乗客ナンバー23の消失



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初公開日(参考)2018年03月
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長編小説

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乗客ナンバー23の消失

2018年03月28日 乗客ナンバー23の消失

乗客の失踪が相次ぐ大西洋横断客船“海のスルタン”号。消えた妻子の行方を追うべく乗船した敏腕捜査官の前に現れる謎、謎、謎。錯綜する謎を解かないかぎり、ニューヨーク到着まで逃げ場はない。無数の謎をちりばめて、ドイツ屈指のベストセラー作家が驀進させる閉鎖空間サスペンス。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

乗客ナンバー23の消失の総合評価:7.38/10点レビュー 24件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

あまり面白くなかった

ややこしい。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(7pt)

エンタメ小説だ。

上手く書かれている。でもなんていうか文体に重さが無いせいか痛みや辛さがこちらに伝わらない。上っ面を撫でているだけって印象を持ってしまう。
ストーリィは込み入っていて登場人物も的確なポジションで良い動きをする。これは作者の計算が確かということで、その辺もどうかすると鼻に付く。
ミステリとかサスペンスというよりもエンターティメントな小説だと思う。舞台装置と芯にある問題。これらを使って上手く書き上げてあると言えるけれど
余りこちらには響かない。事件解決と見えたさらにそのあとの仕掛けはそう驚かなかった。結局ゲームを遊んだような感じなのでそう感じてしまうんだろう。
深みが無いとこういうことになるのかも知れない。ドイツではベストセラー作家だということだけれどどうも小手先の小説という感じで残念だ。
もっとも読む人によってはこれは面白い、と興奮しながら読む人もいるかも知れない。豪華客船という閉鎖空間での失踪事件を調べる話なのだから。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

サスペンスフルではあるけれど

ドイツでは人気が高いのサイコミステリー作家の2014年の作品。ミステリー評論家の評価が高く、「サイコ」を抜いたミステリーとの評価を目にしたのだが、立派にサイコなミステリーである。
ドイツ警察の囮捜査官・マルティンは、5年前に妻と息子が姿を消した(自殺したとされた)豪華客船「海のスルタン」号の乗客である老女から「息子のテディベアが見つかった」という奇妙な電話を受けた。しかも、テディベアは2か月前に船内で行方不明になっていて、突如として姿を現した少女が持っていたという。仕事を放り出して船に乗り込んだマルティンだが、テディベアの謎を解くことはできず、さらに別の事件に巻き込まれてしまった。巨大な客船には深い闇があり、マルティンは踏み込めば踏み込むほど迷路にはまってしまうのだった・・・。
客船という閉鎖空間での事件、過去の事件と現在の事件の奇妙なつながり、誰もが何かを隠しているような登場人物など、サスペンスミステリーの基本的な要素がたっぷり詰め込まれている。また、人物のキャラクター設定も明確で理解しやすい(訳者が上手だということだろう)。それでも読後感がイマイチだったのは、犯行動機、捜査手順などにリアリティが欠けているから。結末部分でのどんでん返しも、ご都合主義に過ぎる気がした。
サイコミステリーファンにはオススメできる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.21:
(4pt)

Amazonプライムビデオからきた

Amazonプライムビデオでオススメに「治療島」のドラマが出てきたのが、きっかけでした。「治療島」面白かった→原作も読んでみたい→原作は単行本しかない→唯一電子書籍化されてるこちらの作品を購入。結論からいうと非常に面白かった。前半はサディスティックな暴力&虐待描写が多くて、読むのがイヤになりかけた。そこを我慢すれば、事件解決と思いきや、伏線がきいてきて、パズルのように真犯人が現れてくる。ラストシーンは、あの「羊たちの沈黙」にオマージュを捧げていると感じた。何よりも恐ろしい事実は、世界中のクルーズ客船で自殺や行方不明が多発していることに違いない。
乗客ナンバー23の消失Amazon書評・レビュー:乗客ナンバー23の消失より
4163908188
No.20:
(3pt)

ちょっと痛々しい

座席ナンバー7〜が面白かったのでこちらも読んでみました。痛々しい表現が多いので、残忍な内容が苦手な人には合わないかも。
乗客ナンバー23の消失Amazon書評・レビュー:乗客ナンバー23の消失より
4163908188
No.19:
(4pt)

2日で一気に読みました。謝辞の後まで含めての作品です。

社会の暗部を描いた部分は少々ウンザリする描写もありますが、全体的に構成も面白く、グイグイ読ませます。当方は2日で一気に読みました。最後の伏線回収まで含めて、良くできた面白い本です。
乗客ナンバー23の消失Amazon書評・レビュー:乗客ナンバー23の消失より
4163908188
No.18:
(3pt)

作者の熱量と詰め込みに反比例して盛り上がりに欠ける

話を引っ張る謎となるのは豪華巨大クルーズ船の闇という社会派な斬り込みと、
四年前にクルーズ船から姿を消した妻と子の真相を追うスタンドアローン型刑事の捜査。
そこからグランドホテル形式で物語が展開していき、やがてさらなる別種の「闇」も巻き込み驚愕の真相が…、という謳い文句だが、
(半)クローズドサークルに社会派も盛り込むという魅力的な舞台設定なのだが、登場人物が多く、
その一つ一つの話の展開自体は少ないので盛り上がりに欠けてしまっているという印象。
確かにいくつもの社会の「闇」が詰め込まれ、ミスディレクションのサプライズもありサスペンス要素もあり、
クルーズ船という一ヶ所にまとめてブチ上げるという構想と熱量は分かるのだけれど、物語性が希薄に感じてしまう。
これをやるなら、文量を大幅に増して登場人物に厚みを持たせるなり描写を増すなりしてくれないと、
事実にインパクトがあるだけに余計に小説を読むというよりドキュメンタリ的事実の方に焦点がいってしまう。
こねくりまわした文章も読みづらい。

マイナスポイントばかり気になったが、サプライズは複数あるし、元々この作家は翻訳ミステリに多い警察小説ではなく、
変則的なアイデアと作風で珍しい作品を提供してくれる貴重な作家でこれからも追っていきたいということは確か。
乗客ナンバー23の消失Amazon書評・レビュー:乗客ナンバー23の消失より
4163908188
No.17:
(3pt)

ちょっと複雑なスリラーが好きな人におすすめ

Fitzekの小説が好きで、原書でかなり読んでいます。いつも結末が予想外だし、クールな筆致がよいです。
この作品はプロットや船内の描写が込み入っているので、頭を使いながら読むのが好きな人に向いていると思います。

何冊か、日本語訳も同時に読んでみているのですが、他の訳者さんに比べてこのかたの翻訳が断然よかったので、これも細かく読んでみました。
上手いなあと思う個所がたくさんある半面・・・細かい誤訳も異様に多い。
分かりやすいところでは、630隻を63隻としていたり、「顔色ひとつ変えなかった」とすべきところを「顔をしかめた」としていたり。主語を誤解している箇所もたくさん。
せっかく上手なかたなのに、急いで訳しているのか、下訳を学生にさせてあまりチェックしていないのか・・・
大筋には影響なくても、作家が大事にしているはずのディテールが丁寧に反映されていない箇所が多いのが、ちょっと残念でした。
乗客ナンバー23の消失Amazon書評・レビュー:乗客ナンバー23の消失より
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