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オススメしたい作家や小説

レビュー数
89
最近のレビュー
6pt

真夜中のマーチの感想

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ここ最近、当たりの作品を手にしていない。そんな本に当たれば、ほんとうに寝るのも忘れ読み続けてしまう。逆に 途中で気乗りのしない作品にあたってしまうと、ついつい 途中で他の本に手が伸びてしまい、進まない頁が更に停滞してしまう。そんな訳で 現在6冊を回し読み中、ということは6冊すべて大したことがない、という悲しい現実ではあるのだが (;´д`)トホホ…この作品は、コンゲーム的要素を取り入れたクライムノベル。一言で言えば、詐欺まがいの方法で集めた10億円を巡り 3組の凌ぎ合いをするストーリー。とはいえ、この手の作品の常道で ポップには仕上げてあり、少々の犯罪など吹き飛んでしまう爽快感はある。が、いいところといえばそれくらいで、プロット、スピード感、人物描写、リアリティ、全てにおいて 中途半端で浅すぎる。特に、思いのほか 迫力のないスピード感、いまいちキャラクターがありきたりで中途半端な登場人物、コミカルチックにしたかったのだろうがそれも弱いし、完全犯罪といいながら 手抜きの計画は作家の怠慢か能力か(;´д`)トホホ…これが例えば、道尾秀介「カラスの親指」なんかだと、徹底的にストーリー構築しキッチリと笑いを取っているし、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」「グラスホッパー」なんかだと、圧倒的なスピード感と悪役が憎々しいほどにワルであるので 主人公との対比でキャラクターが引き立ち 作品にのめり込んでしまう。もし、これらの作品を読む前に この作品を手に取っていれば、もう少し違った感想になったのかもしれないが。とはいえ、病人を病院を徹底的にパロディー化した かの名作「イン・ザ・プール」や、圧倒的なキャラクターを描ききったクライムノベル「サウスバウンド」と同じ作者かと思うと、相当に残念な作品。  了

6pt

青の炎の感想

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初めてこの作家の本を読んだのは『黒い家』。これには衝撃作だった。ただただ、怖かった。それ以来、この作品は 私の中では、ホーラーとしてはダントツに怖い作品のトップに君臨し続けている。そうしてそれ以降、この作家の作品には 折に触れ 手にとってきているのだが、これといった作品に出会うことはなく、実は万を持して この作品を手に取った。結果的には、残念ながらこの作家とは相性がよくないのだろうか、全く心を打たない。内容としては、母の別れた義父が、家に押し入り住み込み始めることから、この作品は始まる。義父は危険人物である。だから消さなければ、母と妹は守れない。真面目で少しばかり頭はよい優等生の少年が、狭い視野、少ない知識で可能な限り考え抜いた殺人計画。それが成功に終わるのか失敗に期すのか、そんなストーリーではある。犯罪に手を染めるまでの、その後の精神状態についは、実にリアリティーがある。とはいえ、おそらく主人公が高校生ということで意図的に考慮されてなのではあろうが、その分内容が貧相で視野が狭く。。。結果的には、私にとっては 薄っぺらなないように感じてしまったのも事実。殺人というものはおそらく、殆どの人が経験しない世界である。その1線を越えた先にあるものがどのようなものなのか、勝手な想像は出来ても実際のところは分からないし。が、しかし その中でも 「タガが外れ」易くなることは、これは人間の弱さとして想定できる間違いない事ではあろう。それが故に、人間社会には 法律があり、道徳があり、倫理があり、常識や慣習があり、規制されるのである。それが時には、煩わしくもあり縛られることに対する息苦しさもあるが、換言すれば 外圧からの抑制になっていることも事実なのである。少年から青年に移行する時代の、特に男子諸君には、殊のほか この制約が煩わしく感じらせる時期があり、無意味に抵抗/反抗してしまう経験をするものである。そんな 逆にバランスの悪い時代を生きる青少年に対して、意図的に緩和する少年法は必要なのだろか、小賢しいガキどもにとっては逆に犯罪を助長させるきっかけにはならないだろうか。そんなことを感じながら、自分の青春時代を思い出しながら、犯罪に手を染めるかどうかは、紙一重のことなんだろうと。よくぞ前科を受けることなく生きてこられたことにただただ感謝するばかりでありながら、だからこそ こういった特に少年の悲しい犯罪小説に対しては厳しい評価になったかもしれない。評価は低いが優秀な作品ではありますので、一度手に。  了

