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ヴァケーション 異形コレクションLV
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以前の作品に比べて、「奇妙さ」が足りない作品が増えた。 異形コレクションの「売り」の一つであり、私の好物である「奇妙さ」が減って正直がっかり。 | ||||
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芦花・唐突な変化に恐怖を共感した。宇佐美・結末は予想通りだが“是”とする自分がいる。篠・搦め捕られたまま抗わない語り手に嫌悪感を覚える。最東・それっぽく見せようとする語り口が雑にしか感じられない。新名・語り手の稚拙な怖がり方が興を削ぐ…。澤村・まさに怪談に取り込まれた男。平山・フィクションではなく現実に最悪の人間は存在する。斜線堂・自己満足な救済の形。柴田・ ダーレン・アロノフスキーの“π”を連想した。津久井・なんて強い。田中・巷の愛の歌は一過性で薄いが、道を共にした二人の断片は己の中のロマンチストを刺激する。井上・盗み聴く助手。空木・人は闇を宿し育む点火。牧野・何もかもが肯定されて、正しい行いは人間の我儘。王谷・強制ヴァカンス。 | ||||
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『ダーク・ロマンス』にて九年ぶりの復活を遂げて以来、七冊目となる【異形コレクション】シリーズの本書は第55巻。 毎度のことではありますが、監修・井上雅彦の「編集序文」に目を走らせるうちに、「今回はどんな作品と出会えるかな」「何か面白い短篇、あるだろうか」と、わくわくと心弾む気持ちになりましたよ。 15の収録作品の中、特に印象に残ったのは、柴田勝家の「ファインマンポイント」と、王谷 晶の「声の中の楽園」の二篇。 前者は、数字を使って脳内旅行をするというアイデアが面白く、魅力的な一篇に仕上がっていました。 後者は、異形の世界の景色、そのビジョンに魅せられました。この短篇をトリに持ってきた編者の眼力(がんりき)もさすがっすね。 終盤のひとひねりにぐらっと来た、斜線堂有紀「デウス・エクス・セラピー」。 ラストの鬼畜(きちく)ぶりに絶句した、平山夢明「休暇刑──或いはライカ、もしくはチンプの下位存在としての体験。」。 こういうテーマのひねりもありかと、着想の妙を感じた、新名 智「今頃、わが家では」。 作品の全体に漂う水気(すいき)に独特の風情がある、篠 たまき「記憶の種壺」。 以上、四つの作品も、印象に残りました。 収録作品は、以下のとおり。 | ||||
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