SOSの猿

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

6.00pt (10max) / 5件

5.12pt (10max) / 49件

Amazon平均点

3.10pt (5max) / 112件

楽天平均点

3.09pt (5max) / 606件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

9pt

サイト内ランク[]

D

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

0.00pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
5,577回
お気に入りにされた回数
1
読書済み登録回数
88
このページのURL

あらすじ

2009年11月26日 SOSの猿

ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空―救いの物語をつくるのは、彼ら。(「BOOK」データベースより)

評判

SOSの猿の評価:

6.00/10点 レビュー 5件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

SOSの猿の総合評価:

6.19/10点 レビュー 117件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(6pt)

因果の話?

他の伊坂幸太郎の作品と比べて特異的であるように思います。はっきりとした結末に、理解しやすい内容であるいつもの雰囲気とは少し異なる作品でした。私の話と猿の話、どっちの内容だったか途中でわからなくなってしまったことなど、丁寧に読まないとわかりにくいです。ただ、2つの話が平行して進んでいく構成は、続きを読みたい!と思わされて、一瞬で話にのめり込んでいきました。曖昧な言い回しが多く、はっきりしたことを伝えずに、捉え方は読者に任せているのかなと感じました。

どんなことにも因果関係がある、という切り口から異なる話がどこかで繋がるという話なのかと思っていたら、中盤にはその考えは消えていました。何が良くて何が悪いのか、そんなメッセージを伝えたかったのかなとも思いますが、はっきりそうとも言えない感覚もあります。私には難しい作品でした。

主人公の1人が二郎という名前なのに、兄が出てこないのは少しモヤモヤします。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.4
(8pt)

SOSの猿の感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら

とも
4ND5R58B
No.3
(8pt)

SOSの猿の感想

ひきこもりと株の損失、交通事故に虐待、そして孫悟空。
これらにどんな関わりがあって、どんな結末を迎えるのか、全く予想できなかった。
こういう突拍子もないものを、うまくつなげて話をまとめるのは作者ならでは。
内容的には、なんだこれ?と思う人もいるかもしれません。

Hidezo
GX0TU62Y
No.2
(5pt)

孫行者ってなに

著者らしく「私の話」と「猿の話」が交互に展開されていき、どんなふうに繋がっていくのか期待されるところだが、どうも物語の力強さというか引っ張るスト-リ-性が弱い。これが、なかなか話の起伏も無く進んで行くので単調に感じてしまい脱落者もいるかと思う。

それにしても、題名みれば分かると思うが、西遊記の孫悟空が関与する話なのだが、いちいち孫行者とか難しい言い回しは意図はあるのだと思うがめんどくさいよ。

ただ、最後まで読み終えれば、それなりのメッセ-ジ性もあり、繋がりの持たせ方・オチの付け方は流石の領域。空想と現実の上手い取り方、重力ピエロにあったような犯罪に対する提議は考えさせられる。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1
(3pt)

SOSの猿の感想

たまに、伊坂作品は眠くなるが、 結構辛かった。先が読めるぐらい読んだので、ビギナーが読むと良い。

ビッケ
K1LY4PU3

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.112
(3pt)

綺麗な本でした

帯は無かったですが、カバーも中も綺麗でした
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.111
(4pt)

大変面白かったです。

交互に現れて同時進行的に展開する2つの話、「私の話」と「猿の話」。この2つがどこでどう繋がるのかと読み進むうちに、孫悟空の分身を介して一つの物語に収斂する。そこでのテーマは「人間の善と悪」と言う事と感じられた、いつも軽妙なトーンで楽しませてくれる著者に似合わぬ重いテーマは消化するのが困難で、結末には唐突な感が残った。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.110
(4pt)

大変面白かったです。

交互に現れて同時進行的に展開する2つの話、「私の話」と「猿の話」。この2つがどこでどう繋がるのかと読み進むうちに、孫悟空の分身を介して一つの物語に収斂する。そこでのテーマは「人間の善と悪」と言う事と感じられた、いつも軽妙なトーンで楽しませてくれる著者に似合わぬ重いテーマは消化するのが困難で、結末には唐突な感が残った。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.109
(4pt)