7pt
7pt

ある閉ざされた雪の山荘での感想

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2017年、東野 第二弾は、前回の『仮面山荘殺人事件』に味をしめ、同じ系統の密室、叙述ミステリーを選択。結果から述べると、上記作品に比べれば やや小粒感は否めない。とは言うものの、題名の付け方、物語の進行、トリッキーさ、スピード感、それと読み始めると止められない徹夜本であることは間違いない。評価が少々低めなのは、東野作品としての期待値に対してであり、他の作家との相対評価では決してないので悪しからず。さて、ストーリーはというと、ある劇団のオーディションで、劇団員から選抜6名と外部から1名、彼が主人公でありストーリーテラーなのである、の計7名の役者が選ばれる。ある日彼ら全員に、信州のとあるペンションへ来るようにとの演出家からの連絡があり 集合することになるあたりで、題名からも 「ああ、大雪が降って閉じ込められて、そうして殺人事件が起こるんだろうなぁ」と勝手に想像するのだが・・・、しかし この想像は 早々に駆逐される。彼らが到着するやいなや 演出家からの速達便にて、ミッションが告げられる。次回作品は密室連続殺人がテーマなので、『このペンションで過ごす4日間、あたかも実際に密室連続殺人が起こることを擬似して過ごすように』。但し書きとしては、あくまでリアルに過ごす必要があるので、外は大雪と想定して外出不可、もちろん外部との電話などの連絡も一切断つ様に。これを違反すれば、選抜は即時取り消しとなる、という注意書きがある。これにより、この瞬間よりペンションは人工的に密室と化すこととなる。こうして きっちりと殺人事件が発生するのだが、すでにこの辺でトリッキーさ満載で、物語に引き込まれてしまう。さてはて、犯人は誰ぞや!4日間が過ぎたあとに、なにが起こるのか( ^ω^)ワクワクそんなこんなで、無理矢理感がたぶんにあるのは読者だけではない、作中の登場人物にとっても同じで、とはいえ 伏線はきっちりと張りめぐらされている。しっかりとしたどんでん返しもある。きっちり誘導にも引っかかった。しかし、この というか東野作品の面白さは、兎に角読みやすく、スピード感があり、文字がそのままビジュアルに変換する表現であり、あたかも登場人物の一員になった感がする。間違いなく秀作であるので、読もうと思っておられる方 ご心配なく!!!  了

6pt

中国毒の感想

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時事や登場人物等が中途半端に実在しており、ノンフィクションとは思えないリアル感満載は、当作家 いつもながらの作風。当作品は、鳩山政権下で実際にあった韓国哨戒艦沈没事件や宮崎の口蹄疫、沖縄基地移転、サリン事件、警察庁長官狙撃事件なんかと絡ませて、このヤコブ病激増の真実を突き詰めていくというもの。冒頭 ニューギニアで実際にあった笑い死病、その後 日本で起こる一見なんの関わりもない殺人事件が、どうやらクロイツフェルト・ヤコブ病と関係があるのではないかということを、曰くあるジャーナリストや警官、病院関係者が 関係者がどんどんと亡くなることから なんとなく気づき始め、調査していく中でつながっていき、真相を探っていくうちに、驚くべき真実が浮かび上がっていく。とはいえ、中国が毒物の入った食品を輸出し続けていることは事実で、既に中国産がとんでもないものと忌避されてはいる。とはいえ、分かりながらも市場に出回る毒食品、それをする中国はもちろん悪であるのは間違いないが、輸入品に対する国や納入業者の管理や意識の体制の不十分さもあるのではないだろうか。とくに政府側としては、政治のカードとして押さえつけられ、軍事力でビビらされている現実。わかってはいるものの、今更ながらに対外戦略(それが戦略と呼べるものなのか迎合なのかは別に)と称して必死に隠す政府や官僚の弱腰外交にも辟易とする。人命に関わる食品である。購入者側責任といっても、加工前の食品には産地明示義務が出来たが、加工品には未だに明示義務ない。とはいえ、数年前 日本で大ブームになった、産地偽装はなにも中国だけではない所をみると、日本人のモラルも相当に低下してはいるのだが。。。全てが、金や利権に関わるからこそ難しいのだが、もう少しなんとかしろよ!と言いたくなる、ある意味 結論の出ない後味の悪いテーマに対する追い打ち作品となっていたため、評価は低めとする。とはいえ、単に読み物としては十分にスピード感も迫力も真実味もあり楽しめるので、そこは読み手に委ねられるのであろうが。  了

