生贄の木
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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マロリーシリーズをこれだけ読んでいくと、マロリー像が自然と出来上がるのですが | ||||
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ニューヨーク市警刑事キャシー・マロリーシリーズの第10作。氷の天使が義憤に駆られて復讐を遂げるという物語で、従来の路線を踏襲しながらも、新しいマロリーが垣間見える作品である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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マロリーシリーズは大好きで全巻読んでしますが、 この作品は少女ココの愛おしさが泣けます。 ウィリアム症候群なのに過酷な運命を生きなければならなくなった。 それでも健気に人の愛を求めます。 「マロリーは私を愛していた」と泣き叫ぶ姿。何時間もかけて二人で成し遂げた、誰にも教えることが出来なかった ココの靴紐をココはほどけた靴紐を結びなおすことで、それを証明させます。感涙が何回も押し寄せます。 | ||||
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題名の「生贄の木」とは犯人が3人の被害者、一家は富裕層のパーティー・ガール(昏倒→回復)、狂信的聖女(重体→死亡)、小児性愛者(瀕死)を「吊るした木」の事である。当面の可愛いヒロインは小児性愛者に連れ去られていたと思われるココという妖精の様な少女で、ウィリアムズ症候群(特殊な能力と幼児性を併せ持つ)を患っている。自身も里親育ちの男勝りの女性警察官マロリーがココの病状や身元不明といった状況を鑑みながらも、小児性愛者の身元や犯人を追及するという物語。マロリーの知人(恋人?)兼警察のアドバイザーの心理学者チャールズが徹底的にココを保護する立場を取るのに反して、どうしてもココ(証言は当てにならない)から事件を割り出したいという2人の相克もテーマらしい。 しかし、読み始めてガッカリした。長大作なのは一見して分かるが、それだけ内容も濃密と期待していたら空疎なのである。この設定なら、3人の被害者の関係を洗う、過去の類似の事件を調べる、ココの心を和らげ糸口を見つける等の方法が考えられるが、作者は自身の皮肉交じりの文体やレトリックを過剰に披露して、警察内部の事情を説明するだけで一向に話が進まない。その退屈な物語を我慢して読んで行くと、結局、過去の類似事件は"1件"だけで、今回の被害者3人を含む6人の(当時)少年・少女グループが浮上し、小児性愛者の素性、その内の1人が警察によって殺人犯として「生贄」になった事、その内の数人がその内の1人を「木に吊るした」らしい事が"自然と"分かってしまうという安直さ。これではマロリーの造形・推理が全く活きておらず、ミステリとしての体を成していない。加えて、ミス・リードのためか、市警長官代理や弁護士が殺人を隠蔽・実行していたり、グループの中にサイコ・キラーがいたりするので物語が発散している。ラストで明かされる真犯人にも全く意外性がない。そして、これだけの頁数を割きながら、本作の趣旨だった筈のマロリーとココとの心の交流の描き込みが全く不十分で完全な失敗作だと思う。 | ||||
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わりと容易く真犯人の目星がつきます。 被害者が無警戒に背中を向ける相手という条件を満たす人物が犯人だからです。 マロリーシリーズのなかでは、一番ミステリの要素が濃い作品だと思います。シリーズの他作品は、ミステリより人物描写に重きを置かれて書かれているからです。 絶世の美女、天才ハッカー、サイコパス(らしい)機械人間というマロリーの設定に興味をもてれば楽しめるシリーズだと思います。 読者を選ぶ作品だと感じました。 | ||||
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キャシー・マロリー・シリーズでは、この作品が一番好きです。ここでは、マロリーの相棒ライカー、マロリーの友人チャールズ バトラー、 マロリーの亡くなった里親の旧友達、 それぞれの目を通してマロリーについて語られていきます。それだからか、機械人間マロリーが、人間に近くなったように感じで、私は好感がもてました。 そして愛にあふれて、全ての人を愛さずにはいられない、不思議な少女、ココ。 機械人間、マロリーに心を上げたのはココなのではないでしょうか。 もちろん、事件の裏には「金「」ありとゆうマロリーの定義も健在。 堪能できた一冊でした。 | ||||
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内容的に読み進むにつれ複雑にし過ぎ、マロリ-に関係する登場人物をどこまで関連させるんだ( `д') 無理くり読んだ感じでした | ||||
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