あなたが自分の人生楽しまないと、息子の真人だってしょぼくれたままだよ

本書読後に五十嵐大介の『SARU』を読んでみました。
 人類の存在価値にまで言及される『SARU』の世界規模のカタストロフ物語と比較すると、本書『SOSの猿』は日本の一地域というミニマムな世界におけるお話ですが、個々のミニマムなお話が地球的規模の破滅を防ぐというバタフライエフェクト的関係性を感じさせられました。
 『SARU』の中で「青年の母親が家族旅行の写真をリビングに飾った」ことがSARUの脅威を封じることに貢献した、だから小さなことを侮ってはいけない、と語られる場面があります。
 そして『SOSの猿』では、引きこもりの息子を持つ女性、辺見奈々が、リビングに飾られた家族写真について「これはチベットに行ったときの写真でここにいる僧侶はナムギャル君ていうの」「こっちはイタリアで出会った神父のカンディド」と語られる場面がありますが、ナムギャルとカンディドは『SARU』における重要な登場人物になります。
 また、『SOSの猿』においてコンビニ前で合唱の練習をしている雁子(かりこ)が「わたしたちが歌うと空のずっとむこうの目に見えない石が、聴いている相手に落ちてくる」と歌の効力を比喩的に語る場面がありますが、『SARU』の登場人物ビエラ・カリは歌の魔法で現実に隕石を落とすことができます。
 また、『SOSの猿』の中で孫悟空の分身の話が出てきますが、そこでの語りは『SARU』の話そのものですので、『SOSの猿』で十分イメージがつかめなかった人は『SARU』を読むことをお勧めします。『SOSの猿』と『SARU』はお互いを補完しあう関係にもあります。片方を読むと片方をより理解することができるでしょう。
 他にも『SOSの猿』と『SARU』の共鳴しあう場面は多数ありますが、「一人の人間には善い部分と悪い部分とがあって、それはいつも綱引きをしていて戦っている。決着はつかない。大事なのはバランス」という考え方においてテーマは共通しているように思います。
 もうひとつ、両作品において共通するのは、「小さな物事が世界を変える兆しかもしれない」という因果関係の物語であるという点。
 というわけで、『SOSの猿』を読んだ人には『SARU』を、『SARU』を読んだ人には『SOSの猿』をお勧めしたいですね。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.108
(4pt)

あなたが自分の人生楽しまないと、息子の真人だってしょぼくれたままだよ

本書読後に五十嵐大介の『SARU』を読んでみました。
 人類の存在価値にまで言及される『SARU』の世界規模のカタストロフ物語と比較すると、本書『SOSの猿』は日本の一地域というミニマムな世界におけるお話ですが、個々のミニマムなお話が地球的規模の破滅を防ぐというバタフライエフェクト的関係性を感じさせられました。
 『SARU』の中で「青年の母親が家族旅行の写真をリビングに飾った」ことがSARUの脅威を封じることに貢献した、だから小さなことを侮ってはいけない、と語られる場面があります。
 そして『SOSの猿』では、引きこもりの息子を持つ女性、辺見奈々が、リビングに飾られた家族写真について「これはチベットに行ったときの写真でここにいる僧侶はナムギャル君ていうの」「こっちはイタリアで出会った神父のカンディド」と語られる場面がありますが、ナムギャルとカンディドは『SARU』における重要な登場人物になります。
 また、『SOSの猿』においてコンビニ前で合唱の練習をしている雁子(かりこ)が「わたしたちが歌うと空のずっとむこうの目に見えない石が、聴いている相手に落ちてくる」と歌の効力を比喩的に語る場面がありますが、『SARU』の登場人物ビエラ・カリは歌の魔法で現実に隕石を落とすことができます。
 また、『SOSの猿』の中で孫悟空の分身の話が出てきますが、そこでの語りは『SARU』の話そのものですので、『SOSの猿』で十分イメージがつかめなかった人は『SARU』を読むことをお勧めします。『SOSの猿』と『SARU』はお互いを補完しあう関係にもあります。片方を読むと片方をより理解することができるでしょう。
 他にも『SOSの猿』と『SARU』の共鳴しあう場面は多数ありますが、「一人の人間には善い部分と悪い部分とがあって、それはいつも綱引きをしていて戦っている。決着はつかない。大事なのはバランス」という考え方においてテーマは共通しているように思います。
 もうひとつ、両作品において共通するのは、「小さな物事が世界を変える兆しかもしれない」という因果関係の物語であるという点。
 というわけで、『SOSの猿』を読んだ人には『SARU』を、『SARU』を読んだ人には『SOSの猿』をお勧めしたいですね。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801

その他、Amazon書評・レビューが 112件あります。
Amazon書評・レビューを見る