7pt
6pt

謀略の首 織田信長推理帳の感想

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探偵役を信長に据え、時代背景は歴史的には少々マイナー気味な第一次木津川沖海戦で大敗北を喫した以降、鉄甲船を製造する間の出来事となっている。実は日本の歴史でも、思いのほか海戦は数少なく、源平の盛衰を決した屋島・壇ノ浦の戦い、この信長対石山寺本願寺での勝敗を決した今回の第一次、第二次木津川沖海戦、あとは第二次世界大戦で日本の敗北を決定づけたマリアナ・レイテ沖海戦くらいしかなく、ただしこれら海戦はその後の歴史に大きく影響する戦いであったことは間違いない。文頭の第一次で壊滅的敗北を喫した信長側九鬼水軍が、数年後には圧倒的逆転勝利を修たのに鉄甲船は不可欠であった。この鉄甲船、単に船に鉄板を張ったというイメージくらいは浸透しているかもしれないが、日本海軍的には革新的な船なのである。もちろん、名前は有名かも知れないものの 単に船の周りに鉄板を貼っただけではない。サイズは20mを越える当時の最大サイズなれど、その上に3層の天守閣、3門の大砲を備え、ぐるりと鉄砲用の穴が空いている。構造的にも、それまでの箱型(ボートの様なもの)の不安定な形状から、ヨーロッパで開発された最新式竜骨(船首から船尾まで一本の軸を通した様が龍の背骨の様に見えることからそう呼ぶのだが)式で、更に船底に穴があいても沈没しないよう、細かな間仕切りがされたというから、その最新の技術力を取り入れる信長の柔軟性には感服するものがある。まぁ、そんなこんなでここからは歴史的事実かどうかはわからないが、本願寺側の毛利家のブレーンである小早川隆景(毛利元就の三男で、秀吉5大老の一人)、信長がこんな船を作っていると知れば、いてもたってもいられなかったであろう。そんな訳で、鉄甲船を製造しようとすsる信長軍団とそれを邪魔する毛利の裏で行われた高いをミステリー調にしたのが当作品となっている。ミステリー的には、最初の被害者 船大工の棟梁を殺したのは誰か?なのだが、登場人物が信長はじめ、蘭丸、滝川一益、九鬼嘉隆、本願寺顕如、下妻頼廉、小早川隆景等々と、実はオールスターとは言い難い二軍選手感はあるものの、逆にそれが歴史好き玄人はだしにはたまらないのではないだろうか。ミステリー的には作家得意の暗号が用いられるが、残念ながらこれは大したひねりもなく、評価を下げはしたものの、歴史的側面では そこは作家の十八番、キッチリと押さえるところは押さえられており、暇とエンターテインメント、あと少々の知的好奇心があれば、肩肘張らずに楽しめる一冊であることは間違いない。  了

