数字を一つ思い浮かべろ



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    初公開日(参考)2018年09月
    分類

    長編小説

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    数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)

    2018年09月04日 数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)

    数字を一つ思い浮かべろ。その奇妙な封書にはそう記されていた。658という数字を思い浮かべた男が同封されていた封筒を開くと、そこにあった数字は「658」!数々の難事件を解決してきた退職刑事に持ち込まれた怪事は、手品めいた謎と奇怪な暗示に彩られた連続殺人に発展する。眩惑的な奇術趣味と謎解きの興趣あふれる華麗なミステリ。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

    数字を一つ思い浮かべろの総合評価:7.26/10点レビュー 23件。Bランク


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    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (9pt)

    深く思索する、アメリカ生まれのニューヒーロー登場。

    2010年に68歳で作家デビューしたという、アメリカの新人作家のデビュー作。すでに6作目まで続いている退職刑事デイヴ・ガーニーシリーズの第一作で、アメリカの刑事が主人公ながら古典的な謎解きに重点を置いた犯人探しミステリーである。
    ニューヨーク市警の花形刑事と評価されながら早期引退し、キャッツキル山地の農場で暮らしているガーニーのもとに、大学時代の友人でスチリチュアル施設を運営しているメレリーが訪ねてきた。メレリーは「1から1000のうちから1つの数字を思い浮かべろ」という手紙を受け取り、658という数字を重い浮かべたのだが、同封されていた小さな封筒を開くとそこには「おまえが選ぶ数字はわかっていた。658だ」と書かれていた。さらに「なぜ分かったか知りたければ金を送れ」と書かれており、小切手を送金したメレリーの元に次々に犯行を予告するような脅迫状が届いたため、メレリーはガーニーに助けを求めたのだった。ガーニーが調査に乗り出したのだが、脅迫犯から第二の数字当てトリックを仕掛けられ、その謎を解けないでいるうちに、メレリーが残虐な殺され方をしてしまった。しかも、事件はそれだけにとどまらず、同じような手口の事件が報告されるのだった・・・。
    数字当てのトリック、殺害現場の謎解き、犯行動機の不明さなど、不可解なことだらけの事件を、退職刑事ガーニーが丁寧に謎解きしていくのが、本作の読みどころ。アメリカの警察にしては珍しく行動より思索を重視する、やや複雑な性格のガーニーのキャラクター設定が秀逸。さらに事件が次々に発生し、その度に謎が深くなるというストーリー展開も素晴らしい。
    警察ミステリーの枠を超え、本格派、古典派の謎解きミステリーのファンも十分に満足できる傑作である。

    iisan
    927253Y1
    No.1:
    (8pt)

    数字を一つ思い浮かべろの感想


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    氣學師
    S90TRJAH
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    未読の方はご注意ください

    No.21:
    (3pt)

    心理描写多すぎ

    訳の日本語に流れがなく、読みづらい。
    とにかく心理描写が多すぎる。
    しかもほとんどがネガティブな感情で、重複が多いのでうんざりした。

    最初のトリックに惹かれて読み続けたが、まさかの結末だった。
    さすがに今の時代にこれほど大っぴらに仕掛けて、噂にもならないことはないでしょう、と。
    いくら手書きでも(笑)
    『後ろ向き』は使い古されたテクニックだし、肝心な犯人当てもわかりやすかった。
    私は当てたことはあまり無いので、かなり難易度が低いのだと思う。

    一応最後まで読めたので星3つにしておきます。
    数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)より
    4167911485
    No.20:
    (4pt)

    謎に次ぐ謎でハラハラさせられる展開

    本書は、深い問題を抱えた登場人物たちに驚くべき自己開示の瞬間を迫るという、絶妙なプロットのサスペンス小説です。

    ニューヨーク市警のトップ殺人捜査官を退職し、現在はニューヨーク州北部で妻のマドレーヌと新しい生活を始めたデイブ・ガーニー。
    「数字を一つ思い浮かべて見ろ!」
    彼に元にこのような文面の手紙が何週間にも渡って届き続けます。この手紙は、ガーニーにとって退職後のマンネリ化した日々に刺激を与えるものでした。しかし、ほどなくして大規模な連続殺人事件が発生し、ガーニーは捜査に巻き込まれることになります。
    手紙の主は、脅しと警告に満ちた韻を踏むのが好きで、証拠を残さず捜査陣をいつも煙に巻く一筋縄ではいかない人物です。これに対し、捜査活動の中心人物となったガーニーは、ほどなく地元警察を驚愕に陥れるほどの推理力を発揮することになります。あたかも千里眼のように見える相手と知恵を競い合うガーニーですが、悲劇に彩られた過去は次第に彼を悩ませ、いつしか結婚生活に危険な断崖絶壁を予感させることになります。

    この本で私が印象に残った点は、随所で発生する法執行機関の不可解な決定と不信感が漂ってくる点です。途中から、アメリカの刑事ミステリの王道である警察機構内部の対立構造が絡み始め、捜査活動とは別の圧力で苦悩するガーニーの姿が非常にもどかしくなるところもGoodでした。
    数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)より
    4167911485
    No.19:
    (5pt)

    最後まで展開が読めない傑作

    どう考えても不可能な数字のトリックを解き明かしながら犯人に迫っていくストーリーはめっぽう面白い。久しぶりに一気に読み上げた。ミステリーファン、必読。
    数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)より
    4167911485
    No.18:
    (3pt)

    トリックはショボいが文章は中々

    まさか、こういうトリックじゃないよね、と思って読み進めたが、正にその通りだったのである意味、驚き。でも、文章や主人公のキャラは良かったので☆3です。
    数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)より
    4167911485
    No.17:
    (3pt)

    よくあるアメリカのB級ミステリー映画のような展開

    蔦屋あたりでよくおすすめDVD ででている、よくあるアメリカのB級ミステリー映画のような展開、犯人像の絞り込みに時間をかけるが実際の犯人は なーんだこの人物かという感じで 意外性もなく 驚きもなく まあ登場人物で言ったらこいつぐらいかなと思った人が犯人で、疑問であった動機がいまいち理解に苦しみ あまりミステリーとしての出来栄えはいまいち。 翻訳の方も頑張っているが 原作に忠実の訳すことに注意されていて作品の物語性が失われた感じ 、もう少しハラハラドキドキ感をにじませるようにしてもらえばいいのに。
    数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:数字を一つ思い浮かべろ (文春文庫)より
    4167911485



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