星を継ぐもの



※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.79pt (10max) / 14件

7.78pt (10max) / 100件

Amazon平均点

4.42pt ( 5max) / 594件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
32pt
サイト内ランク []S総合:2位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

2.50pt

86.25pt

25.25pt

29.25pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1980年05月
分類

長編小説

閲覧回数24,513回
お気に入りにされた回数60
読書済みに登録された回数160

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

星を継ぐもの【新版】 (創元SF文庫)

2023年07月10日 星を継ぐもの【新版】 (創元SF文庫)

『星を継ぐもの』シリーズ4作品 新版化 月面で発見された5万年前の死体はどこからやってきたのか? ハードSFの巨匠ホーガン不朽の名作 第12回星雲賞海外長編部門受賞作 【創元SF文庫60周年記念新版】 月面調査員が、真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体はなんと死後5万年を経過していることが判明する。果たして現生人類とのつながりは、いかなるものなのか? いっぽう木星の衛星ガニメデでは、地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの巨星が一世を風靡したデビュー作。第12回星雲賞海外長編部門受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.79pt

星を継ぐものの総合評価:8.81/10点レビュー 608件。Sランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

期待して読んでは見たが、、、

海外総合ランクが高かったので期待して読みましたが、さほど驚くようなラストでもなく、この程度かと少々残念でした。
序盤からの展開は、期待を高めさせてくれます。
70年代の作品なので、科学的考察にやや物足らないところは感じられますが、くどいほど証拠を見つけるための考察がなされます。
(※現在の科学レベルで考えると、DNAの塩基配列の詳しい解析が必須の問題です)
それはそれで、好きな人には面白いと思います。
しかし、これだけ科学的な考察をストーリーの展開に採用しているなら、ラストの説明が頂けない。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.13:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イマジネーションを刺激する壮大なストーリー

月面で5万年前の死体発見!言わずと知れた大ベストセラー。この作者の作品は学生時代に読んだ『終局のエニグマ』以来。同作品が難しい印象で個人的にはとっつきにくかったため、この作品も敬遠していましたが、結果は読んで正解でした!よくこんな作品が想像力だけで書けたなぁと感心することしきり。作者の描いたこの作品を読んでいると、壮大なテーマの下で、宇宙の広大な風景が目に見えるようで、こちらのイマジネーションも膨らみます。人類の謎、宇宙の謎、堪能できました!

タッキー
KURC2DIQ
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

オススメ2位?

この作品のどこがよくて高評価がこんなにあるのか、まったく分かりません。ひとこと書かないでは気がすまないといった感じでレビューします。まず、翻訳があまりにも下手。読み辛い事、この上なしです。あと読んでいて退屈で退屈で、こんなに読書が苦痛だったのは初めてです。一番はこれミステリーじゃないですよね?

なぎすけ
G930FM25
No.11:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

人類史上最大のミステリーと地球史上最大のトリック

自分の中で史上最高の推理小説はこのサイトでも総合1位のクリスティの『そして誰もいなくなった』なのですが、それに対し史上”最大”の推理小説と言いたいのがこのサイトで総合2位のこの作品です。
もちろん大長編という意味ではなく、そのストーリーとミステリーとトリックの壮大さという意味での”最大”です。
こんなことを考えつく作者の想像(創造)力がまさに宇宙スケールだと感じました。

自分は本来SFというジャンルをミステリの枠に含めるのにはどうしても抵抗がある人間なのですが、この作品に関しては紛れもなくSFを題材とした本格ミステリです。
あるいはこの偉大すぎる作品のせいで、一部でSFがミステリと混同されてしまっている面もあるのかもしれないと思いました。

小説の体裁、構成としては賛否もあるようで、事実私も一部読んでいて退屈な場面はありましたが、自分の中で10点をつけたくなる作品とは粗や欠点のない「完璧」な作品ではなく、もはや点数化できないほどの驚きや感動を与えてくれた作品なのだなと改めて感じさせられた一冊です。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

マリオネットK
UIU36MHZ
No.10:
(7pt)

星を継ぐものの感想

好みが別れるというか、SFが好きでないとキツいと思います。ただSF好きなら確実に面白いと思います。面白かったです

みいさん
5A7D993B
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

星を継ぐものの感想

ハードSFなのである程度の科学知識がないと単語の意味がわからず話についていけないと感じました。まぁ、創作の単語っぽいのもあるので感覚で読み進めていけばある程度の内容は理解できましたが、もうちょっと説明文が欲しかったですね。

話の流れ自体は、序盤に謎が提示され、それを解明していくというわかりやすい展開だったので、先が気になり楽しめながら読めました。

もっと若い頃に出合っておくべき作品でしたね。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

mkaw11
HAAP6CBX
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人類の起源

SFでは括れないロマンがありました。ルナリアン発見のシーンには震えました。

わたろう
0BCEGGR4
No.7:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

星を継ぐものの感想

SF素人で翻訳もの苦手な私が読了するには、時間が掛かりました。高評価の作品ですので、面白いに違いない、と何とか頑張りましたが、読んで良かったです。これは本格ミステリーとして考えて良いでしょうね。論理的に謎を解き、どんでん返しの末たどり着く結末には、大いなるカタルシスが待っています。そしてエピローグの皮肉なラストシーン。途中は分かり辛い内容が続いてやや飛ばし読みになりましたが、本格好きで未読の方には、是非おススメですよ。

