白雪姫には死んでもらう



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初公開日(参考)2013年05月
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長編小説

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白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)

2013年05月30日 白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)

11年前の連続少女殺害事件の真相を追う刑事オリヴァーとピア。緻密に絡み合う事件を通して人間のおぞましさと魅力を描く、ドイツでシリーズ累計350万部突破の傑作警察小説! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.40pt

白雪姫には死んでもらうの総合評価:7.97/10点レビュー 29件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(7pt)

まあまあでした

オリヴァーとピアのコンビがいい。

わたろう
0BCEGGR4
No.4:
(7pt)

新しい視点から

あまり期待をしないで読む方がいいのかもしれません。
意外と面白いですよ!

主役は首席警部と警部の2人ですが
準主役といってもいい彼女・アメリーは、私の中では「ミレニアム・ドラゴンタトゥーの女」リスベットの印象でした。

こういう小説にいつもついてまわる(主人公の恋愛話)は必要ないと思うのですが
陰湿な内容ばかりよりも、ちょっとだけ読み側の視点が変わるので飽きさせない効果もあるのかもしれませんね。
(私にとっては、恋愛話ってどうでもいいけど!)
あと一冊は、読みたいなぁ~例えば、「深い疵」とか!



ももか
3UKDKR1P
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

白雪姫には死んでもらうの感想

ミステリとしての謎解きの楽しさはあまり感じられない。警察小説とキャプションがついているのは多分正解だろう。国の違いは文化の違いで警察官としての規範もかなり職業的で、日本の感覚からすると
だいぶズレているようだけれど、他の国の実情が知れるのはこういった機会でなければ余り無いので面白く感じる。真相はどこにあるのか、読者を引っ張っていくエピソードの数々は複雑に絡み合っているようで
捜査に当たる刑事コンビも中々先に進めない。むしろ脇役的な感じで登場したアメリーという少女が探り出した真実の欠片が読者に示されて刑事コンビがその後を追うという展開で読者の気を揉ませる書き方をしている。
村人等彼の周りにいる人間はすべて敵のような状況のなかで彼女が調べ始める11年前の事件の話は並行して読者に知らされるが、逮捕され刑に服し事件は解決した形になっていることに警察は積極的には動かないのは
何処も同じで、彼女が邪魔になった人間の意志で彼女が失踪してから本格的に刑事コンビが動き出すまでが少し長い。物語り世界の周りの淵を色々な登場人物のエピソードで見せていくやり方は有効だけれど、これもまた
念が入りすぎていてページ数が多いのはこのためだ。複雑に絡み合った糸が解れていくと悪意を持った人間が浮かび上がってくるわけだが、そこを単純にしていないところがこの作者の良いところなのかも知れない。

▼以下、ネタバレ感想

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ニコラス刑事
25MT9OHA
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

白雪姫には死んでもらうの感想

1作目の『深い瑕』が非常に良かったのでその続編にあたる本作も読んでみましたが、今回は歴史的な背景はなく閉鎖的な小さな村での愛想劇?が元になっています。
死体すら見つかっていないにもかかわらず、その殺人容疑で10年ほど服役した男が出所し父親の待つ村へ帰ってくるのですが、それまでも嫌がらせを受けていたのにより極端な村八分状態となっていきます。状況に耐えられず数年前に離婚した母親が歩道橋からつき落とされるという事件まで起こりますが、事件後に越してきた女子高生が主人公に共感を持ち事件を調べ始めます。

それにしても村全体が悪意の固まりのようで、ミステリーとしてはとても面白いもののあまり気持ちのいい読後感ではありませんでした。当事者だけでなくその親達もですが、ちょっと酷すぎる印象でした。まともな人はいないのか?と思わずにはいられません。

そんな中でもシリーズとしてのオリヴァーとピアの警察官コンビについては、家庭的にも色々問題が持ち上がって人間関係にも色んな変化があり、続きが非常に気になるところです。

たこやき
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No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

期待通りの面白さ!

オリヴァー&ピア・シリーズの2冊目(本来はシリーズの4作目だが、現在までに翻訳されているのは3作目と4作目のみ)。前作同様に、過去と現在が入り乱れ、登場人物が数多く、ストーリーの流れを把握するまでは読みづらいが、全体像が見えて来てからはどんどん読み進められた。
ドイツの片田舎で、二人の少女(17歳)を殺害したとして服役していた青年が11年の刑期を終えて帰ってきた。本人は冤罪を主張していたが、村人はこぞって彼を犯人だと断定し、彼が帰ってきたことに嫌悪感と反感を隠そうとしない。折も折、閉鎖された空軍基地跡地の燃料貯蔵庫から白骨死体が発見され、11年前の被害者の一人であることが判明する。さらに、出獄した青年が自宅で暴漢に襲われ、別れて暮らしていた彼の母親が歩道橋から突き落とされて大けがを負う事件まで発生した。どちらの事件も犯人は村の住人だと思われたが、村人たちは誰一人、犯人について言及しようとしない・・・。
困難な捜査を進めるオリヴァーとピアを中心とした警察は、運命共同体として縛り付けられている田舎(まるで八つ墓村みたい)にうずくまっている暗黒の歴史に翻弄され、なかなか事件の全容をつかむことができず、新たな少女(高校生)行方不明事件まで発生してしまう。
物語全体の構図は、過去の出来事が現在の悲劇を引き起こすという、よくあるパターンだが、真犯人がなかなか判明せず(怪しい人物は、かなり登場するが)、最後までフーダニット、ワイダニットの緊張感を引っ張っていく。また、シリーズものならではの読みどころ、レギュラー登場人物の人生の変化もいろいろあって、次作への期待も持たせてくれる。
できれば前作「深い疵」から読むことをおススメするが、本作だけでも十分に楽しめることは間違いない。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.24:
(5pt)

