夏を殺す少女



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初公開日(参考)2013年02月
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長編小説

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夏を殺す少女 (創元推理文庫)

2013年02月21日 夏を殺す少女 (創元推理文庫)

地位も名誉もある男たちの事故死。病院に入院している少女の不審死。オーストリアの弁護士とドイツの刑事、ふたつの軌跡がであうとき、事件はそのおそるべき真の姿を現す。 ドイツでセンセーションを巻き起こした、衝撃作登場。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

夏を殺す少女の総合評価:7.94/10点レビュー 48件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(6pt)

意外とつまらない結末でした

プロローグから期待させるものがありドンドン読み進めていったのですが、徐々に勢いがなくなってきました。スピード感はありましたが尻すぼみの話でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.4:
(6pt)

夏を殺す少女の感想

たまたま読む本が引いてしまっているのか、海外ミステリでは、誘拐、監禁、虐待の重いテーマに出会う事が多い。本書もその1つで気持ちが晴れずちょっと憂鬱。

2つの事件パートが最後に交わるのはよくある構成なのですが、視点が変わる事によって人物の役柄が不確かになるのが面白い。少女は被害者なのか加害者なのか。殺された人物は本当に被害者なのか。実は加害者ではないのか。女性弁護士は主人公なのか何かの被害者なのか。各人は別の役割なのか?ページが進む事で徐々に本書の背景に渦巻いている恐ろしい姿を感じる面白さがありました。

さて、本書は大分読みやすい本でした。最初に手に取って登場人物表を見た感じでは、馴染みのないオーストリア名な為、男女も区別できなくてチンプンカンプンでした。ただ、実際読んでみると誰が誰だか把握しやすいのでそこは巧いなと思います。上質なサスペンス映画を見ている気持ちでした。まぁ、ただやはり個人的にはかなり心境が重い本でした。その重さを少しでも軽くする為にラストはちょっと晴れやかにしたのかなと思いました。

egut
T4OQ1KM0
No.3:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

夏を殺す少女の感想

マンホールに落ちて死んだ医者の事故に関わる事になった弁護士のエヴェリーンと、もう一方精神病院で自殺した若い女性の捜査に赴く捜査官のヴァルター。オーストリアとドイツ、遠く離れた別々の国で起った出来事だったのが、その死に違和感を感じ他殺ではないかと疑問を感じそれぞれが真相をさぐるべく個々に突っ走っていきます。やがて二人が交差し忌まわしい過去が浮かび上がってくるのですが、非常にスピード感のある展開で最後まで一気に読みました。

殺された少女たちと似たような辛い経験を持つエヴェリーンが何かにつき動かされるように事件にのめりこんでいくのはちょっと痛々しいですが、ヴァルターの方は今は閑職ではあり捜査からはずされたものの、刑事らしい正義感で同じように自殺にみせかけて殺された少女が他にもいることをつきとめていきます。

それにしてもヨーロッパは文化も経済も違う国々が隣接する地続きの地域なのだと改めて感じました。
真相はおぞましいのですが、最後は明るいエピソードで終わり読後感はとてもよかったです。


たこやき
VQDQXTP1
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夏を殺す少女の感想

ヴァルター・プラスキーは妻に先立たれ、娘と過ごす時間を優先した為に州刑事局からライブッイヒ刑事警察の機動捜査官になった。
エヴェリーン・マイヤースは、中小企業を相手にしない法律事務所の弁護士だが、暗い過去の出来事を引きずっている。人間的な魅力のある二人がそれぞれの案件を追っていくうちに、バラバラだつたピースが一つになり事件の全容が見えてくる。発端となる舞台での出来事も事件を追う二人が出会う手法も目新しさは無いが、展開がスピーディで訳も良いためにサクサクと読み進める。ただ、情報を得て先に進む過程で都合のよい協力者が現れるのには苦笑する。もう少しもたついた方が先の展開への興味が増すと思うが・・・。例えば先に読んだ「連続殺人鬼カエル男」の場合、猟奇的な殺人事件の被害者を結ぶ線は中々見つからず、犯人の真の狙いが捜査当局には解らずに通り魔的な犯行と考えられていたが・・・。と云った展開で読者を飽きさせなかった。でも、この二人の行動力ある活躍と、自分を信じ周りの意見に妥協せずに突き進む姿は共感を呼ぶものだ。喘息持ちの警部と家族を失った金髪の美人弁護士にはラストでの微笑ましいエピソードが用意されていて読後感も気分が良かった。点と線、事件はこれを解明することにある。そんなオーソドックスなスタイルのストーリーだけれど読ませる実力を持った作家だ。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.1:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

読ませる、サイコミステリー

初めて手に取ったオーストリアのサイコミステリーは、予想以上の面白さだった。近頃人気が高まっている北欧、ドイツのミステリーのテイストに近く、アメリカのサイコものとは少し違う読後感をもたらした。
オーストリアで小児科医がマンホールに落ちて死亡し、市会議員が運転中にエアバッグが作動して事故死した。ドイツの精神病院では若い女性患者が自殺した。どれも単純な事件・事故と思われたが、意外な事実が判明し、隠されていた忌まわしい過去が暴かれていく・・・。
ウィーンの事故を担当した女性弁護士と、ドイツのやもめの機動捜査官(刑事としては閑職の立場)が、それぞれの事情(と正義感)から真相究明に突っ走る。それぞれのストーリーが交互に、スピーディーに記述され、やがて一本の道に合流し、驚くべき結末を迎える。
事態が動き始めてからわずか一週間ほどで解決に至る物語の展開の速さがスリリングで、犯行動機、登場人物の背景描写も深みがあり、実に読み応え十分の作品だ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.43:
(4pt)

精緻に組み上げられたサスペンス

事故に見える殺人事件、自殺に見える少年少女の殺人事件、一見無関係な事件を追う女生弁護士と刑事。

二つの事件が徐々に繋がっていくプロットが精緻に練り上げられていてラストまで一気読み。
女性弁護士と刑事のドラマも過不足なく描かれているし、何より交互に描かれるそれぞれの事件が少しずつ真相に近づく過程が丁寧で、あまり読んだことのないオーストリア産のサスペンス小説だが完成度が高く映像化にも向いている。

テイストとしてはセバスチャン・フィジェックに少しスパイスを効かせた感じ?
夏を殺す少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夏を殺す少女 (創元推理文庫)より
4488160050
No.42:
(1pt)

いまいち

ストーリーそのものに魅力を感じなかった。伏線もなくスピード感もなく退屈だった。
夏を殺す少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夏を殺す少女 (創元推理文庫)より
4488160050
No.41:
(2pt)

「極み」あざとさの。

図書館で借りて読みました。
周りの弁護士の同調圧力に負けじと我を強く持つ金髪の美人弁護士。よくある。
妻を亡くし、タバコで喉を潰し喘息に苦しむ、カフェイン中毒の一匹狼刑事。よくある。
精神疾患、児童虐待、社会的強者の裏の顔及びそれに対する制裁のような大衆が喜ぶ題材。やれやれ。
こりゃあもうご苦労様っていいたくなるようなハッピーエンド。はいはい。
それも作者は分かっていて金を取りに来てる。
もうね、ごちそうさまって感じ。
まあドイツの「相棒」を活字で読みたい人にオススメ。目を張るような新しさはないです。3時のハーブティー以上の刺激を知らない主婦向けです。ちなみにじゃあ読むなよと言われると何も言い返せないのですが。
夏を殺す少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夏を殺す少女 (創元推理文庫)より
4488160050
No.40:
(3pt)

面白かったです

ウィーンの女性弁護士とドイツの男性刑事、それぞれの主人公がとても良かったです。面白かったです。
夏を殺す少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夏を殺す少女 (創元推理文庫)より
4488160050
No.39:
(3pt)

ホームズも真っ青

この小説は主人公が二人いますが、そんなものぶっ飛ばすくらい凄いのがパトリックです。こんな凄い探偵は読んだことがない。史上最強の探偵ではないでしょうか。
夏を殺す少女 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夏を殺す少女 (創元推理文庫)より
4488160050



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