死のオブジェ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「魔術師の夜」では魅力サッパリでしたが | ||||
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キャシー・マロリー・シリーズの第3弾。これまでの2作に比べるとミステリー要素が重視され、警察小説らしさが高まってきた作品だ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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非常に良いの中古品はずですが、表紙が汚れていたので残念です。 マロリーファンとして今作も非常に楽しんで読むことができました。 感情移入ができるようになったシーンがとても印象的。 あとはコフィーも今作では頑張っていて、それを助けるマロリーも良い。 | ||||
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アート業界で残虐な殺人が起こり・・・というお話。 今回はアメリカの最先端のアート・シーンで事件が起こりマロリーが捜査に回されという展開の物語でした。残酷な殺され方をしたアーティスト、美術評論家、画廊のオーナー等個性的な人々が集まる業界で何が・・・という謎で読ませる本格ミステリ的作品。 それと毎度同じ事を言う様で恐縮ですが、主人公のマロリーという女性捜査官にまるで人間味、人間的情緒がない所がやはり読み処になっていて、普通こういう登場人物には感情移入できないで読者に一種の不快感を催させるはずなのに、そうはならず、人によっては応援したくなる様なキャラクター造形になっている所に本シリーズの斬新さ、著者の才筆ぶりを感じました。この主人公は本当に不思議です。私の様にファンになる奇特な方もいるのでは。このキャラクターのクールさで本書が本格ミステリと同時にハードボイルド風味を感じさせる辺りも画期的だと思います。 勿論、謎解きもよく出来ていて感心させられるし総体的にミステリとして完成度の高い作品でもあるので、本格ミステリのファンもハードボイルドのファンも揃って楽しめる事請け合いの良い作品だと思います(ちょっとキモいという人もいるかもしれませんが・・・)。 個性的なキャラクターのシリーズ第三作。機会があったら是非。 | ||||
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うーん、マロリーの故郷での、凄い過去。田舎町で教祖が出てきますか(ーー;) 奇人変人+社会病気質の本来犯罪者タイプの、刑事。 | ||||
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マロリーシリーズの第3弾。やはり主人公にリアリティが感じられません。 そのため作品全体がミステリーと言うよりファンタジーのようです。 物語としてはそれなりに、割り切れば楽しめます。ただし、本作品もそうですが、12年前の犯罪の動機は荒唐無稽、犯人像はありきたりで、トリックもありません。これが、オコンネルの作風と思えば納得ですが、本格ミステリーを期待するとはずれます。 | ||||
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マロリーシリーズの第3弾。 1作目「氷の天使」は、株のインサイダー取引が絡んだ作品。 2作目「アマンダの影」は、マジック。 そして、今回はアート界を中心にして物語が進む。 画廊で殺されたアーティストと、12年前の猟奇殺人との関連。 12年前の事件は、マロリーの養父 マーコビィッツが担当していたことから マロリーは、残っていた資料から過去の事件と 現在の事件を交差させながら、犯人を捜し当てて行く。 主人公のマロリーの非常さは相変わらず。 人としての感情が持てない自分を十分に知っている。 読む人によっては、反感を買いかねない主人公だけど 何よりも、その周りを取り巻く人たちが暖かい。 だからこそ、マロリーが引き立つ。 そのマロリーが、今回は少し違う。 変化の兆しが見えてくる様が、実に巧い。 人として無くしたものを、少しずつ学習しているような感じが伝わってくる。 そのマロリーを、作者オコンネルはセンチメンタル性も無く、淡々と描く。 マロリーの幼少期と、今回の事件とが フラッシュバックのごとく描かれ マロリーの過去が垣間見える。 ストーリーは、前半は中弛み感があるが 後半はさすが。 スピードを増して、犯人にジリジリと迫って行く。 犯人の以外性は元より、人としての哀しみが切ないラスト。 哀しいけれど、どこか毅然としているから 私はオコンネルの作品が好き。 今回のチャールズの行動には、思わず微笑がこぼれた。 本当に、キャラクター達が愛おしくなる。 次回作も楽しみなシリーズに出会えて、素直に嬉しい。 | ||||
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