アヒルと鴨のコインロッカー



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初公開日(参考)2003年11月
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長編小説

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アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

2006年12月21日 アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.85pt

アヒルと鴨のコインロッカーの総合評価:7.65/10点レビュー 399件。Bランク


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全26件 1~20 1/2ページ
No.26:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

前評判も知らず事前情報も無しに、作者名と文庫本の厚みの手頃さから手にして読んだ1冊。
読み終わった第一感想は、ちょぴり哀しい青春小説という印象。
時間軸のズレで二つの物語が進行するが、登場人物は少ないので非常に分かり易い。
そして、時間軸のズレは最後に収斂するスタイルと思われるので、当然そこには何らかの仕掛けがあることも予想される。
しかしながらその仕掛けは本冊のテーマでは無いだろう。著者のおまけ的なお遊びという程度で捉えていいのではないか。
だから、この小説をミステリー本という位置づけで評価する必要は無い。この部分は遊びの付録なんです。

さてでは、この小説のテーマであるが、若さと純粋さと正義と葛藤と死であると思う。
まさに青春その物。しかもそれは儚く哀しく切ない。
そういえば、同じ仙台を舞台にした「砂漠」という著者の作品があったが、似たようなテイストだったと思う。
あちらは後味が良かったが、こちらは少々重い。
また、琴美と椎名のちょっとした行動にイラつく。※「もう少し何とかしてよ!」と思ってしまう。
さらに、動物虐待、外国人差別、HIV偏見という社会性のあるテーマにも触れてはいるが、それぞれの深堀は無く、総花的になってしまい却ってぼやける。
そういうこともあり、「砂漠」でつけたポイントより1点下げて6点というところか。
最後に、残された二人はその後どうなるのか。
余韻は残った。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.25:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

久々読み終わりました。

りゅかさん
DSQDHULA
No.24:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

??からハラハラドキドキ、最後は納得

本屋大賞を始め各種のミステリーランキングに入り、映画化もされた話題の作品。読み始めは「これがミステリー?」と疑問符だらけだが、最後にはきちんと伏線が回収されて納得できるユニークなミステリーである。
大学入学でアパートに引っ越してきた椎名は、最初に出会った隣人・河崎に「一緒に本屋を襲わないか」と誘われる。その目的は、1冊の広辞苑を奪い、隣室の外国人にプレゼントするためだという。優柔不断の塊りのような椎名は結局、河崎とともに書店を襲い、一冊の「広辞林」を奪うことになる。その2年前、同じ街のペットショップに勤める琴美は、同棲中のブータン人・ドルジと一緒に行方不明の黒柴犬を探しているうちに動物虐待犯たちのグループと遭遇し、トラブルに巻き込まれた・・・。
二つの物語が、どうつながっていくのか? その構成の奇抜さは、まさに伊坂幸太郎ワールド。訳の分からないエピソードたちが、1つのミステリーにきちんと収束していくところが恐ろしい。推理を重ねて謎を解くというのではなく、作者の手によって常識的な思考を振り回されるところに快感がある。ある種の不条理な世界である。
本格ミステリーではなく、アップテンポな風俗小説を読みたいという方にオススメする。

iisan
927253Y1
No.23:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

動物が酷い目にあう話は嫌いだって言ったじゃないですか!

最初に”この映画の製作において動物への危害は加えられていません”という注意書きがありますが、実際には犬猫を遊びで殺すクズどもが登場する作品です。
この作品で一番重要な部分は本来そこじゃないんでしょうが、自分のような、作り話の中で人間は何人死のうとかまわないけど、犬や猫が殺されるのは作り話の中でも嫌だという人は要注意です。
私は途中から話の本筋よりも、「この遊びで犬猫を殺している奴らが出来るだけ酷い死に方で死にますように」と祈りながら読んでしまいました。
その点抜きにしても最初はユーモラスな雰囲気の話かと思いきやどんどん重い結末に向かっていき、あんまり読んでいて楽しい作品ではありませんでしたね。

途中までは「これはミステリなのか?」と思いながら読んでいましたが、真相部分に触れると、それまで多くの伏線が張られていたことがわかり、その点は関心しました。



▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.22:
(8pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

中盤のハラハラと終わった後のせつなさが心に残る作品だった。

conejo
ZYHEZN1P
No.21:
(8pt)

ブータンってとてもいいところなんでしょうね

伊坂幸太郎は正義感の強い人なのでしょう。一気に読み終えました。

わたろう
0BCEGGR4
No.20:
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

私は思いっきり騙されました。でも、叙述トリックがこの小説の中心ではないように思います。それは1つの楽しみに過ぎず、ミステリーの仕掛けだけではなく、切なさや登場人物の心情を楽しめました。

謎を先出しにしてくれているので、結末を予想するとかではなく、どうしてそうなったか経緯を読ませる作品ではないでしょうか。現在と2年前を交互に読み進めていくに連れて、切なさに魅せられてしまいました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.19:
(6pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

気になるタイトルですが深読みしないで忘れて読むことをお薦めします。

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
No.18:
(8pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

タイトルがセンスある

mick
M6JVTZ3L
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

物語の半分ぐらいまで、なじめず途中でやめようかと
思った。やめないでよかった。
トリックがわかったからとか
おちがわかったとか
で 評価している人がいますが
そういうミステリーの話ではない気がします。

jethro tull
1MWR4UH4
No.16:
(8pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

!

▼以下、ネタバレ感想

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hiloaki
QC6TR8ZY
No.15:
(7pt)

優しさと切なさのコインロッカー


▼以下、ネタバレ感想

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アントンリブ
J9QWGWDO
No.14:
(9pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

面白かったです。
主人公の純粋さが良かったね。
映画化すると大概イマイチです、これは映画もなかなかおすすめです。

▼以下、ネタバレ感想

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レッダーン
JX3FQ5JY
No.13:
(10pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

この歴史的名作がランク「C」って、あんた・・。伊坂テイスト全開の余計な言い回しが少々鼻につくけど、重くて切なくて悲しくて爽やかで温かい大傑作と思います。作家として全盛期の階段を駆け上る勢いの為せる業ってやつですな。ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか?

ルーハーボーイ
7R65EL2S
No.12:
(6pt)

Good!

題名にそそられる。

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たろう
8S15XOHI
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

期待を裏切らない作品。
大学に入学早々に本屋を襲うという、突拍子もない話から始まります。
一体何の話だ?と思うかもしれませんが、どんどんつながっていきます。
過去に何があったのか見えてきます。
そして、話がひとつになった時、コインロッカーに何かを預けるアヒルと鴨の風景が思い浮かぶでしょう。

Hidezo
GX0TU62Y
No.10:
(3pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

登場人物のキザな感じがいまいち好きになれず、オチもいまいちでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.9:
(5pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

うーん

呑んだくれ
P3S7II56
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

見事にひっかけられた。気づきそうなところはあったのに(負け惜しみ)。過去と現在の交叉が徐々に小刻みになってくる演出も良かったです。真相は哀しい物でしたが、ラストは清々しく感じました。

水生
89I2I7TQ
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

初伊坂作品。本屋の襲撃を持ちかけられた大学生の現在とペット連続殺傷事件を追う2年前の琴美の物語が、最後につながるミステリ仕立ての青春ストーリー。メイントリックはなんとなくこうじゃないかと予想していて、大体合っていたんですが、全体的にミステリというよりは、トリックがなければ一般文芸に近いのかなと感じました。

ジャム
RXFFIEA1
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