13階段



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初公開日(参考)2001年08月
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長編小説

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13階段 (講談社文庫)

2004年08月10日 13階段 (講談社文庫)

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。二人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.75pt

13階段の総合評価:8.79/10点レビュー 394件。Sランク


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全44件 1~20 1/3ページ
No.44:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

13階段の感想

ちょっと期待しすぎてしまったのかもしれない
主旨は死刑制度とは、なのか

mick
M6JVTZ3L
No.43:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

死刑制度の意義を考えさせられる一冊

死刑囚の冤罪を晴らすため、死刑囚の階段の記憶を頼りに、真犯人を追うという話。死刑囚の気持ちや死刑の場面がリアルに描かれており、胸を打たれました。死刑執行に立ち会う執行官の辛さが身にしみます。人殺しの中の0.5%が死刑判決ということらしい、それだけ重い。一方で報道されている以外の犯罪の多さに愕然。賛否両論の死刑制度、今まで深く考えことはありませんでしたが、すごく考えさせられるとともに、改めて命の重さを感じさせられる話でした。

タッキー
KURC2DIQ
No.42:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

大絶賛?とは言い難い

現代の死刑制度にはこんな裏側があった!ということが非常によく分かり、そういう意味では感心できる作品。
巻末にある参考文献の多さには著者の並々ならぬ努力の跡が伺える。

死刑囚の冤罪を晴らすべく、元刑務官と前科者が立ち上がる。スリルがあって読み易く疲れない。
しかし、真実の犯人と影の依頼者には驚かされたが、話の盛り上がりに乏しい感じを受けた。
読了後の高揚感を味わえず、読み返したいと思えなかった。
なぜそう思ったか?と言われると回答に苦しいが、話の設定が自分の趣味に合わなかっただけかもしれない。
タイトルの階段にもっと徹底的に拘った方が良かったのかもしれない。そう、その通り。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.41:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

面白かった

この作者は、ジェノサイドしか読んでませんでしたが、
全く違う雰囲気で、でも最後まで飽きずに、ドキドキしながら読めました。
他の本も読んでみたいと思うくらい、すごく読みやすかったです。

halhi
II1T2RT1
No.40:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

重い……

人が憎しみあったり、殺しあったりする小説を普段から好き好んで読みまくっている自分ですが、この話は冤罪の問題といい、身内から殺人犯を出してしまった家族の話といい、読んでて辛いものがありました。「お話の中の出来事」と割り切れないリアルな背景が見えてきてしまうからでしょうかね。
というわけでよく出来た話だとは思いましたがあまり楽しんで読むことは出来なかったし、あまり読み返したいとも思わない作品ですね。

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マリオネットK
UIU36MHZ
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(9pt)

評価通り

評価通りの面白い作品。
ミステリー好きでどんでん返し好きの私にとってはかなりおもしろいさくひんです。
最近読書にも慣れて来て一気に読めるページ数が増えて来ている気がします。

本作、死刑制度など説明文も堅苦しくも長ったらしくもなく読みやすい、そして伏線回収も見事。

オススメしたい作品です。

マビノギオン
ETOPY8N1
No.38:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

13階段の感想

ミステリ好きというよりかは「死刑制度」に多少なりとも関心がある人にお薦めしたい作品です。死刑制度に賛成の方も反対の方も読書後にいろいろ考えさせられる部分があると思います。賛成・反対自体が変わる可能性も・・・。

題材が題材なので全体を通して暗く、決して好みの作品ではないので点数は迷ったのですが、読むのが遅い俺が中盤~ラストまで無理矢理一気読みさせられた構成力・魅力・筆力に敬意を表して満点評価にしました。

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mkaw11
HAAP6CBX
No.37:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

13階段の感想

死刑制度について深く考えさせられた作品でした。
かなり重たかったんですが、とても面白かったです。

conejo
ZYHEZN1P
No.36:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

13階段の感想


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マー君
S2HJR096
No.35:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

メガ級パンチと読後のやりきれなさ

死刑囚の刑の執行を前に、刑務官と前科者がコンビを組んで事件の真相を求め奔走する・・・という、よくあるタイムリミットものなんだけど、あまりの面白さに一気に読んでしまった。
この作者は元刑務官なのか?と疑うほどに、拘置所の内部のことや、一般人がまず知ることの無い死刑執行の様子が、これでもかとリアリティと迫力を持って目前に迫ってくる。それだけでも翻弄されてしまうのに、途中信じられないようなメガ級のパンチが突然飛んできて、思わず「えーっ!?」と叫んでしまった。有無を言わせないスピーディかつサスペンスフルな進行、圧倒的なリアリティと二転三転する謎、クライマックスでの怒涛の展開、悲しく苦いエンディングと、一流のエンタテインメントとしてありあまる要素を備えている、おすすめできる1冊。

▼以下、ネタバレ感想

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ショボタン
G1380KCM
No.34:7人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人はなぜ死刑求めるのか?