普通の主婦が自費で書き始めた小説

事前情報皆無状況期待感ゼロで手にした作品でした。20才年上夫のソーセージ工場の仕事を手伝いながら平凡な40代の女性が執筆した小説らしい。実際に彼女の生まれ故郷を背景にストーリーが始まる。30週以上ドイツで1位の小説に相応しく普通に没頭出来て、いつの間にかドイツの村を訪れたかのように頭の中で描かれる。劇展開も華やかにスピード感あり、内容もしっかりしていて良かった。人類史は女の嫉妬によって変わって来たと言う言葉も戯論では無いように思える小説でした。
白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)より
4488276067
No.23:
(4pt)

次のお気に入りを探しているのですが・・・

エリス・ピーターズのカドフェル修道士シリーズから、ミステリを読み始め、
ピーター・トレメインのフィデルマ修道女、コリン・デクスターのモース警部、
ヘニング・マンケルのヴァランダー警部、アラン・ブラッドリーの少女探偵フレーヴィア・・・
もちろん、R.Dウィングフィールドのフロスト警部も大のお気に入りでした。

その他、数々の作家を読んでみましたが、すでに亡くなっている作家、シリーズの終了宣言を
された作家、なかなか新作を書いてくれない作家・・・という事で、これからも自分を
楽しませてくれるだろう、若くて勢いのある作家のお気に入りを見つけようとしています。

レビューの評価を参考に、先ず「深い疵」を読み、なかなかの歯ごたえを感じたので、
次に、この作品をチョイスしてみました。
確かに面白い。読んで2作目になると、オリヴァーとピアにも馴染みができて、魅力を
感じるし、ストーリー毎のテーマも興味深い・・・けれど?
なぜか、この作家のシリーズの最初から全部読んでみよう!という気にならない。
面白かったけれど、次は、別の作家を試してみようかな、という気持ち。

なんなんだろう。読んでいる時も、読み終えた直後も、満足感、充実感はあったのに。

ところどころ、何か違和感、適切な表現ではないけれど、火曜サスペンスの雰囲気を
感じてしまったからかも。重い作品なのに、軽~い、安直な部分があって、それが
どうもひっかかる。

この作品も、「深い疵」も、読んで損はないです。すごく楽しめます。お勧めします。

ただ、私個人の好みでは、シリーズでそろえるとか、そういうお気に入りには
ならなかった、かな?

ミネット・ウォルターズは、もう書かないのかなぁ・・・?
白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)より
4488276067
No.22:
(3pt)

オリバー警部の魅力が生かされていない

ネレさんの本は、謎の多い事件を、登場人物の生活感をあふれさせながら進めていきます。
今回は4作目ということで、常連たちを活躍させづらそうでした。なによりみんなをひっぱっていく存在のオリバー警部が妻に浮気されて
全く元気がありません。事件に集中しなければならないのに、部下のピアに指揮を取ってもらったり、励まされたりしても失敗ばかり。
行方不明者が殺されようとしていても、妻の事ばかり気にしていて、読んでいるこちらまで、事件に集中できなくなってしまいました。
オリバーだけでなく、すべて人物描写が浅く、引きつけられませんでした。
それでも最後まで読ませてしまう文章力は健在です。ですので☆3つ。
白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)より
4488276067
No.21:
(5pt)

面白い

ノイハウスの小説は内容が深いです。次作も読みたいと思います。
白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)より
4488276067
No.20:
(3pt)

くどい

最終局面までは面白いのだけれど、標準以上の作品だと思うがそれでも、本来ならばもう終わりとなる部分以後がくどい。もちろんその必然性はあるのだけれど、いかにもという感じで、要するに、だらけてしまうように思われる。冤罪の青年、主任の捜査刑事、その女性部下を軸に話は展開するのだが、そのエピソードがもう一つ掘り下げられていない。サスペンスの面白さを狙ったのか、人間模様を描きたかったかも不明。
白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:白雪姫には死んでもらう (創元推理文庫)より
4488276067



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