新世界より



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初公開日(参考)2008年01月
分類

長編小説

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新世界より(上) (講談社文庫)

2011年01月14日 新世界より(上) (講談社文庫)

1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力」を得るに至った人類が手にした平和。念動力の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた…隠された先史文明の一端を知るまでは。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.26pt

新世界よりの総合評価:7.96/10点レビュー 545件。Sランク


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全39件 1~20 1/2ページ
No.39:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

新世界よりの感想

著者の作品は『クリムゾンの迷宮』のみ読んでたため、2作目。
ミステリーではなくSF作品という印象。


▼以下、ネタバレ感想

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west
NP683TT2
No.38:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

新世界よりの感想

どう評価すればいいのでしょう。エンターテイメントとして楽しんで下さい…と言い切ることができません。投げ掛けられた問題があまりに重く、読み手がどんなメッセージを受けとるか不安でならないからです。
数日前、ここで「GWにどうですか?」というコメントを目にして手にしました。初めは『私を離さないで』を連想させるような、透明で無垢な魂に潜む不安定さを享受していたのですが、次第に傲り昂る人間への違和感が湧き始め、繰り返される殺戮の場面は嫌悪に苛まれました。何度も止めようかと迷いましたが、ラストにどんなメッセージをどんな手法で投げ掛けてくるのか…知りたくて読破しました。そして、上の感想です。
10代の初め、星新一氏のSFショートショートに出会った時「これはずっと先の未来であり、人間がこんなに愚かであるはずはない…」と感想を持ちました。あれからうん十年、しばしばそのままの世界が目の前にあることに驚いています。
そして現在、人種や貧富の違いによる差別、エリートの選民意識、権力による支配が溢れ、個人、社会、国家レベルでの有血無血の殺戮が行われている…。今、この作品に出会い底深い恐怖を覚えずにはいられないのは私だけでしょうか。
人間はきれいごとでは生きていけません。しかし、命のレベルでの奢り昂りは人間が人間としての存在を貶め、否定することになるのではないでしょうか。選ばれし人間などはいません。命の価値は平等であり、ただ運の違いであるだけだと、思うのですが。
GWにこのような思索の契機を与えてくれた作者、作品に感謝します。

はつえ
L7BVQMDY
No.37:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

新世界よりの感想

驚くべき大長編だが、中弛みさせずに読み続けさせるリーダビリティが貴志にはある。他の貴志作品にも言えることだが、この著者はリアリティがすごい。他の作家とは比にならないくらいだ。設定としては到底ありえないような世界が展開されるのだが、まるでそれが事実であるかのように読ませる。
確かにアニメ化映えする作品だ。しかしそんな作品を文字で表現することこそに意味がある。リアリティを、読者各々によって構成し直すことができる文学こそが、本作を表現するに最適な媒体であろう。

読み始めたら眠れなくなる。連休中に読め!

waiter
1K80784I
No.36:
(8pt)

新世界よりの感想

アニメを観てから読みました。アニメはかなり端折られていて全体的に大雑把なつくりだったことが分かりました。

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.35:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

奇想天外なストーリーです

上下2巻の小説なので量は多いですが、飽きずに読み進められます。重たい内容ではなく、どちらかというと青少年向きのコミック的内容。
奇想天外で、最後の方はまるで化け物退治の冒険小説という雰囲気でした。現代社会を風刺的に描こうとする姿勢は感じられるが、何か軽く心には残らない。
しかしながら、どうなるのかなという期待感で読み進めることができる一冊である。ただし、当方のような年配者には、ちょっと合わないと思います。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.34:
(8pt)

新世界よりの感想

一気に読めた

呑んだくれ
P3S7II56
No.33:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

著者の頂点か。

今まで読んできた貴志作品全てのいいところを盛り込んできた感じでした。
文庫本3冊の大ボリュームで、読み始めは正直躊躇してしまいました。
しかし上巻の150.60ページくらい読んだ後はノンストップ!
読むスピードが遅い私でしたが5日くらいで読んでしまいました!