6pt
8pt

本廟寺焼亡の感想

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生まれながら代々の京都人であることから、良きにつけ悪しきにつけ、寺社仏閣については馴染みはある。個人的なことを言えば、私が通った高校の土地は寺の借地であった。とはいえ、この高校、なにも寺が運営している私立ではなく 全くの公立高校である。そうして、授業をサボって近所の喫茶店で溜まって麻雀ゲームなんかをしていると、明らかにこちらもサボっていると思われる僧衣のままの若い坊さんもタバコを燻らしながら麻雀ゲームに勤しんでいる。教科書に載るような有名寺社の僧侶なんかは、ポルシェやフェラーリの乗り回している姿を万々目撃することも珍しくもなく、寺社の金権については、まったく違和感がない。そんな下地で読んだ当作だったので、少々 批判的感情が入っていないとも言えないが・・・。というわけで、当作表題となっている『本廟寺』は架空である。もしやと思い、調べてみたが、そのような名前の寺はやはりない。ただし、親鸞を祖とする浄土真宗の中の一派、真宗大谷派の総本山であり 正式名称「真宗本廟」が東本願寺であることからも、またその歴史的背景からも、同寺であることは明らか。この浄土真宗総本山で起こる連続殺人事件となっている。構成は井沢作品としてオーソドックスな、歴史モノを題材にした推理小説となっている。推理小説として見れば、残念ながら、というかいつも通りはあるのだが、それほど大したことはない。が、彼の本領となる歴史的側面を 推理小説に上手く取り入れ絡ませあう手法は、ただただ脱帽。さらに、彼独特の読みやすさとスピード感も健在で、一気に読めてしまう。特に今回の作品で突出しているのは、仏教の歴史的背景はもとより、真宗の教義と現実の乖離、金、権力等々を生々しく伝えてくれるところに 格段に面白さ上乗せされた秀作となっている。兎角、宗教というものは、ヒトは弱いものであり 楽な方へ楽な方へと流されてしまうことを認め、その弱さを理解し補う目的で 元は善意から発生しているのかもしれない。それは本来、坊主も同様であるはずである。が、その自浄作用を考えていなかった片手落ちか、年月が立ち その善意がお金や権力と結びつくことにより、もともとの教義は都合よく改変され保守に向かうのは、世界中の宗教共通であり、ある意味 一番 わかりやすく生臭いのかもしれない。そんなことを、考えさせらる一冊であった。 了

8pt

読書数
368
最近の読書で 8pt 以上の小説

B 8.00pt 7.50pt 0.00pt

京都、本廟寺。親鸞聖人直系で厖大な信徒数をほこるこの名刹で、時期教王の座をめぐる骨肉の争いがおこっていた。

A 7.42pt 7.62pt 4.17pt

不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。

C 8.00pt 8.00pt 3.00pt

夏の午後。古ぼけた大学の研究棟が嵐に閉ざされた。

B 8.00pt 8.00pt 4.67pt

「ヒミコは殺された」という謎めいた言葉をのこして古代史研究家が密室で殺害された。

A 10.00pt 8.00pt 4.08pt

帝ご寵愛の猫はどこへ消えた?出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫は、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消え失せていた。

B 9.00pt 8.00pt 3.82pt

純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。

B 8.00pt 7.50pt 4.25pt

「ヨシツネに殺される」謎の言葉を残し森川義行が失踪した。彼は佐倉財閥令嬢の婚約者。

B 6.33pt 6.25pt 3.85pt

一九七九年、軽井沢。世界を熱狂させたポップスター・ジョンは、妻と愛する息子との静かな隠遁生活を楽しんでいた―はずだった。

B 8.00pt 8.00pt 3.92pt

競争率300倍の難関を潜り抜け、日本から江戸国へ入国を果たした大学生の辰次郎。

D 6.00pt 5.12pt 3.10pt

ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。

A 7.46pt 7.22pt 3.32pt

弟・襾鈴の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允。襲いかかる鴉の大群。

B 8.25pt 7.19pt 4.38pt

東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。

B 8.00pt 7.67pt 3.67pt

「竜の涙」を飲んだことがありますか?都会の片隅で今夜もそっとカウンターに置かれる一皿、一杯。

B 6.95pt 7.12pt 3.65pt

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。

C 6.67pt 6.67pt 4.33pt

銀座の空から落ちてきた軍服の老人は、北京原人の化石を持っていた。

A 8.00pt 7.78pt 4.21pt

幼い息子の仇討ちを企てる、酒びたりの元殺し屋「木村」。優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。

A 9.00pt 7.05pt 4.16pt

ベストセラー『虐殺器官』の著者による“最後”のオリジナル作品。

B 6.56pt 6.73pt 4.03pt

9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。

C 5.00pt 6.04pt 4.07pt

一九七〇年の夏、海辺の街に帰省した“僕”は、友人の“鼠”とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。