著者のデビュー長編で、2001年の江戸川乱歩賞受賞作。死刑制度という重いテーマを一級のエンターテイメントに仕上げた傑作ミステリーである。
死刑執行のトラウマを抱える刑務官・南郷は、冤罪の可能性がある死刑囚・樹原を救うための調査を高額の報酬で依頼されたのを機に早期退職し、傷害致死罪で服役後に出所したばかりの青年・三上を助手にして調査を開始した。再調査の手がかりになるのは、犯行時の記憶を失っていた樹原が思い出した「階段を上った」という根拠が無い記憶だけ。二人は、当時の関係者から話を聞き、犯行現場周辺を掘り返して調べるのだが、冤罪の証拠を見つけることはできなかった。一方、樹原の死刑執行命令書は役所の手続きの階段を踏み、執行の時間は刻々と迫っていた。南郷と三上の調査は、死刑執行に間に合うのだろうか・・・。
誰が、何故、どうやってという謎解きに、タイムリミットのサスペンスが加わって非常に読み応えがある。当然のこととして人の命を奪う業務を背負わされた刑務官、傷害致死の前科を持つ青年という異色の探偵役を設定したことで、罪と罰、法の正義と私怨、応報と更生という重いテーマがストーリーに無理無く取り入れられ、物語に厚みを増している。「誰が死刑囚を救う調査を依頼したのか」という、構成の肝になる部分がやや強引すぎる気がするが、作品全体から見れば大した問題ではない。
ジャンルを選ばず、幅広いミステリーファンにオススメできる。

iisan
927253Y1
No.33:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

社会派であり本格派

とにかくオススメできる1冊です!
刑務官と前科者が、死刑囚の無罪を証明するために奮闘するという、ありそうでなかなかない設定が魅力的に感じます。前科者の心理描写など、普段あまり触れることのない感情に興味を刺激されました。死刑制度や犯罪者の心理など、多くのことを考えさせられる心に残る作品でした。

重要な点にはとことこん掘り下げて書くのに対し、飛ばすべきところは詳細を書かずに飛ばしてしまうテンポの良さに、最後まで飽きずに面白いところだけを読まされている気分になりました。

そこまで多くはない登場人物にそれぞれの想いが秘められていて、最後には全てがわかります。全く無駄がありませんでした。二転三転する仕掛けなど、社会派でありながら本格派でもあるように感じました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.32:7人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (5件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

13階段の感想

とても高評価な本だと知り、またいろんな方から「面白いよ!」と教えてもらい、積読本を漁ることに。

「お迎えだ。」という死神の言葉と、それに対する死の恐怖を目の前にした人間の描写から始まる。
簡単に言うと、実は冤罪ではないのか?と疑われた死刑確定囚の人間を前科のある・三上と刑務官・南郷、この2人の男を中心に周りの人間と真実を暴いていく話。

自分にとっては(たまたま)タイムリーな話題であった"死刑制度"という社会的問題が扱われており、とても重たいテーマとなっている。
死刑制度について詳しく知らなくても、私たちはこれを読み深く死刑制度や法務省と世間の違い、刑務所での生活など考えさせられたのではないだろうか。

登場人物一人ひとりが個性を持っており、これは誰だと把握しやすい。
またとても読みやすく面白かった。
高評価を得ている点はおそらく、作者の参考文献の量などによるリアルさと文の読みやすさ、そして、続きが読みたい(真実が知りたい)と思わせる力ではないだろうか。

ただ、個人的には期待しすぎたかな、という点も。
しかし、本当に面白くはあった。高評価を得ている理由は納得できる。

一度はやはり死刑制度や法律について考える機会があっても良いかもしれない。
手にとってみることをおすすめする。


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りゅかさん
DSQDHULA
No.31:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

タイトルがいいです

構成がしっかりしていて読みやすいですが、結末があまりにも偶然すぎてしらけてしまいました。

わたろう
0BCEGGR4
No.30:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

重厚感あるミステリー

「死刑」をテーマに扱っており、ミステリーの中でも非常に重い内容となっていますが、
読み進めていくうちに自分の中でも考えさせられるものもあり、
ミステリーの内容はもちろん、作者のメッセージ性がとても強い作品であると感じました。

ytk5296
FQM1X7FQ
No.29:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

13階段の感想

なるほど、読み終えてしまえば 評価の高い作品であることは納得するのだが、途中というよりかは後半に入るまでは結構ダルイ。傷害致死前科者の三上と死刑執行人(刑務官)南郷 2人の主人公の説明がだらだらあったり、この2人がある事件の捜査をすることになる状況や関係者の説明などなど、どちらかといえば本筋に入るまでの人物描写や経緯など外堀をきっちりと構築して後半で一気に収束という、大きな円がだんだんと小さな円になり最後に点になる、そんな感じの作品。題名の取り方もうまく、死刑執行の13階段だけでなく、時間に、場所にと多くに掛かっており、練られたものである。ということで、面白いというよりは。結果よく出来ましたと言わざるを得ない作品である。

とも
4ND5R58B
No.28:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

13階段の感想

いい取材をしているなと思いました。
膨大な取材量によるリアリティ。
最初はゆっくり話が進みますが、中盤以降はスピード感が出てグイグイ話に引き込まれ、途中のどんでん返しもあり、ページをめくる手が止まりませんでした。
読後感は、何が正義なのか、裁かれるべきは誰なのか、考えさせられました。
素晴らしい本に出会えました。

sinsin9171215
9HSRJ8EP
No.27:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

13階段の感想

初めの数ページは、自分にとっては衝撃でした。殺人を犯すということは、どれだけ罪が重いのか、ほかのミステリ小説と比べると比較にならないほど迫ってきます。人間社会で、トラブルなく生活できることはどんなに幸せであるか、考えさせられました。

virgo
1K8FHM4I
No.26:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

13階段の感想

高野さんの作品で一番最初に読んだ本。
この作品を読んで小説にハマりました。
最高に面白かった!

りこっくま
OJP3HKGY
No.25:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

最後に意外な結末が!!!

刑務官と、仮釈放で出所したばかりの青年との異色のコンビが、明日にでも執行されるのではないかと怯える死刑囚の冤罪を晴らすべく奮闘する。
最後のあたりは、めまぐるしい展開の連続なので、読む側は頭脳をフル回転させないと追いついていけない。スピード感があり、一気に読ませる作品である。
作品中、死刑執行の場面が非常に具体的で生々しく、吉村昭の短編「休暇」(筑摩書房「蛍」収録)を想い起させた。

machikanezushi
IICYGJ9C
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