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七人怪談



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初公開日(参考)2023年06月
分類

アンソロジー

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七人怪談

2023年06月21日 七人怪談

「これは、わたしが小学校の、高学年だった頃の話です」――少女が雑誌に寄稿した、ある家族を襲った不気味な怪異の記録。悪化していく一方の父の怪我、何者かに乗っ取られ不気味な笑い声をあげる妹。そして親類たちの死。霊能者“マツシタサヤ”によって怪異は鎮められ、記録は締めくくられる。だが、この投稿を皮切りに、マツシタサヤを巡る不可解な記録が世に溢れはじめ……(澤村伊智「サヤさん」)。 同窓会をきっかけに、故郷の実家に泊まることになった「私」。すでに実家には誰も住んでおらず、何も無い家に過ぎないはずなのに、「私」以外の何者かの気配が段々と濃くなっていく。居間にたたずむ邪悪な笑みをたたえた阿弥陀如来像、座敷の布団の中で蠢くモノ、そして――。忌まわしい記憶とともに、何かが迫ってくる(三津田信三「何も無い家」) ホラー界の巨星、三津田信三が、屈指のホラー小説の名手七人それぞれに相応しいテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を」と依頼して編まれた戦慄のアンソロジー。(「BOOK」データベースより)




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No.4:
(2pt)

創作疲れが垣間見える作品集

怪談・ホラーを得意とする七人の作家のアンソロジー。あまり怖くなく物足りないものが多かった。表紙のマンガチックなイラストも影響したのかもしれない(最近はこの手の軽いイラストが多すぎるね)。あえて印象に残ったのは菊池秀行の「旅の武士」と霜島ケイの「魔々」。「旅の武士」は、前半がどんな展開になるのか非常に興味をそそられる奇々怪々で謎めいた内容だったが、後半はしっぽりと、よくある怨霊の復讐劇に収まっている。思い付きで前半の話の筋を膨らませ過ぎて手に負えなくなったようにも見える。「魔々」は、例えて言えば小池真理子のホラー小説のように、闇の奥からひたひたと得体の知れないものが忍び寄ってくるような昭和時代的な怖さがあったが、クライマックスの描写が抽象的すぎて、意味がよく分からないまま終わってしまったのが残念だ。
七人怪談Amazon書評・レビュー:七人怪談より
4041127637
No.3:
(4pt)

「最も怖い話」というお題に対する答え

「自分が最も怖いと思う怪談を書いてください」ってそれはかなりハードルの高い依頼ではないかと思ってしまいました。
ホラーを描く作家さん達からしたら「最高傑作を書いてください」と言われてるもほぼ同じではないでしょうか?

ほぼ知らない作家さん達の作品集でしたがバラエティ豊かで面白かったです。
正直ピンとこない話もありましたが、普段読まない作家さん達に触れられて良い経験だったと思います。

最後の三津田先生の作品はとある男性の里帰りの一泊を描いたものですが、これはかなり特殊なものに感じました。
怪異的な事が何か起きてはいるんでしょうけどホラー的にはほぼ何も起こらないという淡々とした話です。
ただ、一般的なホラー作品というのは作者が恐怖を演出してくれているからこそ読者には分かりやすく怖いのであって、あえて装飾なく描くとこうなるものなのかもしれません。
そして、お題通り作者自身が心底怖いと感じる話というのは案外こういう感じなのかもしれません。

本作は最恐のホラー短編集というよりは各作家さんたちがこの特殊なお題に対してどう答えたかという様をしみじみと味わう側面の強いものに思いました。
七人怪談Amazon書評・レビュー:七人怪談より
4041127637
No.2:
(4pt)

選ばれた七人の作家の各々がお得意とされるジャンルでの怖い話

編者が選んだ七人の作家に各々がお得意とされるジャンルでの怖い話を依頼したアンソロジー。澤村・創作が事実になり拡がって侵食してゆく怖さ!加門・フィクションと云う表現を借りた技巧か、実体験か?名梁・実話系の後では弱く感じられるが、迷い込んだ異界の恐怖感は良い。菊地・雰囲気は良いが説明過多な描写が残念に思える。霧島・正しく祀ることの難しさ、恐怖の遺産相続。福澤・作者の初期作で断片的に語られた実体験が時系列に語られる。三津田・事故物件と成り果てた嫌な実家への帰省…あとがきに曰く良作が集められたアンソロジーに仕上がっている。
七人怪談Amazon書評・レビュー:七人怪談より
4041127637
No.1:
(2pt)

どうしよう何も起こらない…

三津田さんがそれぞれテーマを決め、筆者に執筆を依頼するというかたちの怪談集です。
実話系は加門さんの担当でしたが、もう一篇実話系があります。たぶん三津田さんの期待に応えようと思われたのだと思います。筆者さんに非はありません。でも七篇のうち二篇が実話系ってどうなんでしょう。
これから先ネタバレあるかもです。

一番期待していた澤村さんはいつもの安心感です。
加門さんは針小棒大…これもいつもの感じです。
名梁さんは頑張って読みました。なにが起こっているのやらふわふわして掴めない感じ。
菊池さんは時代もの。しかしこれも何がなんやら…。最後まで取り残されてしまいました。
霧島さんのお話はオーソドックス。でもこの混沌の中にあるとほどよく怖くてよかったです。
肝心の三津田さんは読んでびっくり何も起こりません。こちらが不安になるくらい何も起こらない。
この怪談集は、裏テーマで『何も起こらない』と指定されているのでしょうか。
これは…文庫化を待った方がいいかもしれません。
七人怪談Amazon書評・レビュー:七人怪談より
4041127637



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