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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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余計なことは何もいう必要はない。とにかく物語の世界に入り込んだら、出てくるまでずっと夢中になって活字を追いかけていた。デニス・ルヘインの邦訳書はほとんど読んでいるが、これは未読だった。あーあ、はやくデニスの次の本が読みたい。加賀山卓朗さんの訳も、とても素晴らしくて文句なし。読後、U-TUBE で Buddy Johnson 作詞作曲の Since I Fell for You を、Lenny Welchの歌で何度も聴いてしまった。 | ||||
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329ページ、全く意味が分かりません。そして、ここから最後に至るまでは、まさにマカロニウエスタンそのもの。そこに何がしかの価値を見出すのは小生にとってははなはだ無理。この小説、2017年に書かれたというがホンマかいな。時間を浪費した後悔の念以外、何も残りませんな。 | ||||
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主人公レイチェルが夫を撃ったとの衝撃的な幕開けから、彼女の生い立ちへと話は移り、ずっとこの夫殺しは 彼女の父親探しの旅の途中で起こるのだろうとつけていた目星は大きく外れ、思わぬノワール展開に。 「ミスティックリバー」映画版がとても重たく、胃に応えたのでずっと未読だったルヘイン。 これは珍しく女性視点のミステリーとの事で手に取ったら、やめられなくなった。 母親の仕打ちのせいで自己肯定感が低く、実の父親を見つけられたら自分は完全になれるとの思い込みは、結果として運命の男との出会いにつながるのだが、冒頭の撃たれた夫がその人なのかどうか、かなり読み進めないとわからない。 それにしても一人の日系人の名前がなんか変・・・と思ってたら、ああいう事とは・・・ キャラクターが魅力的だし、これは翻訳もうまいのでしょうが語り口にすっかり酔いしれました。 ずしっとくる重さは軽減され、洒脱とも言える会話もあり、起きている事態の深刻さにもかかわらず、これは恋愛の話なんだろうな・・・と。 たやすく映像化が浮かぶ。訳者と同じく映画では時間が足りないと思うのでドラマでお願いしたい。 私のようなルへイン初心者の女性も臆せず挑戦してがっかりしないと思います。 第一部で投げ出してしまわずに。 その先、想像しなかった展開が待ってますので。 続編も可能そうだけど、その後は想像に任せた方がいいのかな・・・・それが余韻なんでしょうね。 | ||||
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毒親に育てられた女がPTSDを発症。 恋人に救われるが陰謀に巻き込まれそれによって奇跡的にPTSDを克服。 敵味方にいる邪魔者は片づける。 そして、打ち切りになった少年漫画のようなエンディングを迎える。 ルヘインの筆力は凄いのは認める。 | ||||
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三部に分かれていますが、一部は要らなかったのでは?と思ってしまいます。 前半は主人公がメルトダウンするまでの精神不安定な状況が書かれています。 後半から流れが変わり、ヒロインが夫を怪しむようになり、ついには戦う強い女性に。私は後半のヒロインの方が好きでした。 サイコスリラーに分類されているようですが、ハラハラドキドキするのは残り3分の1からです。ここからは怒涛の展開です。誰が味方なのか、誰が本当のことを言っているのか?途中で本を置くことができなくなります。 作者はミスティックリバーなどを書いたベストセラー作家で、脚本なども手がける実力派のようです。 この本の題名はSince I fell for youという曲から来ています(邦題は君にダウン)。本の中で書かれている通り、有名な歌手のカバー曲がたくさん出ていますので聴いてみるのも一興かもしれません。 | ||||
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いまどき流行のガールズ・サスペンスかと思いきや、さすがは『ミスティック・リバー』『夜に生きる』のルヘイン、読ませる力は圧倒的です。作品の感じはむしろ『シャッター・アイランド』に近いかな。まったくこの著者の幅の広さというか懐の深さというかは、つくづく感じさせられます。今年のベスト候補でいいんじゃないかな。 | ||||
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レイチェル・チャイルズは著名な心理学者でベストセラー作家の母親のもと、ある種特別な抑うつされた環境で育った。父親のことはジェイムズという名前しか知らず、記憶もほぼ無い。 母親が死に、彼女の呪縛から解き放たれたように、レイチェルはジャーナリストとしてめきめきと頭角を現す。 やがて見た目のよいボート好きな男性と結婚。周りからもてはやされるセレブカップルとなる。 ジャーナリストとして出世街道を進んでいたある時、ハイチ地震の取材に行き、壮絶な体験をする。そのことがきっかけでPTSDの症状が現れるようになり、ひきこもり状態になる。 彼女の複雑な心理状態を丁寧に描き、その危うい精神状態の中でもがきつつ、見たこともない父親を探す中で知り合ったひとりの男性とのやりとりが、まるで映像のように展開される。 後半はその男性とレイチェルの結婚生活を軸に怒涛のサスペンスへと流れていく。 映画化してほしい!と思った。主演の二人は誰がいいのか、つらつら考えながら、レイチェル役は大好きな女優エミリー・ブラント、これはすぐ頭に浮かんだが、男性役は難しい。少年のような無邪気さと、ハンサムな外見、内側にあるものは決して表に出てこない。ディカプリオがもう少し若かったら?でもそれではシャッターアイランドと同じ、などと思ったりして、黒髪と表情のイメージから、サム・ワーシントンを想像しながら読んだ。 読み終わって、訳者あとがきを読んだら、なんとすでに映画化権が買い取られているとのこと。 どんなふうに映画化されるのか、今から楽しみである。 作中に出てくるレインコートは、どこのブランドのものだったのだろう。ずっと気になってしまった。レインコートの似合う男性、素敵である。 | ||||
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流石に、読み進む場面場面がイイ感じです。1章は、母親の死後に存在を頑なに秘密にされていた父親を探そうと奔走するヒロインレイチェル。2章は、キャリアを失い、夫とも別れたレイチェルが運命の人ブライアンと新しい暮らしをはじめるのですが、、、。3章では、ガラガラのどんでん返し。これがアメリカンミステリでしょうか?ちゃんと?シーンの説明はあるのですが、そううまく繋がるかねえというところもあり、星4です。映画のように楽しみました。この本のあなたを愛してからという題名の曲があるらしいのですが、探して聴いて見たいです。 | ||||
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