ダークゾーンの超能力とか敵と戦う感じ、クリムゾンの迷宮の疾走感や逃げ回る感じ、黒い家の恐怖感、青の炎の切ない感じ、全てが盛り込まれていました。
まだ読んでない作品があるので必ず読まなければいけませんね。



▼以下、ネタバレ感想

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マビノギオン
ETOPY8N1
No.32:
(6pt)

新世界よりの感想

確かに壮大だった.
序盤、わかりづらい内容であったが、途中からは読み進めやすかった

mick
M6JVTZ3L
No.31:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

云うほどではなかった

クリムゾン→黒い家→天使ときて、今回も安定の貴志クオリティだった。
リーダビリティは抜群だし、これだけの長編で或る意味全編山場と云えるほど緊張感が持続するのは流石だと思う。
ただ、これだけ生死に関わる場面が続く物語においては、人物紹介も済んでいない段階で語り手である早希と副主人公的な覚の主要人物二人が、事後も存命中であると判明していること、
つまり、致命的な危機的状況においても(二人が死を覚悟するような場面においても)プラスに働く何事かによって少なくとも二人は確実に無事に生き残るのが分かっていることは、
結構な欠点だと思う。
これによって、多くの場面で本当の意味での緊張感が損なわれていると感じ、敢えて「現在の主人公が手記を書いている」という設定である必要は無いのではと思った。
よって、あくまで及第点に留まる7点。

かいん
AGLSXFF0
No.30:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

新世界よりの感想

貴志作品を読むのは今回で8作目。
猟奇的ホラーや青春ミステリー、SFに本格物などなど、作者の引き出しの多さには毎回驚かされて来ましたが、今回はSFファンタジー。
以前から聞いていた評判通り、その期待を裏切らない素晴らしい作品でした。

何しろ物語の世界観や設定が独特かつ秀逸で、あっという間に物語に引き込まれてしまい、文庫本3冊の大ボリュームが逆に物足りないくらい。
今から1000年後の世界なんて自分では考えたこともないし想像も出来ませんが、貴志流のホラーテイストなのにその構築された世界が異様にリアルに感じました。
物語の場所が現代の茨城県神栖市というのが、渋いというか奥ゆかし過ぎます。

この作品はミステリーというカテゴリーには入らないとは思いますが、読み物としては間違いなくオススメできる超一級のエンターテイメントです。
今までこういうファンタジー系の小説は小野不由美さんが個人的にダントツでしたが、今作で貴志流ファンタジーに魅了されまくりました。
この物語の1000年前や1000年後の話もぜひ読んでみたいです。

そんな称賛の中、あえて一つだけ不満を言わせてもらえれば・・
所々に出てくる難しい漢字。あんなのルビなしでは読めません(笑)。

▼以下、ネタバレ感想

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はんちょう
QVN1CS7Q
No.29:
(9pt)

ジュブナイルファンタジーの名作です

よくできたジュブナイルファンタジー。こんなの高校生が読んだら大興奮間違いなしです。私はおじさんですが中身は厨房なので大変楽しめました。ただ…知り合いの若者に勧めたいかといえば… NOですね ダメです禁書です^^

坊主頭
729KTNIV
No.28:
(10pt)

新世界よりの感想

凄い世界観!
このボリュームがありながら壮大なストーリーに引き込まれて一気読みしました。
SF小説ならまずこれをオススメします☆

りこっくま
OJP3HKGY
No.27:
(10pt)

新世界よりの感想

新世界を読んでSFの面白さに気付いた

ひでお
FPCYVIYY
No.26:7人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

新世界よりの感想

呪力を持った人類の千年後の未来が舞台の物語。
主人公である女性の手記の形式をとっているが、作中でその女性は「後世へ伝えるために書いた」と言っている。
千年後の「新世界より」千年前を生きる我々読み手に届けられた手紙というわけだ。