なおひろ
R1UV05YV
No.6:9人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

星を継ぐものの感想

書かれてからずいぶん経ってしまった小説なので、最先端の人類学や天文学からは取り残されぎみですが、こういったすぐれた作品というのは、なぜかそういった細かい点は全く気にさせないのですよね。読んだのがすでに今から20年くらい前だったので、科学知識はさらに本書から先に進んでいることでしょう。

完全に文系を突き放した理系小説。
(でも、文系の人にも面白いかも。)
本書に対して人物の造形が甘いとかドラマが無いとか、的外れな批判も目にするのですが、そんなの作者の眼中にないと思います。
本書には、それらはむしろ褒め言葉・・・

ハードSFは、トンデモになってしまうのを避けようとしてブレーキがかかってしまい、荒唐無稽な結論を避けてしまいがちなのですが、本書ではそういったブレーキがかかりません。
壮大で、人類の歴史を覆す驚愕の事実が出てきます。この驚きは今でも忘れることができず、20年間最高の位置に君臨しています。
これを超える喜びは、読書ではもう得られないかもしれないとまで、思います。

学問には、二つの楽しみがあると思います。
考古学で、ある遺物が1万年前のものであると知ったとき、化学である法則が成り立つという事実を知ったとき、ある方程式が成り立つと知ったとき、
(1)その事実に素直に驚く。
(2)そんな事実、どうやって突き止めたんだろうとさらに驚く。突き止めるまでに、どんなドラマがあったのだろう。

本書は(2)の面白さを前面に押し出していると思います。明かされる驚愕の事実も面白いのですが、古生物学、化学、数学、物理学、天文学、人類学を横断して、学者たちがそれを暴いていく過程はもっと面白いのです。

absinthe
BZLMTCHK
No.5:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

星を継ぐものの感想

これは傑作ですね。
月の裏側で死体が発見され、その謎をめぐる(解き明かす)ストーリーです。
というと、本格ミステリーに感じられますが、完全なSFです。というか、SFより、学術的かつ理系が好む研究者たちの頭脳戦で、その謎を解き明かします。専門用語風な文章が多く、拒否感がある方もいるかもしれませんが、かなりスケールの大きく、最後は理系の人たちの脳を震わせるような展開となります。
なお、続きがあるらしいですが、評判が悪いので読んでいません。
(星野之宣さんがシリーズを漫画化していますので、文章で読むのがつらい方はそちらで)

フレディ
3M4Y9ZHL
No.4:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

星を継ぐものの感想

ジェイムズ・P・ホーガン初読了。月面で真紅の宇宙服を着た人間の遺骸が発見された。この人物は何者なのか? スケールの大きな謎が提示され、幾多の分野からの検証と考察、そして意外な真相…。壮大な謎が論理的に解かれていく過程はロマンを感じました。ハードSFとしても本格ミステリとしても傑作でした。

水生
89I2I7TQ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

星を継ぐものの感想

専門用語や登場人物の名前などでちょっと読みにくかったけど、最後まで読む価値あります。

呑んだくれ
P3S7II56
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

没頭


30年も前の作品だし専門用語も多いので、読了に時間がかかってしまいました。ですが読み終わった充実感は大きかった。この本を読んでいる時間は世界観に没頭してしまいました。あれ?これって現実だっけ?物語?みたいな混同がよくありました。それってエンターテイメントとして最高ですよね!?

ebis103
LYGER7MN
No.1:9人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

宇宙は壮大な謎と魅力がたっぷり

月で発見された死後五万年の死体の謎を追うSF小説。

死体とともに発見された所有物に使われている物質から
年代や生活環境を推測したり、
手帳にある文字列から言語学者が言葉や数式の意味を推測したり、
生物学者が死体の骨格や生体から推理を試みたり、
月面調査の手掛かりを元にさらに謎の解決と新しい疑問が生まれたり・・・

と、
さまざまな分野のプロが不可思議な死体から
可能性を現実的かつ理論的に解明していく過程にとてもワクワクしました。
宇宙規模に視野を大きく広げ、物事の可能性を追う研究者の姿が
とても気持ち良く読めました。

ラストの壮大な謎の解答もフィクションでありながら、
そうではないとも言えない神秘に触れた気がして、
他とは違う、なんとも言えない感動を味わいました。

普段SF小説をあまり読んでいないだけに新しく映りました。
宇宙は壮大な謎と魅力がたっぷりだなと再認識します。

タイトルも凄く良いです。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!



その他、Amazon書評・レビューが 594件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク