アンドロイドは電気羊の夢を見るか?



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.00pt (10max) / 1件

7.17pt (10max) / 12件

Amazon平均点

4.17pt ( 5max) / 309件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []B総合:461位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1977年02月
分類

長編小説

閲覧回数3,316回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数15

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

1977年03月01日 アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。そのため異星での植民計画が重要視されるが、過酷で危険を伴う労働は、もっぱらアンドロイドを用いて行われている。また、多くの生物が絶滅し稀少なため、生物を所有することが一種のステータスとなっている。そんななか、火星で植民奴隷として使われていた8人のアンドロイドが逃亡し、地球に逃げ込むという事件が発生。人工の電気羊しか飼えず、本物の動物を手に入れたいと願っているリックは、多額の懸賞金のため「アンドロイド狩り」の仕事を引き受けるのだが…。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の総合評価:8.34/10点レビュー 310件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の感想


 第三次世界大戦後、放射能によって汚染された大地では生きている野生動物は物珍しいものになり、生きている動物を飼っていることが人々の地位の象徴となっていた。 数年前に生体羊を亡くし、アンドロイド羊で近所の眼をごまかしていたリックは大金を手にするために地球に紛れ込んだ逃亡人型アンドロイドの狩りを始める。 人工物に命はあるのか、心揺さぶる1969年産SF。

 終末世界で警察管轄の下、賞金稼ぎをやっているリックがペットを飼うためにアンドロイド狩りを始めるところから物語は始まる。 羊を手に入れるために人型アンドロイドを殺戮するのだ。 核により崩壊した世界では一匹の生きた動物は数体のアンドロイドと同価値となりうる。 見た目では判断がつかず僅かなアンドロイド特有の反応でしか見分けられない機械たちを前にリックの心は揺らぎ始め、、、生きているとは何か問い始める。 
 未来を想起してこのような機械、このような世界、このような価値観が生まれるのではないかを散りばめ当時の世に訴えたかのような作品。 物語としては決の部分が非常にあいまいであり解釈が読者に委ねられる部分が多い。 作品を読んでどう思うかがこの作品の趣向であり多くの作品や作者に影響を与える為に(もちろん作者の意図してない処だが)生まれたとも言える50年前の古典SFになっている。

りーり
9EDFH0HC
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.309:
(1pt)

何が伝えたいのかよくわからない

普段SF小説はあまり読みません。
それでもタイトルは知っている有名な作品ですので手に取ってみました。

舞台設定はありきたりな感じです。
世界大戦の後主な人類は宇宙へ移住し、地球に残された主人公。
人間とほぼ見分けがつかないアンドロイドを始末するのが仕事。

途中から主人公サイドがアンドロイドへ同情しはじめますが、特にアンドロイドが魅力的な描写も無く、主人公の内面描写も単調(疲れたアンドロイド狩やめたいばかり)で感情移入できませんでした。

アンドロイド探しも上司に言われた場所に車で移動するだけで、冒険や戦闘の盛り上がりはなく淡々と進みます。

対して設定の描写は、ストーリーの進行に関わらない部分(マーサ教やら感情ダイヤルやら)まで何度も出てきて少しくどかったです。

全体を通し評価ポイントがよくわかりませんでした。

50年前の小説に期待しすぎでしょうか。
この本を読んだことで他のSFの理解が深まるということもなく、当時は斬新だったかもしれませんがあえて2025年に読まなくてもいいなと思いました。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.308:
(5pt)

作者の感性に脱帽する

60年前にこの本が生まれたとは信じられない。生成AIが誕生した現在に読むことで、色々と考えさせられる。面白すぎて一気に読んでしまった。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.307:
(5pt)

映画よりも面白い。

この小説を読んでから映画を観ました。映画よりも小説の方が設定も物語も面白かったです。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.306:
(5pt)

人間性を問う素晴らしい作品。

Androidを殺してしまうことで、人間性を失うという問いかけをしている素晴らしい作品。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295
No.305:
(4pt)

共感のない世界で人間は何を守るのか

文明が荒廃し自然が失われた近未来。人間とアンドロイドの境界線が曖昧になったこの世界で、アンドロイド狩りの賞金稼ぎとして生と機械の狭間で葛藤し続けるのが本作の主人公リック・デッカードである。本作では、人間とアンドロイドを判別するために「フォークト=カンプフ感情移入度測定法」というテストが登場する。このテストは、人間とアンドロイドの間に横たわる感情の深淵を測る試みであり、考えさせられる要素が多い。リックがアンドロイドを追い詰めるにつれて、彼自身も人間としてのアイデンティティに揺らぎ始める。

このように、リックの葛藤は物語の核心を成しており、感情の本質や人間性について深く考えるきっかけを提供する。ディックの描く未来は、現代社会における人間と機械の関係についての示唆を与えてくれる。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))Amazon書評・レビュー:アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))より
4150102295



その他、Amazon書評・レビューが 309件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク