舟を編む



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初公開日(参考)2011年09月
分類

長編小説

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舟を編む

2011年09月17日 舟を編む

玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

舟を編むの総合評価:8.37/10点レビュー 620件。Aランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

今後の読書人生において意義がある一冊

辞書を一冊作り上げるのにこれほどの期間と労力が費やされるのか。知らないことだらけだった。この作品は一冊の辞書を作り上げる15年もの奮闘を300ページ程度で書き上げるわけで、ダイジェストのような印象を受けた。表面だけをすーっと撫でていくように淡々と進んでいく。あまり具体的な描写は少ない。そういう点では印象に残らづらいかもしれない。
一方で、言葉の豊かさを存分に楽しむことができた。人生を航海に例えることは少なくないが、辞書も言葉の海を進む舟である。「舟を編む」というタイトルはなんと素晴らしいことか。辞書について興味を持ったことは間違いない。読書をする身として、辞書には当然お世話になっているが、当たり前のものとしか思わず、特に意識したことはなかった。私は、知らない言葉に出会った時に広辞苑で調べるが、それは単に私の電子辞書の一番上に広辞苑が入っているから、ただそれだけだ。他の辞書との違いなど気にしたこともない。今以上に言葉というものを大事にして、読書に深く入り浸りたいと思わされた。
豊かな表現を用いて美しく描かれているこの一冊が、今後の読書人生に与える影響は大きいだろう。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.3:
(7pt)

ほっこりお仕事小説

地味で会社の上層部からも理解を得難く、その上地味な作業を何年も続けなければいけない辞書編纂。そんな仕事だからこそ、関わる人の数だけ物語があるような気がします。辞書編纂に生涯を捧げてきた先達と、その意思を引き継がんとする不器用でくそマジメな主人公、同じように情熱を注げない人、注げるか不安な人。彼らを面白おかしく、ちょっぴり悲しく描かれたほっこりお仕事小説でした。「大渡海」特注紙が完成したときのシーンはちょっぴりグッと来ました!

ひよこ
3LIR0NV9
No.2:
(6pt)

舟を編むの感想

派手さはないが、ところどころで印象に残る。

mick
M6JVTZ3L
No.1:
(8pt)

舟を編むの感想

「言葉という海を渡る船を編む」国語辞典編集に関わった人達の群像劇。ユーモラスな文章で、個々の登場人物も魅力的で面白かったです。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.616:
(5pt)

映像では表現できない心の描写

何時読み返しても最高の作品です。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769
No.615:
(5pt)

本屋大賞作品

この本を読むまで辞書を作る人のことなど考えたことなかった。物語自体面白く、登場人物の葛藤も同じサラリーマンとして共感してしまうものも多かった。最初から最後の解説まで面白かった。私の人生で読んで良かった本の一つとなりました。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769
No.614:
(5pt)

期間限定カバー

釣られて買ってしまいました。
作品に合った素敵な装丁です。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769
No.613:
(4pt)

静かな情熱が胸に残る一冊

『舟を編む』を読んでまず印象的だったのは、登場人物たちが皆どこか愛おしく感じられる点です。辞書編纂という一見地味にも思える営みに関わる人々が、それぞれに言葉へ真摯に向き合い、細やかな感性をもって仕事に取り組んでいる姿が丁寧に描かれていました。

特に興味深かったのは、似ているようで微妙に異なる言葉の使い分けに対するこだわりです。「こうは言うけれど、これは言わない」という差異を手がかりに語の本質へ迫ろうとする姿勢は、単なる語義の整理を超えて、言葉の背後にある人間の認識や文化にまで踏み込む営みのように感じられました。最近、統語論に関心を持ち、言語の構造や用法の違いについて考える機会があったこともあり、この点にはとりわけ強い共感と関心を覚えました。

登場人物の中では西岡の存在が際立っていたと思います。飄々としながらも、言葉に対する感覚や人との関わり方に独自の魅力があり、作品全体に豊かな奥行きを与えていました。一方で松本先生は、もはや一人の人物というより国語辞典そのものの化身のようにも思え、その在り方が象徴的で印象に残りました。

また、本作を通じて強く意識させられたのは、辞書という一冊が完成するまでに費やされる時間と人の営みの重みです。企画から出版に至るまでの長い年月の中で、関わる人々が入れ替わっていく様子は非常に現実的であり、その中で最初から最後まで携わることの稀有さを思うと、この仕事はまさに人生を捧げるに値するものだと感じました。

そのことは同時に、自分自身の仕事についても考えさせるきっかけになりました。果たして自分は、これほどの時間と情熱を注げる何かに向き合えているのだろうか、と。物語の余韻とともに、静かな問いが心に残っています。

そして最後には、自然と目頭が熱くなりました。派手な展開があるわけではないにもかかわらず、積み重ねられた時間と人の想いが確かな感動として胸に迫ってくる作品でした。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769
No.612:
(5pt)

辞書編纂の物語。映画も有名。言葉へのこだわりと人間ドラマ。読書好きなら外せない一冊。

辞書編纂の物語。映画も有名。言葉へのこだわりと人間ドラマ。読書好きなら外せない一冊。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769



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