踏切の幽霊



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初公開日(参考)2022年12月
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長編小説

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踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)

2025年11月05日 踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)

その踏切で撮られた写真には、写るはずのない人影が記録されていた。 大都市の片隅で起こった怪異。 最愛の妻を亡くし、絶望の淵にいる記者が突き止めた真実とは? 哀しみ、怒り、恐怖ーー読む者の心に様々な感情を喚起する、ホラーを超えた新たな幽霊小説の誕生。 迫真の筆致で描かれた、生と死についての物語。 第169回直木賞候補作(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

踏切の幽霊の総合評価:8.08/10点レビュー 49件。Cランク


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(6pt)

踏切の幽霊の感想

高野和明氏11年ぶりの長編。
13階段の衝撃が忘れられず、あまり買わないハードカバーを購入。
物語の繋げ方、人物描写は秀逸。背筋ゾクゾクさせながら読了。
13階段でも思ったが、義憤にかられすぎな気が、、、
衝撃は13階段には劣るが、充分楽しめる作品(なんだかんだ一気読み)

west
NP683TT2
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.48:
(5pt)

地味だが読み応えのある作品

映画用の脚本として書かれたものが元になっているにしては展開が少し地味ではないか?と高野氏のファンとしては思う。これまでの作品があまりにも映画的な設定や展開が多いものであったから、主人公の取材の様子をただ追うだけの展開が少しだけ物足りなく、また幽霊の使い方についてもかなりファンタジー色が強い。ホラーと受け止めれば全然ありなのでしょうが、これをホラーと言い切ってしまうのは少し違う気がする。
という、不満というほどでもない不満があるにしても面白かった。元新聞記者の特性を生かした取材力で次々と調査し挫折しながらも被害者の身元が割れていく様は読みごたえがあったし、高野氏の作品にありがちな切ない空気感や遣る瀬無さはここにも健在。スカッとする場面があるかと思えばそれによりめちゃくちゃ後味が悪くなるのも好みでした。
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)Amazon書評・レビュー:踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.47:
(2pt)

後半が雑

最初はとても良かった。
専門職についても面白く織り込んであるし、キャラ立ちも良かった。
しかしながら、影の薄い被害者に何でここまで入れ込むのか良くわからなかったし、主人公がだんだん感情的になってゆくのも不自然。
後半の物語の作りが荒いように思え
あっけない読後感であった。
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)Amazon書評・レビュー:踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.46:
(5pt)

最高のサスペンス

さすが高野和明
ドキドキしながら読ませていただきました。
ジェノサイドが好きなら是非
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)Amazon書評・レビュー:踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.45:
(5pt)

ホラーだけど、切ないミステリー

登場する人物の記者が1つの踏切に出る幽霊を調べてそこから、幽霊の女性の生前の生き方など、壮絶過ぎる過去に切なすぎて泣けてきます。また記者の過去の部分でも、救われる描写は泣けますね。
切ないホラーミステリーですかね。
踏切の幽霊Amazon書評・レビュー:踏切の幽霊より
4163916334
No.44:
(4pt)

踏切に現れる髪の長い女性の幽霊の生い立ちが解るにつれ涙を誘う。

事情を知ってしまうと記事には書けない松田雑誌記者(主人公)の判断、興味本位から始まるストーリーは、悪党退治に終始を........
全然違う内容と読む前に空想して居た私ですが読書中、主人公と行動を共にし気付けばスラスラと恐怖心(夏の夜中に読んだのに)無く読めた。個人的には、良い意味で期待を裏切られた。マイナスな点が有るとすれば、主人公が見た霊が、最後の最後に笑みを浮かべ(笑顔を知らないからこそ)雪の様に消えて欲しかった。読む人に寄っては好みが別れるが、有りそうな、無さそうな話が幽霊ぽくて最高
踏切の幽霊Amazon書評・レビュー:踏切の幽霊より
4163916334



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