「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ」。

はじめまして。背筋と申します。

大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。

読まないほうがいい。虜になってしまうから……。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。

貴志祐介が描くホラーミステリの極北 。あなたの罪が、あなたを殺す。

運転免許証を取得したつかさが家に帰ると、妹が父を殺していた。立ち尽くす姉妹。

――人生なんて、しょせんはゲームだ。

最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。

「おばけは怖くありません。機械ですから」 彼女にはいくつかの優れた機能がある。

ーー「だってもう、怖くてさ、地獄に落ちるのが」 新進気鋭のホラー作家・梨が描く、地獄絵図。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

問題児だらけの探偵社がおくる、都市伝説×アクション×ホラー! 都市伝説が実体を持ち、人に危害を加えるようになった”新種の怪異”。

ホラー界の鬼才、飯野文彦による甲府を舞台とした幻想短編集。

呪なのか祝なのか。「言葉」に呼び出され、結ぼれ合う９つの物語。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

超常現象渦巻く悪魔崇拝の館で幕を明ける、霊能力者連続殺人事件! 異才・手代木正太郎の筆が暴れる、ゴシックホラー×本格ミステリ! “妖精の淑女”と渾名されるイカサマ霊媒師・グリフィスが...

幸福な作家など存在しない――山白朝子による業界密告小説。 私の職業は小説家である。

瀬戸内にある波鳥町。

たった数ページで、あなたの日常が蝕まれる……恐怖の深淵を覗く物語21編！ ホラー小説の旗手が贈る、戦慄の初ショート・ショート集 「得体が知れないからこそ怖く、面白い。

本物の“贄”は誰かーーいきなり文庫の比嘉姉妹シリーズ短編集第3弾! 怖いのにおもしろい! 大人気比嘉姉妹シリーズ、短編集第3弾!

フリーライターの指谷は、オカルト系情報誌『月刊ダミアン』の依頼で21年前に起こった事件の調査記事を書くことに。

〈ビブリア古書堂〉シリーズ著者がおくる文豪×怪異×ミステリー! 舞台は昭和初頭の神楽坂。

ほんとうにこわいものは、何? ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。

ようこそ、物語のカーニヴァルへ。 本書では、ごく短い物語を、数多く集めました。

室町時代、蘆屋道満の子孫として民と暮らす陰陽師兄弟。

奇病が流行った。

怪談実話×妖怪画ーーかつてない融合で生まれた、二度読み必至のシン・百鬼夜行！ 新婚夫婦が引っ越したマンションに、持ち主不明のライターが転がっていた。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

有栖川有栖、平山夢明、澤村伊智、上田早夕里、斜線堂有紀、芦花公園ら、稀代の短篇巧者１６名が書下ろし競演！　いまホラー界とSF界でもっとも注目されるテーマ・アンソロジー最新刊！　鉄...

彼は「手が……アルマジロの手が」というばかりだったのですーー。

これはどうでもいい手紙ではなく、「じゆうりつ」なんだ メッセージアプリの消えない「入力中…」、雨音が聞こえ続けているカーテンの向こう側、授業中に回される小さな折り手紙。

もしも日曜の次の日が“自分だけの一日”だったら? 買ったマンションに前の持ち主が“同居”していたら? “魔法の色鉛筆”を手に入れたら? 明日、あなたはこの世界に迷い込むことになるかもしれな...

なぜ怖いのか。人気作家陣の最新ホラー×ホラーカンパニーによる魅力解説。

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。

ある事情から仕事を辞めた久瀬宗子は、お世話になった人の紹介で『古物商　阿弥陀堂』に面接を受けに来た。

物語は、三度、進化する。第30回電撃小説大賞《大賞》受賞作。

「圧倒的知識によって紡ぎ出された、美しくも残酷な生物学的多様性。

私はね、心に一つ秘密がある──。伯爵夫人手術時に起きた“事件”を描く『外科室』。

全篇新作書下ろし! 〈非日常〉の時間にこそ幻想怪奇の扉が開く―― 怖ろしき〈休暇〉を巡る傑作十五編！ 〈収録作品〉井上雅彦　あの幻の輝きは 　　宇佐美まこと　田休み 　　空木春宵　双葩...

ホラー作家・最東対地は、大阪の夜凪を舞台にしたホラー小説を書こうとしていた。夜凪とは大阪の五つある色街のこと。

誰かと生きるって、こんなにも孤独――。 長年連れ添った配偶者が、過去に大罪を犯していたら。

大流行した感染症や地方の過疎化が進んだせいで、「祭り」が行われなくなった地域が増えてきた。

特異な霊感体質を持つ彼女と自分。

蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。