C 9.00pt 6.44pt 3.84pt

さようなら、3フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。

B 0.00pt 6.82pt 4.22pt

あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。

B 6.00pt 7.39pt 4.24pt

〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。

B 0.00pt 7.50pt 4.39pt

『羊をめぐる冒険』から四年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。

B 7.50pt 7.44pt 4.27pt

不良債権を抱え瀕死状態にある企業の株や債券を買い叩き、手中に収めた企業を再生し莫大な利益をあげる、それがバルチャー(ハゲタカ)・ビジネスだ。

B 0.00pt 7.00pt 4.03pt

外資系投資ファンド会社勤務の野上妙子が休暇明けに出社すると、所属部署がなくなっていた。

B 9.00pt 7.42pt 4.51pt

最強と謳われる陸上自衛官・真田聖人の妻が惨殺された。妊娠六ヶ月、幸せの真っ只中だった。

C 5.00pt 5.92pt 4.31pt

教育実習のため母校に戻った広瀬は、教室で孤立している不思議な生徒・高里を知る。

B 0.00pt 7.45pt 4.57pt

「私を、異界へ喚んだのは、誰?」海に映る美しい月影をぬけ、ここへ連れてこられた陽子に、妖魔は容赦なく襲いかかり、人もまた、陽子を裏切る。

B 0.00pt 7.44pt 4.17pt

天啓にしたがい王を選び仕える神獣・麒麟。

A 0.00pt 7.77pt 4.63pt

恭国は、先王が斃れてから27年。王を失くした国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。

B 0.00pt 6.80pt 4.52pt

廃墟と化した雁国の復興に励む延王・尚隆と延麒。

B 0.00pt 7.09pt 3.84pt

驍宗が玉座に就いて半年、戴国は疾風の勢いで再興に向かう。

B 6.19pt 6.90pt 2.96pt

日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。

B 5.00pt 6.00pt 3.71pt

凄絶なミステリー類(たぐ)い希(まれ)な恋愛小説第9回 大藪春彦賞受賞作26年前の捜査資料と、中央通信の道平(みちひら)記者は対面した。

B 6.00pt 6.78pt 4.36pt

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき―百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸太夫が詠んだ歌に秘められた謎。

B 7.30pt 6.89pt 3.89pt

時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血・アルコール・女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。

B 7.00pt 7.00pt 4.31pt

山間の温泉町へ向かった列車から八人の乗客が消えた。

B 0.00pt 6.21pt 4.51pt

「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」。西条八十の詩集を持った黒人が、ナイフで胸を刺されて殺害された。

A 6.00pt 7.45pt 4.05pt

東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。

B 6.25pt 7.20pt 4.43pt

思わぬ運命の急変から、大金が至急必要になった四人の男女。

A 8.40pt 7.78pt 4.53pt

戦国の頃、三千両の黄金を携えた若武者が、七人の近習を従えてこの村に落ちのびた。

B 6.33pt 6.86pt 3.99pt

前任地での仕事の引継ぎに行って来るといったまま新婚一週間で失踪した夫、鵜原憲一のゆくえを求めて北陸の灰色の空の下を尋ね歩く禎子。

B 6.71pt 6.87pt 3.96pt

昭和十年一月、書下し自費出版。狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に著者の思想、知識を集大成する。

B 7.00pt 6.95pt 4.11pt

福岡市の香椎海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の某省課長補佐と愛人の心中と誰もが思ったが…。

S 8.15pt 7.47pt 4.02pt

瀬戸内海に浮ぶ獄門島-南北朝の時代、海賊が基地としていたこの島に、悪夢のような連続殺人事件が起こった。

B 8.25pt 6.98pt 3.96pt

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。

B 7.86pt 7.27pt 3.77pt

堀井香恵は、文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、ごく普通の大学生だ。

D 4.67pt 5.53pt 3.97pt

パリからロンドンに向かう飛行機のなかで、金貸し業を営む女性が変死体で発見された。

B 8.00pt 7.80pt 4.19pt

中2の夏の終わり、転校生の「僕&#x300d

B 6.00pt 7.13pt 3.73pt

13年前の夏休み最終日、僕は「裏山」でロープを首に巻いた美少女を見つける。

B 7.06pt 6.82pt 3.85pt

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。

D 2.00pt 5.27pt 3.66pt

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。