蠅の王
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思っていた以上に読みやすく面白いです。まだ途中ですがどんどん引き込まれていって、続きが気になります! 読み終わり、ドキドキしながら物語の中にいつの間にか入り込んでいました。 | ||||
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解説によれば、原書出版の時点でかなり端折られたとのこと。飛行機がどのように墜落したとか書かずにいきなり無人島の少年たちで幕開けですからね。こういう手もありかと感心してしまった。にもかかわらず風景描写がしつこいと思った。しかもそれがわかりにくい、読みにくい。これは訳が悪いのかとも思ったが、ともあれそっちも削れよと感じた。しかしそのことより読み進めにくかったのは、前半で感情移入できる少年がいなかったことだ。半分手前くらいでラルフが「火を絶やすな」となんとかしなくちゃ的な自覚を持ち始めたところでようやく感情移入対象ができて、読み進めやすくなった。それまでは悪い意味で本当のガキばっかりで、こんなやつらがどうなろうが関心が持てず、読むのやめようかと思った。 | ||||
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外国語文学は本当に翻訳に左右される。原著がどうあれ、訳が良ければ面白いし、訳が良くなければつまらないという評価になってしまう。残念ながらこの新訳は良いとは言えない。 確かに難しい語を使ってないのでスラスラと読みやすいのだが、情景が全く浮かんでこない。 「わさわさ揺らした」とか「どさどさ落ちてきた」とか、確かにわかりやすいんだけどさ……。 ラノベでも読んでるような、おおよそ文学と呼ぶにはほど遠い、情緒にも詩的な美しさにも欠けた文章で残念でした。 原著は1954年の作品なので原語で読んだ方が良いのかもしれない。翻訳物は難しいね。 | ||||
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期待通りの商品でした。ありがとうございました。 | ||||
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「十五少年漂流記」はユートピアを基調としていて最後はハッピーエンドのような終わり方をしていたけれど「蝿の王」の終わりはそうは読めない終わり方。380ページほどある小説で最初の50ページくらいは確かにユートピア風味の小説だったがじょじょにディストピア風味に移行する。設定となった島は少年以外に大人はいないという設定で、次第に監視する人がないことを良いことに暴力的な闘争が始まるがゴールディングは人類的には「十五少年漂流記」のユートピアよりこっちの方が人類学的に正しいと言いたいんだと思います。だからおそらく同じ理屈で警察がなかった時代の人類は人類に殺されていたと「スマホ脳」に書いてありましたし、この本はまだ読んでいませんが『ヒトは、「いじめ」をやめられない』の著者は「いじめは人類の種の保存に必要だからなくならない」と主張しています。そして最後は巡洋艦という言葉が出て来て、それが軍事用品だから第二次世界大戦もそうだと著者のゴールディングは言いたいのでしょう。 | ||||
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