旅のラゴス



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    初公開日(参考)1986年08月
    分類

    長編小説

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    旅のラゴス (新潮文庫)

    1994年02月28日 旅のラゴス (新潮文庫)

    北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.60pt

    旅のラゴスの総合評価:7.85/10点レビュー 269件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全5件 1~5 1/1ページ
    No.5:
    (8pt)

    溢れ出るスクエアエニックス感

    いやあ面白かった。ストーリーがどうとかではなく、その世界観とラゴスの強靭な精神を通した描写が面白い。たった250ページ程度で、旅をしているラゴスの20歳過ぎあたりから生涯?70歳程度までを描いている。数行の間に数年たったというような日記形式であるから、あっという間に読めてしまった。
    読んでいて、常にまとわりついてきたのがファイナルファンタジーのイメージだった。当然ラゴスは自分の思い通りに動かないので、ゲームをプレイしているような感じではないが、その世界にいるような感じである。ドラゴンクエストでもいいが、私のイメージでは少し違う。こういった小説ってありそうで意外とない。そんな新鮮さからぐいぐいハマっていった。

    陰気な私は地球を回さない
    L1K3MG03
    No.4:
    (7pt)

    世界観

    読んでいてなるほどなるほど。
    とかなるような作品ではありませんね。
    ただただ世界観、主人公の生きざまを楽しむ小説です。
    世界観だけでこんなに面白いとは。

    ▼以下、ネタバレ感想

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    マビノギオン
    ETOPY8N1
    No.3:
    (4pt)

    旅のラゴスの感想

    なんとなく筒井作品を読みたく手に取りました。
    ラゴスの生涯をかけた旅の話で、日本版ロードオブザリング風な作品です。
    (いやいや、どちらかというと風の谷のナウシカのユパ様がイメージに近いかもしれません。)
    古い小説なので文章や表現など若干読みづらいですが、薄い本なのでサクっと読めてしまいます。
    ただ、ラゴスがなぜ旅をしていたのか最後までピンときませんでした。

    フレディ
    3M4Y9ZHL
    No.2:
    (7pt)

    旅のラゴスの感想

    ファンタジーの世界観良かったと思います。
    読みやすかった

    呑んだくれ
    P3S7II56
    No.1:
    (2pt)

    ??

    読んだあとに「?」
    一応読み返してみたけど「?????」のみ

    結局何が言いたいのでしょうか?
    淡々と「ラゴス」の体験を羅列しているだけで、盛り上がりもなく終わった
    といった印象がありました

    ただ世界観はおもしろかったと思います

    永ちゃん
    7WM38AKU
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.264:
    (4pt)

    結構面白かったが、ちょっと物事が主人公有利に運びすぎている気がした。星4.3。

    10年以上前に読んで、面白く感じた印象があったので、再読のため購入。ファンタジーの旅行物で、連作短編形式で様々なエピソードが書かれているのだが、どれも丁寧に作り込まれており、結構面白かった。ただ、出会う女性のほぼ全員が主人公に好意ないし恋心を抱くのは、編集者からの注文か?と思ってうんざりしたし、色々と主人公が苦労はするものの、基本的には物事が主人公にとって良い方にばかり転がるのが、ちょっと自分としては好みではなかった。ただ、物語の終わり方はとても良かったし、細部に神経が行き届いている作りになっているので、ファンタジー小説好きな人には楽しめると思う。
    旅のラゴス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:旅のラゴス (新潮文庫)より
    4101171319
    No.263:
    (4pt)

    やはり面白い

    ここしばらく読書とは遠ざかっていたが、するすると読了ができた。それは必ずしもこの作品が長編でないということではなく、やはり筒井先生の上手さに転がされて、ということなんだろうと思っている。

    そういう意味では、やはりどのスイッチを押せば読者が面白いと思うかを知り尽くしている作家ということは間違いないと思う。剛腕には違いないが、もうこちらの意思も関係なく力ずくという感じではなくて、歩く先に穴があるとわかっていて避けようと思えば避けられるんだけど結局落ちてしまうという、訳の分からない、なんとも不思議な爽快感のあるしてやられた感というか。

    この作品のレビューとは関係ないことが多くなってしまったが、読後感も人それぞれだろうが自分には良く、読者としてはまだまだ読みたいと感じる作品だった。
    旅のラゴス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:旅のラゴス (新潮文庫)より
    4101171319
    No.262:
    (5pt)

    単行本・文庫本・電子書籍、全部買った稀有な作品。

    長編としてはまことにおとなしい厚みの作品でありながら、これ以上「時の流れ」「人生」を感じる作品もない。

    エッセイ集「玄笑地帯」に収録された「突発的大量創作症候群」(確かそんなタイトル)の一文によれば、この連作長編の第1作「集団転移」は、書き下ろし大作「虚航船団」脱稿直後に訪れた大量創作衝動によって書かれたとある。思いつく限りの実験的手法を投入して書いた「虚航…」には入り切れないモチーフ群が噴出したうちの一つがこの「旅のラゴス」だった。

     初期のナンセンス・ドタバタSFでもなく、超虚構でもなく、むしろ大変オーソドックスとも言える作品。そして、決して熱心な筒井作品の読者とは言えない私にとって、何度も折に触れて読み返す数少ない小説のひとつとなっている。

     多分これからも、そうだろう。
    旅のラゴス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:旅のラゴス (新潮文庫)より
    4101171319
    No.261:
    (5pt)

    心地よい読了感

    読む人によって、かなり感想が変わると思います。
    私は「甘酸っぱい」と思いました。
    不思議の世界での主人公の旅を追体験し、それぞれのエンディングにたどり着いてください。
    旅のラゴス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:旅のラゴス (新潮文庫)より
    4101171319
    No.260:
    (5pt)

    旅するラゴスのちょっと不思議なSF冒険譚

    冒頭から人々が転移(瞬間転送みたいなもの)を普通にやっていて、SF的には手垢がつきすぎていることをサラリと新鮮味があるようにやってのける著者の表現力に驚いた。これで物語にのめりこめた。物語はラゴスが南に旅をして、いったん故郷に戻り、そして北へと旅立つ。旅の途中で経験するのはまさに冒険であり、途中で宇宙船の残骸が出てきたり壁を抜ける芸人や、記憶の特殊技能を持つ者もあらわれる。一気に読めるSF冒険譚でした。
    旅のラゴス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:旅のラゴス (新潮文庫)より
    4101171319



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