わたしたちの怪獣



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初公開日(参考)2023年05月
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長編小説

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わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)

2023年05月31日 わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)

運転免許証を取得したつかさが家に帰ると、妹が父を殺していた。立ち尽くす姉妹。その時、テレビから東京湾に怪獣が出現したという緊急ニュースが流れる。つかさは父の死体を棄てに東京にいくことを思いつく。短編として初の日本SF大賞候補作(「わたしたちの怪獣」)。伝説的な“Z級”映画の上映会中、街にゾンビが出現。参加者たちは館内に籠城しようとするが……(「アタック・オブ・ザ・キラー・トマトを観ながら」)。『七十四秒の旋律と孤独』の著者、新境地。(「BOOK」データベースより)




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わたしたちの怪獣の総合評価:8.18/10点レビュー 11件。Bランク


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No.11:
(5pt)

絶望の闇に救済を見出す傑作幻想文学

SF・ホラー・ファンタジーの題材を使って絶望的な状況の中から救済を見出す人間の姿を巧みに描いています。主人公たちの切実な想いに胸を打たれました。美しく読みやすい文章で非常に文学的な作品だと感じます。お気に入りは表題作ですが四つの中編は全て素晴らしく名作映画を観た時のような満足感が得られました。
わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)Amazon書評・レビュー:わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)より
4488018505
No.10:
(3pt)

「夜の安らぎ」と「著者あとがき」が良かったっすね。なんか癒やされましたわ。

収録四篇のなかでは、吸血鬼と吸血鬼になりたい少女との物語「夜の安らぎ」が気に入りました。ラストの光景に、こちらの気持ちも羽ばたいてました。

ほかの三篇、「わたしたちの怪獣」「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」「『アタック・オブ・ザ・キラートマト』を観ながら」は、いまいち、話に乗りきれなかったかな。
どの話も根底に、主人公が感じているこの世界への疎外感、怒りとかやりきれなさみたいなのがあると思ったんだけど、その辺も私には共感しきれない、理解しきれないところがありました。うーむ。残念す。

あ。巻末の「著者あとがき」の読み心地が、なかなかに良かったです。飼っている猫と遊ぶ著者の様子に、すっと気持ちが癒やされました。
わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)Amazon書評・レビュー:わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)より
4488018505
No.9:
(5pt)

SFの要素と追い詰められている登場人物が違和感なく描かれている

登場人物たちの閉塞感、焦燥がヒリヒリと伝わってくる。
その上でSFの要素が加えられ、まったく違和感なく読むことができ、その加えたSFの要素により独特の展開や着地点を生み出しています。

あとがきも、センスがあって良いです。
わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)Amazon書評・レビュー:わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)より
4488018505
No.8:
(5pt)

傑作揃いのSF短編集

充実の短編集。独特の読み心地があると感じた。だんだん世界観に飲み込まれていき、いずれの短編ももう少しこの世界に浸っていたいと思わせる。ファンタジー要素とSF要素がうまい具合に溶け合っているので、テクニカルタームに頭が痛くなることもない。SFは読み慣れぬという人にもおすすめ。
「わたしたちの怪獣」は表題作に選ばれるだけあり、きりっとしまった不条理譚だ。怪獣だけの話ではない。
「ぴぴぴ・ぴっぴぴ」とてもユニークなタイムトラベルもの。無機的な世界観からこぼれる落ちる人間性に魅力がある。
「夜の安らぎ」世の中に受け入れられないと感じている女子高校生。彼女の妄想が現実を突き破る。
「『アタック・オブ・ザ・キラートマト』を観ながら」小さな映画館に閉じ込められた人びと。まさかのラストに戦慄する。
怪獣とかタイムトラベルとか吸血鬼とかゾンビとかよくあるテーマから異端の旋律が奏でられる。
わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)Amazon書評・レビュー:わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)より
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No.7:
(5pt)

パンドラの箱に残った希望

登場人物のおおくは市井の人々。
特別な力もなく人間関係や環境に悩みを抱えながら日々を暮らしている。
そんな彼ら彼女らに襲いかかる非現実的事象。
大団円やハッピーエンドはない。
それでも、ちいさな希望が残る。
SF・ファンタジーながら
リアリティが感じられる作品群です。
わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)Amazon書評・レビュー:わたしたちの怪獣 (創元日本SF叢書)より
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