グラスホッパー



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初公開日(参考)2004年07月
分類

長編小説

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グラスホッパー (角川文庫)

2007年06月23日 グラスホッパー (角川文庫)

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.45pt

グラスホッパーの総合評価:7.36/10点レビュー 449件。Bランク


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全22件 1~20 1/2ページ
No.22:
(6pt)

グラスホッパーの感想

伊坂ファンの私としてはちょっと物足りない。
伊坂作品よろしく読みやすい、テンポがいい、
引用がオシャレ、会話が面白い。
しかし、この作品はストーリーがイマイチ!
殺し屋の物語だが、読み口が軽すぎ、引き込ませる感じも少ないし、オチも微妙。
マリアビートルに期待!

マビノギオン
ETOPY8N1
No.21:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

スピード感を楽しむ殺し屋小説

2004年に発表された「殺し屋シリーズ」の第1作。3人の殺し屋と「妻を殺した男への復讐を横取りされた」男の群像劇である。
愛妻を寺尾の長男に轢き殺された「鈴木」は復讐のため寺尾が経営する怪しげな会社に入社し、長男殺害の機会をうかがっていたのだが、長男は交差点で道路に出て車にはねられた。これは事故ではなく、殺し屋の「押し屋」が仕掛けた殺人であると判断した会社は、鈴木に押し屋の尾行を命じる。仕事中に偶然この事件を目撃した殺し屋「鯨」は、かつて押し屋に苦杯をなめさせられたことがあり、押し屋を追跡することになった。もうひとりの殺し屋「蝉」は、鯨に殺人を依頼した政治家から鯨を殺すことを依頼されたのだが、仕事を完了する前に、寺尾の会社が押し屋を探していることを知り、自分が押し屋を抑えれば有名になれると考えて、押し屋の追跡劇に参入した。かくして、3人の殺し屋の三つ巴の戦いと平凡な若者である鈴木の身の程知らずの復讐が絡み合い、物語は予測不能のドラマを展開することになる・・・。
誰が主役なのか? 最初は鈴木のように見えるのだが、次第になかなか正体を現さない押し屋のようになり、最後には3人の殺し屋と鈴木を操る神のような存在、運命論が主役かと思わされる。こうした予想を裏切るような、しかもスピード感のある展開とキレがよくユーモラスでありながら意味深い会話が相まって、最初から最後まで楽しめる物語である。
伊坂幸太郎ファンはもちろん、軽快なエンターテイメント作品を読みたい人には自信を持ってオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.20:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

グラスホッパーの感想

 
 復讐を企み犯罪組織に潜入した「鈴木」は復讐の相手を何者かに横取りされてしまう。 存在不確かな殺し屋「押し屋」の仕業? 後に引けなくなった鈴木は押し屋の正体に迫ろうとする。 その他方で、押し屋の存在を嗅ぎ付けた殺し屋「鯨」と「蝉」もそれぞれの思惑を持って動き始めた。 3人の男の視点で描かれ、幻想的要素も綯交ぜにした殺し屋エンターテイメント。

 復讐、殺し屋そして裏社会とアンダーグラウンドな世界を舞台にしながら、暗い雰囲気はほとんど搔き消されてます。 鈴木の行き当たりばったりの行動や蝉と岩西の掛け合いは笑ってしまうような愉快さを持ち合わせ、3つの視点で流れるように展開される物語は殺し屋小説ながら非常に軽快です。
 しかし「押し屋」に迫る群像劇、完全に消化されないまま尻すぼみに終わった感じは否めないです。 ★は6つ 
 

りーり
9EDFH0HC
No.19:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

マリアビートルに期待

期待して読んだだけに、そんなでも無かったです。
鯨と蝉の殺し屋との絡みが思ったほど無く、むしろ主人公とはあまり関係ないような。。。
交錯するのも少しだけで、肩透かしでした。

でも、文章はすごく好きで、ユーモアがあり、読みやすい。
この作者の本は大好きです。

マリアビートルまだ読んでないので期待。

halhi
II1T2RT1
No.18:
(6pt)

グラスホッパーの感想

マリアビートルを読むためにと読みました。
中盤はテンポよく読み進められたのですが、ラストで息切れした感がありました。

conejo
ZYHEZN1P
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ハイテンポな殺し屋小説

いわゆる裏社会が舞台になっているので残酷な暗い話かと思いきや、いつもの伊坂幸太郎のようにユーモア溢れる小説です。

鈴木、鯨、蟬の3人の目線で物語は進んで行きますが、鯨と蟬の2人の殺し屋の話は軽く感じてしまいました。それが非常に残念。あくまで主人公は鈴木で、その物語を構成する脇役なのでしょうか。

最後のシーンのオチは好きです。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.16:
(4pt)

グラスホッパーの感想

伊坂作品としては、いまいちの内容

mick
M6JVTZ3L
No.15:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グラスホッパーの感想

3人の主人公の話が、交互に繰り返されながら重なり合う。昔からよくあるピカレスクというジャンルに入るのか、音(音楽)が無く設定地が仙台でないこと、ファンタジー性が見当たないことが 伊坂作品としては少々異例といったところだが、悪が明確で、構築されたプロットやスピード感は伊坂そのもので満足。

とも
4ND5R58B
No.14:
(10pt)

グラスホッパーの感想

!

hiloaki
QC6TR8ZY
No.13:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

初伊坂幸太郎さんの小説。

初めて伊坂幸太郎さんの小説を読みました。
最初はミステリーのようなドキドキハラハラ感、謎というような感じはあまりないのですが、なんだか引っかかっていて、ずっと読んでいきたくて...
だんだん面白くなって、離れられなくて、スピード感もあります。
だけど、結末はちょっと物足りないと思います。

ssunakoo
3AWS0X8U
No.12:
(4pt)

グラスホッパーの感想

殺し屋2人と私の3人が順番に物語が続きます。
面白く読めるのですが
何かが足りない
後味が良くない
ラストが・・・

jethro tull
1MWR4UH4
No.11:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グラスホッパーの感想

マリアビートルと続けて読もうと思い、年末年始のために温存しておきました。
「殺し屋もの」ってことで構えていたのですが、全然ドロドロしていない。
それぞれ個性あるキャラクターに愛着も出てきます。
とにかく、いろんなことが起きて着地点が全く予想できません。(作者も探り探りだったのだろうか?)
マリアビートルへ続く序章として、読んでおきたい作品。

Hidezo
GX0TU62Y
No.10:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

グラスホッパーの感想

相変わらず伊坂幸太郎作品らしいと感じる、ちょっと外れた登場人物達。そして音楽に絡んだキザなセリフや軽妙なテンポは読んでいて楽しかったです。小説ならではと感じます。
個人的に苦手な、著者作品に入り込む悪意の模様については、本作の世界が殺し屋達の物語なので、そういうものだと嫌な気持ちにならずに読めたのが良かったです。

ザ・一般人代表といった鈴木の巻き込まれ型作品で、様々な殺し屋達の視点と共に物語が進み、どこに着地するのかわからない楽しさがありました。
が、一方、読み終わってみると、何も解決していないような、何かが心にグッと残るでもなく、一時の夢のように通り過ぎてしまった不思議な余韻を感じました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.9:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

グラスホッパーの感想

3人の殺し屋の視点(ひとりは鈴木の視点ですが)が交互に切り替わり物語が進んでいき、徐々に終点に向け3人が近ずいていきます。「ラッシュライフ」にような複数の人生が見事に絡み合うような感動はありませんでしたが、3人の殺し屋それぞれにどぎついほど個性が強く面白かったです。
他の伊坂作品と比べ独特のテンポがなく若干読みずらかったです。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.8:
(6pt)

グラスホッパーの感想

普通に楽しめた。ただ心に残る物語かと聞かれれば「残らない」物語だった。

りょうま
0TES0ZJ0
No.7:
(5pt)

グラスホッパーの感想

鯨、蝉等のキャラは良かったけど内容はアッサリしすぎてると思う。オチも含めミステリーな部分が欲しかった。

えいいち
EJY2OG04
No.6:
(7pt)

グラスホッパーの感想

個性的な登場人物ばかりでとても良かった。

呑んだくれ
P3S7II56
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

グラスホッパーの感想

非常に面白かったですね。伊坂作品では、1、2を争います。登場人物は殺し屋ですから、正義やモラルは関係ありません。その為、感情移入する事無く展開を見れますので、伊坂節のセリフにもイラつかず素直に楽しめました。ただ、唯一気に入らないのがラストシーンに出る人物のキャラでした。列車が長すぎるって言うから、まあ良しとするか。

なおひろ
R1UV05YV
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(8pt)

グラスホッパーの感想

やっぱりホテルのバイキングは片っ端から食べまくるよね。そんなことはどうでもよいけど、殺し屋の話なんてどうせ仁義なき戦いのような日本刀でぶったぎるような話だと思っていたら大間違いだった。
鈴木さんはいい人だ。
とても想像していたより素晴らしい作品でした。

マグル
ZH9M7YFR
No.3:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

グラスホッパーの感想

バッタは密集したところで育つと、黒ずんで凶暴な飛びバッタ(グラスホッパー)となるらしい。
同じように密集した世界で生活する「人間」だから、その中には凶暴な連中もいる。
伊坂氏十八番の、数人の視点から物語を紡ぐ形式の物語です。 今作は複数の「殺し屋」です。

これまで読んだ伊坂作品には、それぞれテーマがあって、こっそりとメッセージを記していた様に思います。
殺し屋による殺人が繰り返される中、この作品は、作者が結局何を訴えたいのか汲み取る事が出来ませんでした。(力不足)
最後のオチにも驚かされましたが、読み手によって色んな解釈ができる、そんな難しくて奥の深い作品な気がしました。

これだけ読後色々考えた作品は久しぶり。
面白かったというより、印象・思い出に残る作品になりました。

▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
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