(アンソロジー)

ヴァケーション 異形コレクションLV



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

6.00pt (10max) / 2件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 3件

楽天平均点

3.83pt ( 5max) / 6件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2023年05月
分類

アンソロジー

閲覧回数686回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)

2023年05月10日 ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)

全篇新作書下ろし! 〈非日常〉の時間にこそ幻想怪奇の扉が開く―― 怖ろしき〈休暇〉を巡る傑作十五編! 〈収録作品〉井上雅彦 あの幻の輝きは   宇佐美まこと 田休み   空木春宵 双葩(ふたひら)の花   王谷 晶  声の中の楽園   最東対地 ジャイブがいなくなった   澤村伊智 縊(くびる) または或るバスツアーにまつわる五つの怪談   篠たまき 記憶の種壺   柴田勝家 ファインマンポイント   斜線堂有紀 デウス・エクス・セラピー   田中哲弥 サグラダ・ファミリア   津久井五月 観闇客(ダークツーリスト)のまなざし   新名 智  今頃、わが家では   平山夢明 休暇刑――或いはライカ、もしくはチンプの下位存在としての体験。   牧野 修  オシラサマ逃避行   芦花公園 島の幽霊(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

ヴァケーション 異形コレクションLVの総合評価:8.00/10点レビュー 3件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(3pt)

以前の作品に比べて、「奇妙さ」が足りない作品が増えた。

以前の作品に比べて、「奇妙さ」が足りない作品が増えた。
異形コレクションの「売り」の一つであり、私の好物である「奇妙さ」が減って正直がっかり。
ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)より
433479534X
No.2:
(4pt)

ヴァケーションと云う異界に誘われる読書という異世界を堪能する

芦花・唐突な変化に恐怖を共感した。宇佐美・結末は予想通りだが“是”とする自分がいる。篠・搦め捕られたまま抗わない語り手に嫌悪感を覚える。最東・それっぽく見せようとする語り口が雑にしか感じられない。新名・語り手の稚拙な怖がり方が興を削ぐ…。澤村・まさに怪談に取り込まれた男。平山・フィクションではなく現実に最悪の人間は存在する。斜線堂・自己満足な救済の形。柴田・ ダーレン・アロノフスキーの“π”を連想した。津久井・なんて強い。田中・巷の愛の歌は一過性で薄いが、道を共にした二人の断片は己の中のロマンチストを刺激する。井上・盗み聴く助手。空木・人は闇を宿し育む点火。牧野・何もかもが肯定されて、正しい行いは人間の我儘。王谷・強制ヴァカンス。
ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)より
433479534X
No.1:
(5pt)

「あ。これは、いいなあ。面白いなあ」という短篇と出会う愉(たの)しみ。このシリーズは毎度、わくわくさせてくれます。

『ダーク・ロマンス』にて九年ぶりの復活を遂げて以来、七冊目となる【異形コレクション】シリーズの本書は第55巻。
毎度のことではありますが、監修・井上雅彦の「編集序文」に目を走らせるうちに、「今回はどんな作品と出会えるかな」「何か面白い短篇、あるだろうか」と、わくわくと心弾む気持ちになりましたよ。

15の収録作品の中、特に印象に残ったのは、柴田勝家の「ファインマンポイント」と、王谷 晶の「声の中の楽園」の二篇。
前者は、数字を使って脳内旅行をするというアイデアが面白く、魅力的な一篇に仕上がっていました。
後者は、異形の世界の景色、そのビジョンに魅せられました。この短篇をトリに持ってきた編者の眼力(がんりき)もさすがっすね。

終盤のひとひねりにぐらっと来た、斜線堂有紀「デウス・エクス・セラピー」。
ラストの鬼畜(きちく)ぶりに絶句した、平山夢明「休暇刑──或いはライカ、もしくはチンプの下位存在としての体験。」。
こういうテーマのひねりもありかと、着想の妙を感じた、新名 智「今頃、わが家では」。
作品の全体に漂う水気(すいき)に独特の風情がある、篠 たまき「記憶の種壺」。
以上、四つの作品も、印象に残りました。

収録作品は、以下のとおり。
ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ヴァケーション 異形コレクションLV (光文社文庫)より
433479534X



その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク