流れよわが涙、と警官は言った
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相当大胆な原因へと急展開、愛の多様性/可能性への思弁に向かう。淡々としつつ感傷的な盛り上がり。 | ||||
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全編緊張感があり、不可能に思える物語がどう収束するのかと期待と不安を持って読み進めましたが、結果はジャンプ打ち切りマンガのように苦しいものでした。 しかも主人公のように語られていたジェイソンは成り行きに流されるだけの能天気なただのマヌケで、主人公にふさわしい苦悩と相対していたのはバックマンです。 読み進めてそれが明らかになった時、 「えっ、そうだったの?今更?認識正反対にしないといけないの?」 と放り出された気持ちでした。 今から読む方は、主人公はバックマンというのを念頭に置かれると破綻なく読めると思います。 感情移入すべきは追っ手の方で、物語の定型にいつのまにか慣らされていて、表面でしか理解しなくなっていたことに気づかされた作品でした。 物語に出てくるキブツというのはイスラエルのコミューン的な何からしいです。 作中には説明がなかったので。 | ||||
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コレクションの一つとして購入。 表紙も目当てで購入したものの、表示されている画像と違い残念だった。 | ||||
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Flow My Tears(流れよ我が涙)は曲だけ聴けば大変古雅なバロックの名曲だと常々思っていたが、歌詞はひどく根暗、というか暗黒のきわみ。まさしく本書の後半に呼応するとも言える。まあダウランドの曲はどれもこれも鬱っぽい曲なんだが、ディックはレコード店の店員のときに聴いたのだろうか? | ||||
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御存命であったらお会いしたかった。私より少し上の世代、でも切手収集や銃への興味、部屋の調度はなんとなく想像ができる。たいていの書評には「歌手」が主人公とされているけど、作者にとって彼は凡庸でつまらない男なのだ。滂沱と流れる涙は警察署長の分身である妹=影の側面を失った痛みなのだ。生身の身体を失って彼は統合した人格を作り上げることができるのだろうか?なぜ時空間が混在してしまったのか、その答えは薬物の脳への影響なのだと彼は書いている。「高い城の男」で易の実占をする描写があるのを見つけていささか驚いた。私は易者なのであるにもかかわらずこの本の存在は知らなかった。ダウランドに導かれた。 | ||||
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