千年後というと余りにかけ離れた未来であり、しかも呪力ときてるもんだから、何でもありなのかと思いきや、そこにあるのはリアリズムだった。
この作品の素晴らしいのはまずそこだろう。
人類史における戦乱や差別による悲劇の繰り返しの果ての世界がそこにある。
生態系の頂点に立つ我々人類がさらに進化していく過程で理想を追求するが故に選択してしまうかもしれない過ちの結果がそこにある。
読み進めていくうちに「有り得る」と考えさせられてしまうのだ。読後の余韻も深い。
また、千年後の未来という事で生態系も大きく変化しており、その世界観はファンタジーに近いものになっているのだが、異型の生物の描写はさすがである。
ホラー作家なんだなと実感させられる。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.25:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

新世界よりの感想

千年後の未来。生態系の変化が面白く、また登場人物みんなに個性があります。

▼以下、ネタバレ感想

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CNOT
ABMSRA14
No.24:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

新世界よりの感想

ところどころ楽しめる部分もありましたが、設定がどうもいまいちで正直長すぎます。
評価の高い作品ですが私はあまり好きにはなれませんでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.23:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

新世界よりの感想

壮大なスペクタルファンタジーと表したいところでありますが、小生には少々ぶっ飛び過ぎでありました。とにかく長い。どうしてこんなに長くかかなくてはならないのか?ドラクエをやった世代でありましたので、なんとかって感じですね。

supoo0331
76NSOQ3P
No.22:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

新世界よりの感想

貴志祐介の最高傑作!との名高い本ですが、個人的には2番目(1番がクリムゾン)ぐらいです。
未来の世界で呪力をもった人々が超能力のようなもので、進化した(?)ネズミと戦うお話ですが、とにかくボリューム(文庫で3冊)があり、読むのが遅い私は半月かかってしまいました。。。
序盤はハリーポッターのような展開で進み、後半はネズミ軍団との壮絶な戦いですが、世界観がしっかりしているのでどんどん引き込まれていきます。
(アニメ化が成功したのがうなずける作品です)

フレディ
3M4Y9ZHL
No.21:
(3pt)

新世界よりの感想


▼以下、ネタバレ感想

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えいいち
EJY2OG04
No.20:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (5件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

新世界よりの感想

(上)これは、今から1000年後の日本の物語。「呪力」と呼ばれるサイコキネシスを操る人類たちは、周囲を注連縄で囲み外から穢れが入り込むことのない「理想郷」を作り上げていた。そんな世界で生まれた5人の少年少女たちは夏のキャンプ実習で古代社会の驚くべき秘密を知ってしまい・・・。まず、1000年後の日本の中心が茨城で霞ヶ浦が日本一の湖になっていたり、早季たちの住むところが「神栖」66町だったりしたのが良かった(笑)物語的にも未来のスポーツ「搬球」や人間の味方のバケネズミと敵のバケネズミの戦争など読みどころ満載!

(中)悪夢のようなキャンプが終わり早季たちを待ち受けていたのは普段と変わらない平穏な生活だった。しかし、その2年後14歳となった彼女たちを待ち受けていたのは仲間の危機と世界が恐れる「悪鬼」と「業魔」の恐るべき正体だったのだ!世界設定が完璧に出来上がっているので中巻も一気に引き込まれて読めました!個人的にバケネズミのスクィ-ラのキャラが好きです(笑)一見調子がいいだけのやつにみえますけど、実は狡猾に物事を考えているので最終章となる下巻ではどういう風に立ち回っていくのか楽しみですね!

(下)そして、時は流れて26歳になった早季たちを待ち受けていたのは夏祭りの夜の大殺戮だった!最終巻は、中巻からの流れからいっておそらくこうなるだろうなと思っていたことがそのまま起き、さらに廃墟と化した「東京洞窟」の大冒険、「悪鬼」との最終決戦と最後までRPGをプレイするが如くドキドキして読み終えました!最初から「バケネズミ」に感情移入して読んでいただけに上巻の時点で想像はついていた彼らの正体とその末路は切なかったですね!一体本当の「正義」とはどこにあるのか?人類の未来について考えさせられたSF大作でした!

ジャム
RXFFIEA1
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