愛おしい骨



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    ミステリ→

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    初公開日(参考)2010年09月
    分類

    長編小説

    閲覧回数5,218回
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    愛おしい骨 (創元推理文庫)

    2010年09月11日 愛おしい骨 (創元推理文庫)

    二十年ぶりに帰郷したオーレンを迎えたのは、時が止まったかのような家と、何者かが置いてゆく死んだ弟の骨。迫力のストーリーテリングと卓越した人物造形。著者渾身の大作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

    愛おしい骨の総合評価:6.49/10点レビュー 37件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全3件 1~3 1/1ページ
    No.3:
    (8pt)

    ミステリの体裁を借りた群像劇

    独特の雰囲気がある文章が好みです。プロローグだけ見るといかにもっていう出だし感満載のミステリ小説と思います。
    森で消えた弟はいったいどうしたのか?一人帰って来た兄はどうしていたのか?
    これだけで最後まで引っ張ります。ガチガチの謎解きミステリじゃあないんですね。しかし、私はこういうのはアリだと思うので最後まで楽しめました。
    途中退屈しないのは雰囲気たっぷりの文体です。その文章を楽しみながら読んだので退屈はありませんでした。
    多彩な人物が登場します。そんな彼らの言動を追っていくのが面白いです。狭い地域での大人と子供。いろんな感情がごちゃ混ぜになっているのですが
    となり近所の人たちはある部分は推察しある部分は自分勝手な想像で色や形を作り周りを見ている。それが世間というものですね。
    登場人物でとても面白いのが家政婦のハンナです。このキャラクターは良いなと思います。彼女を主人公にしてオーレンを脇にした方がより面白かったのではと思います。
    多彩な人物が登場してそしてその人たちに決着がついていく。そんな物語ですから単純な事件解決への一直線の物語と思ってはつまらなかったとなるでしょう。
    兄弟で森に行き弟は消え兄だけが帰って来た。そんな出来事があった家族とそこに住む人たちの生き方と暮らしがミステリを生むということですね。

    ニコラス刑事
    25MT9OHA
    No.2:
    (6pt)

    これはミステリーというよりも、恋愛小説?

    主人公の弟ジョシュ(タイトルの骨の当事者)が置いてきぼりのような、少し変わった恋愛小説だと思います。
    殺人事件というよりも、それを取り巻く(その当時取り巻いていたと思われる人物達)人々の昔と今、そして恋人になりそこねた?男女二人の物語といった方が合ってるかもしれません。

    「クリスマスに少女が還る」が好みだったので、オコンネル小説二度目の挑戦でしたが、期待していた分、ちょっとガッカリでした。




    ももか
    3UKDKR1P
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (6pt)

    陰うつなカリフォルニア

    「このミステリーが〜」の2011年度の1位ということで読み始めたが、ちょっと期待外れだった。
    二十年ぶりに故郷に帰ってきた主人公・オーレンが、二十年前に森で行方不明になった弟の死の真相を探るというのがメインストーリーだが、物語の舞台はカリフォルニア州北部の、時間が止っているような小さな町で、最初から最後まで、その小さな町で完結する。これが象徴するように、きわめて閉塞感が強いストーリーで、犯人や犯行状況を解明するより、犯行の動機、事件の関係者の人間関係、心のありようを描写する方に重点が置かれていて、ミステリーとしての魅力は弱い。どちらかといえば、家族とは、愛とは何かを描いた物語と言える。個人的にはあまり好みではないジャンルなので、評価が低くなった。
    カリフォルニアが舞台のミステリー系エンターテイメントといえば、青い空、輝く太陽、広大な海が定番だが、この作品では深い森と夜が中心で、どちらかといえば、ミネソタとかニューイングランドとかの片田舎が似合う内容で、こういう陰うつなカリフォルニアもあるのかというのは、新鮮だった。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.34:
    (1pt)

    読むのが苦痛

    突然、場面が飛んだり、時代が行ったり来たりすので、訳が分からなくなります。 面白くないので途中で読むのをやめました。
    愛おしい骨 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:愛おしい骨 (創元推理文庫)より
    4488195121
    No.33:
    (1pt)

    くだらない本だ

    あまりの文章の下手さにあきれた。構成も悪く読みにくいにも程がある。長期の旅行に持って行ってて、これしか読むものがないので我慢して読んでいたが、途中で捨てた。星0
    愛おしい骨 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:愛おしい骨 (創元推理文庫)より
    4488195121
    No.32:
    (2pt)

    えぇ…(そんな理由って…)

    人物や情景描写は繊細で読み応えがあるのに、最後の最後で「えぇ…」となってしまった。手段と動機にちょっと手抜き感あり。また弟ジョシュアのとある「癖(へき)」が「そりゃあんたダメだよ」というようなものなので、周囲の悲しみがイマイチ伝わらない。何よりもイザベルに魅力がない!!鳥類学者の割には直情的かつ子供っぽいような気がする。オーレンもやたらイケメンに描かれているがその必要性は…? 良かったのは家政婦・ハンナとイヴリン。メインキャラクターよりも脇役が光っている。
    愛おしい骨 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:愛おしい骨 (創元推理文庫)より
    4488195121
    No.31:
    (5pt)

    推理小説らしくなくったって...

    初めて触れるオコンネル作品ですが、大変面白い作品として読了しました。
    あとで、このレビュー欄を覗くと評価が分かれているので、へぇ~と思い、微力ながらの1票を入れるつもりで参加。評価の中で長尺という点については、確かに200P過ぎても大した動きはありませんから、ご不満の向きもあるかもしれませんが、評判の高い北欧ものミステリーを好まれる方などには至極当たり前の話で、アメリカの作家にしては丁寧に人物の造形をしていると思った次第です。又、好意的評価をされている方の意見にミステリーとしてでなく、一般作品としての物語の重要性をという意見には賛成です。そもそも小説に、ミステリー小説、時代小説、ましてや純文学などと言う議論をすること自体が大して意味の無い事であることは、昨今の日本の出版事情を眺めても歴然としております。
    純粋に面白いと思える事が大事。つまらないと思ったら止めればよいのです。その意味で、この小説は私には面白い小説の一冊になりました。
    愛おしい骨 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:愛おしい骨 (創元推理文庫)より
    4488195121
    No.30:
    (1pt)

    全く共感できない

    誰が何をしているのか、主語がわかりにくい文章で、状況も想像しづらい。全く世界に入り込めないので登場人物にも共感できず読むのが苦痛だった。その上、あの結末ではがっかりしか感想がない。
    作者はトマス・H・クックが好き(彼のような小説が書きたい)と思っているのかと思ったけれど、うーん、どうかしらね…。
    他の作品にも興味があったけれど、買うことないでしょうね。
    愛おしい骨 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:愛おしい骨 (創元推理文庫)より
    4488195121



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