は完全になれるとの思い込みは、結果として運命の男との出会いにつながるのだが、冒頭の撃たれた夫がその人なのかどうか、かなり読み進めないとわからない。
    それにしても一人の日系人の名前がなんか変・・・と思ってたら、ああいう事とは・・・

    キャラクターが魅力的だし、これは翻訳もうまいのでしょうが語り口にすっかり酔いしれました。
    ずしっとくる重さは軽減され、洒脱とも言える会話もあり、起きている事態の深刻さにもかかわらず、これは恋愛の話なんだろうな・・・と。
    たやすく映像化が浮かぶ。訳者と同じく映画では時間が足りないと思うのでドラマでお願いしたい。
    私のようなルへイン初心者の女性も臆せず挑戦してがっかりしないと思います。
    第一部で投げ出してしまわずに。
    その先、想像しなかった展開が待ってますので。

    続編も可能そうだけど、その後は想像に任せた方がいいのかな・・・・それが余韻なんでしょうね。
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    No.5:
    (3pt)

    応援ありがとう、俺たちの戦いは続く!

    毒親に育てられた女がPTSDを発症。
    恋人に救われるが陰謀に巻き込まれそれによって奇跡的にPTSDを克服。
    敵味方にいる邪魔者は片づける。
    そして、打ち切りになった少年漫画のようなエンディングを迎える。
    ルヘインの筆力は凄いのは認める。
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    4150019339
    No.4:
    (4pt)

    後半の強い主人公が魅力的

    三部に分かれていますが、一部は要らなかったのでは?と思ってしまいます。

    前半は主人公がメルトダウンするまでの精神不安定な状況が書かれています。

    後半から流れが変わり、ヒロインが夫を怪しむようになり、ついには戦う強い女性に。私は後半のヒロインの方が好きでした。

    サイコスリラーに分類されているようですが、ハラハラドキドキするのは残り3分の1からです。ここからは怒涛の展開です。誰が味方なのか、誰が本当のことを言っているのか?途中で本を置くことができなくなります。

    作者はミスティックリバーなどを書いたベストセラー作家で、脚本なども手がける実力派のようです。

    この本の題名はSince I fell for youという曲から来ています(邦題は君にダウン)。本の中で書かれている通り、有名な歌手のカバー曲がたくさん出ていますので聴いてみるのも一興かもしれません。
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    4150019339



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